こんにちは、ももかですmomoka_hsphss
いわゆるグルグル思考から抜け出せない人は、感情と思考の違いを理解しましょう。
「ネガティブ思考」と「ネガティブな感情」は対処方法が違います。
些細なことが頭から離れず、寝ても覚めても同じことを考えてしまう。朝起きたときから気持ちが沈んで、ネガティブ思考が止まらない。
こういうとき、感情と思考を切り分けられると、落ち込む時間をグッと短くできます。
感情と思考の違い

感情は単語、思考は文章です。
感情を感じることと、考えごとは別物なので。まずこの2つから切り分けていきましょう。
感情は単語
感情のほとんどは言葉にならない感覚的なものです。あえて言語化するなら単語になります。
- イライラ
- ワクワク
- 寂しい
- 楽しい
など。
感じるものなので、はっきりした理由が思いつかない場合も多く、一言で説明できないことも頻繁にあります。
また、胸が高鳴る、腹落ちする、といった表現があるように、体の感覚が連動しているのも特徴です。

キュン♡←これ
思考は文章
思考は因果関係が含まれていて、文章として成立するものです。
- 今日は疲れた
- 難しい気がする
- 大丈夫だと思う
- いけそうな感じ
など。
対象を明確にしてポジティブ・ネガティブを自覚しやすいし、頭のなかで言葉が巡るのも特徴です。



あの人と一緒だと疲労感がすごい。失敗したかなぁ。今度はどうやって対応すれば…
ネガティブな感情の対処方法
感情は単語なので、明確に文章化できなくても焦らず観察してみましょう。「なぜ?」とか「目的は?」など主語述語をつけようとせず、ただ心に漂わせます。
イメージとしては、ジブリ映画の耳をすませばで主人公の雫が、天沢聖司に出会ったあと「やなやつ!やなやつ!」と言って家に帰る、あの感じ。


ほかにもバリエーションを持たせると、
「むり、あー無理。ほんとう、無理。もーやだ、もうムリ。」
みたいな。
文章にしたくなったらグッとこらえて、浮かんでくる言葉を単語に変換しましょう。
ちなみに感情は2種類あるんですが、例に挙げた雫のシーンは情動になります。
感情はいつもドカーン!と爆発するわけじゃないので、細かく切り分けられると扱い方が上手くなります。
ネガティブ思考の対処方法
大量のインプットをしたときは、ひとりになっても頭に言葉が流れ続けて、なかなかクールダウンできないときがあります。
もしくは、人が放った言葉が耳にこびりついて、何日も「その瞬間」を思い出して、勝手に思考が働き続けることもあります。
脳の情報処理が追いつかないときは、BGMとして垂れ流しておきましょう。頭で考えていることと体の動きを別々にすると意識が分散できます。
堂々巡りを始めたときは、突き詰めるほど出口が見えなくなるので。「なにが言いたいの?」みたいな自分との会話をやめて、全然違うことをするのがオススメです。
寝れなくなったら寝るのを諦めて、浮かんだことと関係ない本を読んだり、ゲームしたり、ストレッチしたり。無理に止めようとせず、自然と静かになるのを待つと頭がスッキリしますよ。
感情と思考を切り分けて対策を
頭の声がうるさくて疲れるときは、感情と思考を切り分けて対策を取るとネガティブな時間を短縮できます。
傷つくことを言われて感情が揺れているときは、単語を繰り返して思い切り味わうとスーッと消えていきます。
大量のインプットをしたときや、勝手に思考が動き続けるときは、結論を出そうとしないで作業用BGMみたいに流しながら、体は別のことをしましょう。
脳内を駆け巡っているテーマと違うことをしたり、ただボーっと景色を眺めるなど、思考と動作をずらすと短時間で落ち着いてきます。
試してみてください!それでは~。