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プロフィール
ばば ももか
心理カウンセラー
HSS型HSP気質。適応障害・摂食障害経験者。中学生のころから過呼吸持ち

両極端な二面性の扱い方に悩み、自信がないのに集団には溶け込めてしまうため、限界を超えて過活動になり、燃え尽きとオーバーヒートをくり返していました。

自分を知ることで感情が癒され生きやすくなった経験から、複雑な生きづらさを抱えている人の力になりたいと思い、カウンセラー活動をしています。

愛情の試し行為という破滅的な関わり方と気質・性格について

相手の気持ちを確認する行動を「試し行為」と呼びます。主に恋愛関係で発動するので愛情の試し行為とも呼ばれています。

母親の愛情不足が原因だと言われるんですが。気質・性格の視点でいくと、必ずしもそれだけじゃないんですね。

この記事では、試し行為と親の影響について、気質・性格の観点も交えて書いてみようと思います。

試し行為(試し行動)でネット検索すると大量に記事がヒットしますが、提唱者とか理論が不明なんですよね。心理学系の論文もネットで検索できる範囲では見つかりませんでした。

愛着とセットで語られることが多いけど、手持ちの文献でも触れている箇所を見つけられません。それでも参考になる考え方だと思うので紹介しようと思います。

今後見つけたら追記しますね。

愛情の試し行為

愛情の試し行為は無自覚なことも多く、深層心理で人を信用できなくて相手を疑ってしまうんですね。そして、気持ちがホンモノかどうか確認したくなっちゃう。

試し行為は、相手と距離を取ることで確認するケースと、距離を縮めるケースがあります。

距離を取って確認する

  • 連絡を絶つ
  • 素っ気ない態度を取る
  • 気持ちを抑える

など。

距離を縮めて確認する

  • 夜中に呼び出す
  • プレゼントをあげる
  • 不安を打ち明ける

など。

どちらかに偏っている場合もあれば、混在している人もいます。

言葉なんてウソつけるから信用できないけど、言葉で気持ちを伝えてほしい

これ、私の経験なんですが。相手の言葉を信用できないけど、言葉で気持ちを知りたい衝動に駆られる人は、愛情の試し行為をしているかもしれません。

言葉なんて、なんとでもウソつける。どれだけ嬉しいこと言われても、本当は違うこと考えているかもしれない。素直に信じて「バカだな」と思われたくないし、利用するための作戦かもしれない。

鵜呑みにしたくないけど、まったく言葉がないのもイライラする。

言葉で気持ちを伝えてくれないと不安で、「興味ないのかな?嫌われたかな?」って考えちゃう。

素っ気ない態度を取ったり、心配させるような行動をしたりして、相手の反応を確認しないと落ち着かない。

こうした現象になるんですね。

親の育て方と気質・性格

愛情の試し行為の原因でよく言われるのは、幼少期に母親と愛着関係を築けなかったこと。虐待や離婚だけでなく、家を不在にすることが多い、情緒的に不安定といった要素が取り上げられるんですね。

文章だけ読むと過酷な状況を想像するし、実際にそうした環境で育つと大人になって試し行為を取る可能性も高くなります。

ところが現実的には、とくに問題がなさそうに見える過程で育った人も、試し行為によって苦しむケースもあるんですね。

つまり、親の実際行動だけでなく、関係性による影響もあると言えます。

不安を抱えやすい気質・性格

同じ家庭で育っても、愛情表現の方法は異なります。そこには気質・性格の影響があり、もって生まれた性質で不安を抱えやすいタイプもいるんですね。

両親は離婚していない、虐待を受けた経験もない。暴言で罵倒されたこともない。だけど愛情を確認しないと落ち着かなくて、破滅的な関係をくり返してしまう。

この場合は、不安を抱えやすい気質・性格タイプの可能性が考えられます。

「この先どうなってしまうんだろう?」

「いつか失ってしまうかもしれない」

「裏切られたらどうしよう」

こうした見捨てられ不安を感じやすいので、一見すると問題なさそうな環境で育っても、試し行為を続けてしまう。実際は愛情をもらっているけど、不安の方が勝ってしまうんですね。

HSP気質やエンパス体質は他者の不安を吸収するので、より感じやすい傾向があります。エニアグラムだとタイプ2・4・6あたりが関係するかもしれません。

大切なこと

すべての人が不安を感じます。ここで挙げた例は一般的な特徴であって、絶対的な指標ではありません。

あくまで意識が向きやすい、囚われやすいということです。健全度によって、すべてのタイプが試し行為に及ぶ可能性があるし、同じ気質・性格タイプでもやらない人もいます。

「私の場合は?」と思った方はカウンセリングで一緒に紐解いていきましょう。

私が愛されるはずない

私が自分の行動を試し行為だったと気づいたのは、女優の遠野なぎこさんのブログを読んだときでした。(ブログって本当にありがたい)

男性読者から彼女の件で相談が寄せられ、遠野さんが返答している記事です。

相談者

彼女が、どこまで愛されているか常に確認したくなってしまうらしく、僕を試すような裏切ることばかりします

【遠野さんの回答】

…どんなに酷いことをして突き放しても、縋ってきてくれる人。

…どんなに暴れて腕の中から逃げ出そうとしても、決してその手を解かないでくれる人。

そういう男性を無意識に選んでしまうの。磁石みたいに吸い寄せられちゃうし、吸い寄せちゃうの。

普通に愛されたいのに、普通に愛してみたいのに…どうしても『破滅的な関係』に陥ってしまう。

~中略~

『自分は愛される筈がない人間だ』と強く思い込んでいるから、常に確認していないと…とてつもない恐怖心に襲われる。

そして、そんな日常の中で垣間見える相手の僅かな『冷静さ』に…異常なまでに敏感になる。

相手の心が途切れることを、相手の瞳に自分が映らなくなることを…いつもいつも必要以上に恐れている。

異常な『愛の確認行為』。|遠野なぎこ

この記事見つけたときは衝撃でした(汗)

私の場合はね、相手と距離を取って傷つくことを回避する方法を取っていました。だから、不安なことがあっても

ももか

私のこと本当に好き?

なんて野暮なこと聞く重たい女にはならない!と思っていたし、連絡なんて来なくていいし、むしろ面倒だと思ってました。

大好きになると気持ちが離れたとき悲しいから、「ずっと」なんて無責任なこと言わないで!と思っていたし。

気持ちを知りたいけど、気持ちがないと知るのが怖い。そんな状態だったんですよね。

気づきとセルフケアに取り組む

この記事を読んでいる人は、すでに自覚していると思うけど。試し行為をやめて破滅的な関係性を見直すためには、まず気づくことです。「私はコレをやっていた」と理解することが、もっとも大切な一歩です。

そして自分で自分を愛せるように、セルフケアの練習をしていきましょう。

  • ボディクリームで体をマッサージする
  • 自分自身をハグする

など、自分で自分の体に触れて「ありがとう。よくがんばったね。」と声をかけてあげるのもオススメです。体と心はつながっているので、物理的に肉体をケアすることも有効ですよ。

さらに習慣化した思考は、現実的な負のループも発生させます。次のような考え方が埋まっていないか、振り返ってみてください。

  • 私は愛されない
  • 私は私を愛せない
  • 私は能力がない
  • 私は人を支えることができない
  • 私は愛や信用を必要としてない

ひとりでやってみるのも大切だけど、思考パターンに自力で気づくのは大変なので。

カウンセリングを使うと実際の関わり方が再現されるし、カウンセラーが丁寧に誘導するので意外な発見につながりやすいですよ。併せて活用してみてください♪

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両極端な二面性と複雑な生きづらさを紐解き、自分らしいライフスタイルをデザインする方法

\ くり返す負のループから抜け出す! /

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