こんにちは、ももかです。@momohsphss
なにをしても自信が持てなくて自分が嫌い。と、私はずっと思っていました。
同じように自己肯定感が低くて生きづらいなぁと感じている人へ、知って欲しいことがあります。
- がんばっても現実が変わらない
- 一瞬良くなるけど、すぐ逆戻りしちゃう
- なんだか上手くいかない
そんなときは、自己肯定感について正しく知ることが解決のヒントになるかもしれません。
自己肯定感と能力への自信

自己肯定感と能力への自信は別物なんですね。
自己肯定感とは、命(存在)に対する安心感です。存在するだけで愛されている。なにもしなくても必要とされている。そう思える感覚です。
能力への自信は、「できる」「できない」で判断できるものです。大きく3つあり、社会的能力・身体能力・知力ですね。
- 友達を作れる
- 家族から社会に交友関係を広げられる
- 体がちゃんと動く
- スキルを身につける
- その場に応じた行動ができる
など。
もう少し具体的に言うと、
- 歩ける
- 食事ができる
- 英語が喋れる
- 結婚できる
- 就職できる
- 見た目の魅力を磨ける
- 気を遣える
- 感謝を伝えられる
- 反省できる
こうした生活するうえでの能力のことです。
能力への自信で自己肯定感を満たそうとする

どれだけ努力しても、なかなか自分を好きになれないとき。
がんばれば、がんばるほど、状況が悪くなってしまうとき。能力への自信を高めるやり方で、自己肯定感を満たそうとしているかもしれません。
ももか流の表現ですが、心理学で有名なマズローの欲求五段階説に自己肯定感を当てはめると、生理的欲求・安全欲求になるんですね。
心理学者のマズローが、人間の欲求はピラミッドの下にある欲求が満たされると、その上にある欲求が出てくると言ったわけです。

このピラミッドのバランスが崩れてしまうと、本当は
「命を守りたい」
「安心して暮らしたい」
という欲求を満たさないといけないのに、能力への自信である
「受け入れられたい!」
「評価されたい!」
「可能性を広げたい!」
みたいな欲求を満たす行動になっちゃうわけです。
どれだけ動いて結果が出ても満足できないし、なんか物足りない気がする。漠然とした不安が拭えない。
自己肯定感の高さ別アクション

自己肯定感の土台となるのは、「ありのままを受け入れてもらえた」という感覚なので、必要なアクションは過去から現在に抱えた心の傷を癒すこと。
そのままでいいんだよ
存在するだけで愛されているよ
いまのままで価値があるんだよ
こうしたメッセージを体で感じることです。
だがしかし!!!!
これが、なかなか受け入れがたい(汗)
「そのままでいい」が受け入れられない
私も自分が嫌いだったとき、

そんなわけあるかい!胡散臭いスピリチュアルかよ!
って、盛大に拒否反応を示していました。
だけども。
7年間ジタバタした結果、振り返ってみると、私のカチコチに凍った心を溶かしてくれたのは「そのままでいい」「いまのままで愛されている」というメッセージだったんです。
で、自分を好きになれたの。
そんな経験から、不思議に思ったこと。なんで、こんなに、こじらせちゃうのか?
自己肯定感「まぁまぁ」が人口最多


これも、ももか流の分析です。
世の中には、自己肯定感が高くもなく低くもなく、「まぁまぁ」な人が最多層だと思うんですね。
たまに悩んで落ち込む。それなりにストレスも溜まる。嫌いな人もそこそこいる。
だけど、まぁ、なんだかんだ毎日楽しいし、仕事も面倒だけど通えちゃう。
嫌いな人もいれば好きな人もいるし、自分のこと「めっちゃ好き」ってわけじゃないけど、「めっちゃ嫌い」ってわけでもない。
みたいな。
親とケンカしたことあるし、親めんどくせーって思う。
だけど、なんだかんだ会えば普通に話すし。
一時的に「うつっぽく」なったこともあるし、すべてのモチベーションが行方不明になったこともある。
でも、まぁ、なんだかんだ浮上してくるし?毎日それなりに楽しくね?
っていう。
こういう人たちは、自分のことを自己肯定感が高いと感じていると思います。
もしくは、本当に高くもないし低くもないと思っているか、低いけど、低いって言えちゃう人ですね。
いいんですよ、自己肯定感って申告制だから。確定申告みたいなものだから。本人が「高いです」って言えば、まぁそうなんでしょう。ってなるんだけどね。
私は自分自身の経験と、カウンセリングの経験から【そうじゃないバージョン】をたくさん見てきたのね。
その結果、



ん?「まぁまぁ」の層って厚くない?
って思ったわけ。
世の中の自己肯定感比率


自己肯定感がめっちゃ低い人、まぁまぁの人、めっちゃ高い人っていう3段階に区切ったとき、その割合は3:5:2になる。(ももか調べ)
でね、商品を作るときは市場が大きなところを狙うでしょ?
だから自己啓発本、セミナー、情報番組、ドラマの脚本、CM、ネット広告といった【人の感情に訴えるもの】は、「まぁまぁの層」を狙うと思うんだ。
もう一回図を出すとね、ちょうど色が変わるところ。


この色が変わるところって、過去にも特にわだかまりがないし、社会の波に乗れるし。
頑張ろうと思えばできそうだし、かといって、やらなきゃいけない理由があるかというと別にそうでもない。
ようするに、動きたい理由と動かなくていい理由が拮抗するゾーンなんですよね。
転職して収入アップしてみようかな?
新しい資格取ってみようかな?
結婚しようかな?
英会話習ってみようかな?
でも、いまのままでもいいかな。
そんな「まぁまぁ層」を動かした方が、いちばん儲かる。だから
口だけのやつは成功しない!いますぐ行動して!もっと可能性を広げようよ!っていう強くて極端なメッセージが必要。
自己肯定感が低い人ほど「動かなきゃいけない理由」がある
ここに自己肯定感が低い人が流されちゃうと、うまく結果が出ないのよ。だって、本来満たしたいのは
そんなことしなくても、あなたは素敵だよ
できないことがあってもいいんだよ
結婚できなくても愛されているよ
もうすでに価値があるんだよ
こういう欲求だから。
なのに、自己肯定感が低い人ほど「チャレンジしなきゃ」「スキルアップしなきゃ」って思う。動かなきゃいけない(と感じる)理由がありすぎるから。
いまのままじゃダメだと思っているから。
自己肯定感とは命の安心感


自己肯定感とは、命に対する安心感です。何かが「できるようになった」だから高まる、何かが「できない」だから下がる、というものではなく。
なにができようと、できなかろうと、関係なく。
この世に生きていることを受け入れてもらえている
と、頭で考えることなく、自然と当たり前に感じられること。



こうやって考えると「高い・低い」で表現するのも、違うかな?と思ってきちゃうね。
グラフ出しといてアレだけど。
まだまだ、考えていきたいところだ!
だからね、自分のことが好きになれない人。
とくに、ずっと生きづらさを抱えていて、がんばるほど自分が嫌いになっちゃう人。
こういう人は、不安・疎外感・恐怖心・劣等感・罪悪感といった感情をしっかり癒していくアクションが必要になってきます。
カウンセリングが得意とする分野でもあるので、「どうすればいいかわからない」ってなったら、活用してくださいね。
それでは~