こんにちは、ももかですmomohsphss
いつのまにかシリーズ化した「こじらせHSS型HSP女子やりたいことを探す」の巻。
始めるきっかけになったのは、メルマガ読者さんに実施したアンケートでした。
それで改めて、私自身が、どうやって「やりたいこと」と向き合ってきたのか、正直なところをお伝えしようと思って記事を書き始めたんですね。
最初は、ノウハウとかワークとか、ご紹介しようと考えていたけど。
いつのまにか、エピソード紹介になってますwww
ここまで3回に渡って、どうしても伝えたいことを中心に記事にして。
なんか「やりたいこと探しガチ勢」みたいな、暑苦しい本気度、みたいなものを語っている自分がいて。
私にとって並々ならぬ想いが詰まったテーマだったんだな、と気づかされました。
メルマガ読者さんには、貴重な声と、私が自分の想いに気づくきっかけをいただいて、本当に感謝しています。
ありがとうございます<(_ _)>
私のやりたいことは、誰かの望みを叶えることだった
私にとって、「やりたいこと」を「やりたい」と言葉にして、実現していくことは、自分を大切に扱うことと同義なんですね。
人生のある時期に、
- 人の期待に応えれば傷つかない
- 相手が望むものを差し出せば仲間外れにならない
- 笑って相手を受け入れれば怒らせなくて済む
そういう、適応パターンを身につけたもので。
自分のキャパ、好き嫌い、スキルの有無を考慮せず。それこそ、命を守るために、この世界で生きるために、
他人が望む「ももか」を差し出すことが、私の生存戦略だったんです。
だから、ずっと、私のやりたいことは、だれかの望みを叶えることだった。
当たり前のように、親や世間一般の価値観を吸収して。
教えられたことを暗唱する生徒のように、それが自分の考えだと信じて疑わなかった。
他人軸で生きていることに気づかず、がんばれば、がんばるほど、心にポッカリ空いた穴が大きくなって。
社会人になると、日々のできごと、一つひとつを吟味する間もなく、流れの早い川で溺れて、息ができないような恐怖に襲われることもあって。
溺れないために、休まずもがき続けることしか、できなかったんです。
自分という存在を無視して作り替えようとする
誰かの望みを叶えること、そのものは、とても素晴らしいことです。
働くときも、人間関係を構築するときも、人間社会で生活するための土台になるものです。
ただ、それは、自分のキャパをきちんと把握して、使いどころを見極めたうえで提供して、初めて良い結果が生まれると思うんですね。
自分の限界、やりたいこと、やりたくないこと、現在のスキル、こういった部分を捻じ曲げて、相手に合わせようとするのは、
自分という存在を無視して、作り替えようとする行為
だと思うのです。
それって、だれの人生?
って心底、感じたとき。
私は「ブログが書きたい」という、自分のなかから湧いてきた、小さな「やりたい」のカケラを大事にする決意をしたんですね。
外から客観的に見てもらえば自分にピッタリの「やりたいこと」が見つかると思った
姉に相談したとき、私は「代わりに仕事を選んで」とお願いして。
あのとき、姉が「休め」と言わずに、「この仕事をやれ」と言っていたら…
私は、いまでも灰色の世界にいて、心のなかで、姉と仕事に文句を言いながら、自分を傷つける日々を送っていたでしょう。
人生の方向性に迷うとき。
そういう大事なときこそ、重要な決断を他人に委ねてしまうんですよね。
きっと、外から客観的に見てもらった方が、正しい選択ができると思う
だから、私の仕事、代わりに選んでほしい
もう、「やりたい」とか言わないから
やれ、って言われたこと、なんでもするから
こじらせHSS型HSP「親の影響」と終わらない仕事探し
このとき私は、本気で思っていたんです。
外から客観的に見てもらえば、自分にピッタリの「やりたいこと」が見つかると思った。
周りにいる人は「夢を叶えるお手伝いをしてくれる人」
これも、あるブロガーさんの受け売りなんだけど。
あなたの周りにいる人は、あなたを傷つける人ではなく。夢を叶えるお手伝いをしてくれる人なんだよ。
この言葉を見たとき、私はハッとしたんですね。
夢、というと大げさな感じがするけど。
- 望み
- やりたいこと
- ほしいもの
なんでもいいです。
たとえば、「家で美味しい紅茶が飲みたい」という夢(やりたいこと)があったとして。
紅茶を作ってくれるメーカーさん
商品をお店に届けてくれる運送会社さん
お店で販売してくれるスーパーの店員さん
みんな、夢を叶えるお手伝いをしてくれる人たちです。
そして大事なポイントは、あくまで「叶えるお手伝い」ってこと。
夢を決めるのは、あなたです。
ほかのだれでもなく。
自分の人生を、どうやって進めて、なにを選ぶのか。
その主導権は、絶対に、他人に渡してはいけないのです。なぜなら、あなたの人生だから。
周りにいる人は、夢を叶えるお手伝いをしてくれるけど、あなたの人生を代わりに歩んでくれるわけじゃない。
自分を大切にできるのは、自分しかいないのです。
「やりたい」と書いて「生きたい」と読む
私は高校生のとき、一度生きる希望を失いました。
1ミリも笑えなくなって、部屋に引きこもりがちになって、橋の上から身を投げようとしたこともあります。
心療内科を受診したら適応障害と診断されて、それから4年間投薬治療を受けました。
通りすがりの知らない人が、楽しそうに笑っている姿を見ると、「私とは違う世界に住む人だ」と思って、イライラすることもありました。
大人になっても、生きるのが不器用で。
営業会社で全国ランキングに載っても、最年少で昇進しても。「すごいね」「さすがだね」って言われても。全然、心は休まらなかった。
やりたいことやっているはずなのに、どんどん孤独感が強まって、世界にひとりぼっちな気がしてきた。

いつも強い子だねって言われ続けてた
泣かないで偉いねって褒められたりしていたよ
そんな風に周りが言えば言う程に
笑うことさえ苦痛になってた
↑あゆのA Song for xx。
高校生のとき、部屋に引きこもってループ再生して、泣きながら聞いてた。
彼氏がいても、友達がいても。
自分がいなかった。
いつ死んでもいい
そう思うことは、何度もあったけど。
本気で生き抜きたい
と思えなかった。

だから、私にとって、
「やりたい」という気持ちを大切にして実現していくことは、「生きたい」という魂の叫びを受けとることと、同じなんです。
私は、あなたの夢を叶えるお手伝いをする人
そんな感じで、少しずつ、やりたいことを通して自分と向き合ってきて。
いまの私が「やりたい」と思うのは、この経験を活かして人の役に立つことです。
ここまで来るのに、私はひとりじゃなかったです。
たくさんの人に支えられて、助けられて、励まされながら、1歩1歩、進んできました。
私は、あなたの人生を代わりに歩むことはできません。
あなたの夢を決めることもできません。
だけど、あなたの夢を叶えるお手伝いをする人に、なりたいと思っています。
なんか、とっても、しんみり自分語りしちゃったけど。参考になれば嬉しいです♪
それでは、また~
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