刺激を受けて、頭のなかでグルグル思考が止まらなくて疲れて、なにも手につかない。
ありますよね~
じつは、刺激を受けすぎて疲れたときも、頭のなかでグルグル思考が止まらないときも、対策は一緒です。
・刺激を受けすぎたときのダウンタイムの取り方(休憩方法)
・刺激を受けて、頭のなかがグルグルしちゃうときの対策(興奮した神経を静める)
これね。
意識を向ける先を「ずらす」
対策というのは、意識を向ける先を『ずらす』です。
『ずらす』とは、現象から距離を取るってこと。
HSP気質をもつ人が、自分の気質と上手にお付き合いしつつ、
- 考え方の癖
- ものの見方
- 過去の心の傷
といった部分を修正しながら、
- 自分を大切に扱えるようになる
- スムーズに行動に移せるようになる
- 過剰に自分責めなくなる
- ひとり反省会の時間をグッと短縮する
ここに到達するには、大きく、2種類のアプローチ方法が必要なんですね。
2種類のアプローチ
① 自然現象による、本能的な体の生理現象には『距離を取る』
② 心理的な背景が埋まっている現象は、『勇気を出して掘り下げる』
この、
距離を取る
掘り下げる
という、2つの方向から違ったアプローチが必要になってくるんですね。
グルグル思考が止まらないのは生理現象
グルグル思考が止まらないとか、刺激を受けすぎて疲れちゃうのは、体の本能的な生理現象が原因です。
ウイルスが入ってきたら、身体は熱を出して対抗しますよね。泣いたら鼻水出るし。寒いところでは鳥肌立つし。
こういう身体の生理現象と同じで、刺激を受けて、神経が過剰に興奮している状態なんですね。
で、これが、なぜ起きるかというと、HSPの高度に発達した情動的共感によるものなんです。
情動的共感とは、身体が周囲の動きに『同調』して、勝手に反応する種類の『共感』です。
共感には、本能的共感と、理論的共感(認知的共感)があります。
この話は、いろんな角度からお伝えしているので、関連記事も併せて読んでいただくと、より理解が深まるはず!
下にリンクをつけてまとめたので、読んでみてください!
ちょっと変わり種
5つめは、『神経の高ぶりを落ち着ける』っていうテーマから、少し外れるんですが。
『ずらす』というアプローチに含まれるので、ご紹介しますね!
頭では理解できるけど、なかなか行動に移せない場合
まずは、なにより仕組みを知ること。
で、ここで
すぐ腑に落ちて、生活の工夫ができる人
頭でわかってるけど、なかなか行動に移せない人
っていう、2つのパターンに分かれると思うんですね。
後者の場合は、心理的な側面からアプローチした方が効果的なケースもあります。
- 休むことに罪悪感がある
- 「自分がやらなきゃ」という強い信念がある
- ラクして楽になったらダメだよね、という価値観
とかね。
その考え方の癖が染みついた背景を紐解いて、心をほぐした方が、ご紹介した5つのアクションが、すんなり腑に落ちるかもしれません。
ここは本来、個別にケースバイケースで対応した方が良いところなんですが。
いまの段階で「こっちの方がピンと来た!」っていう人は、下の記事を参考にどうぞ
なにか参考になれば嬉しいです♪