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プロフィール
馬場 桃香
ばば ももか
\HSS型HSPの心地よい働き方/
IT通信系営業、アパレル販売、派遣事務を経験後、独立。300人以上の相談実績があり、おっとりした喋り方と鋭い分析のギャップが人気。

2017年にHSS型HSP気質が腑に落ち、そのままの自分を受け入れることを決意。気質の研究と考察をブログで発信すると続々とメッセージが届くようになり、相談サービスを開始。

自身の経験を活かして働き方コンサルを提供すると、自然体の魅力に気づき、肩の力を抜いて働けるようになると評判に。「やりたかった仕事をスタートできた」「強みが明確になって集客しやすくなった」という声をいただいている。

現在は、マイペースに働きたい方、個人ビジネス(フリーランス)で独立したい方の心に寄り添いながら、自己理解、商品化、ブログSNS集客などサポートしている。

埼玉県の田舎在住/不器用なA型/カフェ好き紅茶党

わたしは生きているだけで社会貢献

こんにちは、ももか(momohsphss)です。

さいきん立て続けに同じ言葉を目にしたので、思うところを書いてみます。

わたしは生きているだけで社会貢献

このブログの読者さんは、

仕事のストレスから解放されたい

本気でのめり込めることがしたい

好きで好きでたまらないことがしたい

飽きずに続けられることがしたい

それが会社員なのかフリーランス(個人起業)なのか

わからないけど

時間にも場所にも縛られず

自由にマイペースに人生楽しみたい

わたしにできることってなに?

心からやりたいことってなに?

こんな想いを持っている人が多いです。

でね、ひとつ大切な考え方として

「やりたいことができていない、いまの自分を認められない限り、いつまでも心は満たされない」

ってことを覚えておいてほしいんです。

わかりやすく説明するために、わたしの体験を例にしますね。

摂食障害の話が出てきます。該当する人は閲覧注意です。

8年間探し続けた理想の食べ方

わたしは、8年間摂食障害でした。

深刻なときは、毎日、毎日、食べることばかり考えていました。

  • なにを食べるか?
  • どれくらい食べるか?
  • 栄養は?

日記では、毎日、毎日「上手く食べれなかった反省会」をしていました。

野菜から食べよう

コンビニの前は通らないようにしよう

和食を中心にしよう

お気に入りの食器を使って気分を盛り上げよう

文面だけ見るとポジティブで前向きっぽいけど。ようするに、

ゆっくり味わって食べれなかった⇒改善しなきゃ

ジャンクフードを食べてしまった⇒改善しなきゃ

過食用の食べ物を買ってしまった⇒改善しなきゃ

自分を痛めつけるような食べ方をしてしまった⇒改善しなきゃ

こうやって、改善点(できていないと感じるところ)を探す思考が癖になっていて、

やってもやってもやってもやってもやっても

これじゃない!!!

と、自分で自分の”行い”を認めることができなかったんです。

世間で言われる正反対の意見に振り回される

自分へのダメ出しばかりしていたので、楽しそうに食べる人を見ると、寂しさと恥ずかしさが込み上げてきて。

「わたしは、あの人とは違うんだ」

「わたしは、あんな風にはなれないんだ」

って、3%くらいの小声で心のなかで囁くんですね。

人と一緒に食事するのが恥ずかしくて

周りで食べている人が気になって「あの人は、あれ食べてるんだ」って無意識に観察しちゃう。

で、当時のわたしは、世間でよく言われる2つの意見に振り回されていました。

  • 太っている人は受け入れてもらえない
  • 痩せすぎる人は受け入れてもらえない

太りすぎてもダメだし、痩せすぎてもダメ。太るの怖いし、痩せるのも怖い。

だから、体重が1キロ増えると「やばい!!!」となり、絶食する。

食べないから体重は減るんですが、今度は減りすぎる恐怖も出てくるので、ある数字を切りそうになると

「痩せすぎたら可愛くない!これ以上減ったら、ガリガリで魅力がない女になる!」っていう不安が出てきて、もうパニックだったのです。

体重が増えれば、「太っていて叩かれている女性」のイメージが浮かんでくる。

体重が減れば、「痩せていて叩かれている女性」のイメージが浮かんでくる。

具体的に【だれ】というイメージではなく、本当は【感情】に支配されているだけ

この期間、K-POPにハマって、少女時代、2ne1、F(x)、4Minuteとか大好きだったんですよ。

彼女たちは、カムバックのたびにガリガリに痩せて、「かわいい!!垢ぬけた!」と言われてファンが増えるんですね。(もちろん痩せすぎと心配する声もある)

ものすごいストイックにダイエットして、トレーニングして、圧倒的なパフォーマンスを見せる。

その姿に憧れて、ビフォーアフターの画像をスマホに設定して、ダイエットのモチベーションにしていました。

「満足感」がわからない

そんな感じで、いつもいつも、

  • 食べること
  • 痩せること
  • 太ること

この3つに思考が支配されていたんです。で、わたしの本音は

食べ方がわからない

どうやって食べればいいかわからない

満腹の感覚がわからない

普通に食べるってどうやるの?

本気で、どれだけ食べてもお腹がいっぱいにならないんです。正確には「満足感」が得られないんですね。

気持ち悪くなるまで食べるので、物理的には「お腹いっぱい」なんですが。

満腹中枢がバグっていたので、なにを食べても、どれだけ食べても、「あー美味しい♡満足♡満足♡幸せ~」っていう感覚が、まっっったく感じられない。

当然ながら、

満足♡満足♡幸せ~

の感覚は

仕事で評価されても、彼氏がいても、友達がいても、欲しいものが買えても、行きたいところに行けても、感じることはありませんでした。

理想通りに食べられない自分がいてもいい

摂食障害を克服できたのは、

理想通りに食べられない自分がいてもいい

と思えるようになったから。

まず、過食した自分を責めることをやめました。

過食衝動は、「本当の痛みを隠すための防衛反応」と知り、本当の痛みを探すことにしたんです。

衝動が出る直前になにがあった?

そのとき頭にどんな考えが浮かんだ?

こうやって、自分の頭に浮かんだことを正直に、そのままノートに書くようにしました。

そうすると、「こんな風にしたかったのに、できなかった」といった、過食で隠していた痛みが見えてくるんですね。

なにが言いたいかというと、

  • 自由な働き方がしたい
  • 人と関わっていたい
  • やりがいを感じたい

この願いを叶えるときに

無職になった⇒改善しなきゃ

人といると疲れる⇒改善しなきゃ

決めたことを守れなかった⇒改善しなきゃ

こういう反省会になってないですか?

いまの自分を認めるとは、現状を正しく把握すること

養われている自分はみっともない

ハローワークに行くなんてみっともない

正社員になれない自分はみっともない

そうやって自己評価してないですか?

「現実をそのまま受けとめて肯定する」

「ありのままの自分を認める」

こういう言葉を聞くと、

努力をやめて

なにもせず

現状に甘えて

妥協して

恥ずかしくて笑われるような道を選ぶ

という状態を連想しませんか?

羞恥心、劣等感、不安、不信、恐怖の感情が湧いてきませんか?(わたしは思ってました!)

「やりたいことができていない、いまの自分を認められない限り、いつまでも心は満たされない」

というのは、こうした羞恥心、劣等感、不安、不信、恐怖の感情に支配され続けるから。

仕事はあくまでも、自尊心、信頼、安心、幸福感といった感情を満たす手段です。そこにお金がついてくるだけです。

この仕組みを覚えておいてくださいね。

欠乏マインドから抜け出すために役立った本

著:フィリップ・J・フローレス
著:心屋仁之助

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