こんにちは、ももか(momohsphss)です。
このページでは、200人以上のHSS型HSPと話して盛り上がったテーマや、共通する悩みをまとめました。
もちろん個人差があるし、私に興味をもって話しに来てくれた人たちなので偏りはあります。
参考:すべてのHSS型HSPに共通する指標ではないことをご了承のうえ、自己理解の参考にしてください!
HSS型HSPの悩み:人間関係

問題なく見せるのが上手い
HSS型HSPの人間関係は、周囲に良好な印象を与えます。本人がどう感じるかは別として、問題なく見せるのが上手いんですね。
行動的でエネルギッシュだし、集団に溶け込んでピエロになるし。明るく行動的な気質が人を惹きつける魅力になっていると言えます。
人によっては陰湿な嫌がらせや、嫌味を言われたりしますが、その中でも評価してくれる味方がいるんですよね。
いじめにあった経験を持つ人もいますが、同じくらい人に恵まれていると感じています。
とくべつ嫌われないけど、そんなに仲良くもならない
HSS型HSPは、持ち前の明るさや話題の豊富さで会話を盛り上げるのが得意です。HSP気質も持ち合わせていて、とても空気が読めます。
その場の正解に寄せて言葉を選ぶので、どの集団でも無難に関係を築きます。結果的に、とくべつ仲良くもならないけど、嫌われもしない関係ばかりが増えていき、「なんか違う感」が生まれます。
相手の気持ちを察して動けるので、エナジーバンパイアの標的になって消耗する。でも冷たくできない。
社交モードのスイッチが入る
HSS型HSPは、新しい環境に入ると社交モードのスイッチが入ります。
自分ではすごく頑張って演じていますが、それが完璧なので人当たり良く、会話を盛り上げらる印象になります。
そして、
- 悩みなさそう
- 明るく元気で親しみやすい人
というイメージを持たれやすく、実は傷つきやすい部分もあると言い出せないのです。
HSS型HSP悩み:仕事

リーダーになりがち
HSS型HSPは人を束ねるポジションに抜擢されやすい。
自分では、地位や名誉を望んでいるわけではないのに、なぜか指名されます。そして、世間的なリーダーのイメージと自分とのギャップに悩む。
情報収集すれば結果が想像できるし、ほぼその通りになる
HSS型HSPは多くの人とは異なる方法で情報収集をします。個人差はあるけれど共通点は、
- 根拠をしっかり把握する
- 全体像が見えるまで納得しない
- 人の言動からデータを集める
- 最終的には自分で判断する
- 行動して仮説を検証する
こんな感じです。
情報収集だけで終わることも、見切り発車で大損することもありません。
自然と情報の精度は高まるし、小さな成功体験も積み重なるから、ある程度の結果は予測できるようになります。
大きな失敗はしない、大きな成功もしない
HSS型HSPが潜在的に抱える悩みは、大きな失敗はしないけど、大きな成功もしないこと。
過去の経験から、目立つと損という思い込みができていて、無意識に突き抜けることを恐れてしまうのです。
自然な行動が周りから変な目で見られるトラウマによって、本当にやりたいことは巧妙に避けるようになります。
だから人生に達成感がない
HSS型HSPの生きづらさの核になる部分に、人生に達成感がないことがあります。
いつも人の顔色や評価を優先するので、何がなんでも目的を押し通すことも少ない。できない自分を見るのが怖いし、迷惑かけたくないという理由も隠れています。
だから、なにをしても中途半端になってしまい、自分の力で手に入れた感覚が持てないのです。
やりたいことが溢れるけど疲れやすい
HSS型HSPは、行動的でアグレッシブだけどHSPなので、新しいことを始めるときはとても臆病になります。
刺激も受けやすいから、ひといちばい体調を崩しやすい。
予定を詰め込んで、寝る間も惜しんで行動したかと思うと、ある日突然「プツン」と電池が切れます。
さらに元気のない自分を見せてはいけないと思っているから、周囲との連絡を絶ってヒッソリ回復しようとします。
HSS型HSPの悩み:日常生活

調べ始めると収集つかない
HSS型HSPがネットで情報収集していると、どんどん調べる対象がずれていきます。
時間の使い方を検索
↓
手帳のページを発見
↓
手帳を調べてAmazonを開く
↓
新商品のお菓子が目にとまる
↓
メーカーのホームページを調べ始める
↓
あれ?なに調べてたんだっけ??
という感じ。
HSS型HSPは広く浅く興味の矛先を転換させます。スピード重視で行動した結果、中途半端な感じを抱く傾向にあります。
ショートスリーパーに憧れる
HSS型HSPは、やりたいことが溢れるのに体力が続かないと知っているので、ショートスリーパーに憧れます。
「もっと効率よく体力を回復させれば、他のことに時間が使えるのに!」と考えて、睡眠の質を上げる方法を検索します。
「大体できていればOK」という感覚がある
HSS型HSPは完成度よりスピード重視で、ミリ単位の調整が苦手です。仕事も家事も、遠くから見て完成しているように見えればOK。
大体できていれば満足しちゃうから、ひとつのことを追求して細かく丁寧に仕上げる作業は避けようとします。
一方で「そこ!?」って人から言われるような、変な部分に拘ります。
とにかく飽きる、すぐ飽きる
HSS型HSPは興味の移り変わりが早く、熱しやすく冷めやすい印象を持たれがちです。
慎重かつスピーディーに情報収集をしており、そこから「よし、動こう!」とスイッチが入ると、寝る間も惜しんで没頭するのです。
その結果、一般的な人が数年で得る満足感を半年くらいで掴んでいきます。
HSS型HSPの飽きる感覚は
- 燃え尽きた
- もう学ぶことがない
という、刺激への慣れからくるものがほとんどです。
ギフテッド系HSS型HSPさんの可能性
HSS型HSPの悩み:自己肯定感

発言や行動のトラウマがある
HSS型HSPは、幼少期に発言や行動をダメ出しされトラウマになっているケースが多いです。
気を利かせた言葉に対して、「上から目線」と言われたり、大人から「自分のことしか考えていない」と言われたり。
思わぬ方向からのダメ出しは誰でも経験しますが、HSPは繊細で感受性豊かなので、些細な言葉が心に深く突き刺さり、「思ったことを言ってはいけない」と考えるようになります。
ショックな感情を持ち続けるのはつらいので、記憶から消し去ってしまい、本音を抑えていることに鈍感になります。
本当の自分は誰も理解していない気がする
贅沢だと言われそうだから隠しているけど、人が集まってくれることも悩みの種になります。
「元気じゃない自分を見せたら嫌われる」とも思っているので、なかなか本音の付き合いができません。
どこか自分を偽って人間関係を続けている感じで、本当の自分を理解できる人はいないと思ってしまうんですね。
落ち込んだ姿を出せない
HSS型HSPを苦しめているのは、「明るく行動的で波風立てないのが大人のスキル」みたいな価値観です。
HSSの部分は長所で、HSPの特徴は短所だと思っちゃうんですよね。だから、落ち込んだ姿を人に見せられないし、頼れない。
全部ひとりでなんとかしようとした結果、心身ともに壊れてしまうんです。
HSS型HSPで生きづらい人生きやすい人

同じHSS型HSPでも、生きづらい人と生きやすい人に分かれます。
自己理解を深めて自分らしさを全開放できると、両極端な気質も大好きになりますよ!
詳しくは下の記事を参考にどうぞ☆