精神的つらさが周りに伝わらない5つの理由

「精神的なつらさが周りに伝わらない」と感じること、ありませんか?

相談を受けていてチラホラ聞くんですね。私も同じように感じることがあって、細かい背景は違ったとしても、はがゆい気持ちはわかるなぁって。

自分としては爆発しそうでシンドイのに、周囲の反応は予想外に冷ややかで、なんか距離を感じちゃう。素直に「助けて」って甘えられる人が羨ましい、みたいな。

で、この悩みの原因は解説する人の立場によって変わります。病理を扱う人が説明すれば病理になるし、化粧品を売る人が説明すればメイクの仕方が原因になる。

ここでは心理学的タイプ論を扱う私の視点から、いくつか考えられる可能性を紹介します。

注意点

ここで挙げるものが絶対じゃないし、本来なら詳しく状況を聞いたうえで「そう感じる背景」を探ることが最も重要になるテーマです。

とはいえ、いくつか選択肢があると探求しやすいと思うので。この記事だけで内省が進むように、シンプルに一般化した5つの理由を並べます。

不安に意識が向きやすい気質

気質とは、生まれ持った性質のことです。

HSPやエンパスは周りの不安を吸収しやすいので、危機感を察知しやすい傾向にあります。エニアグラムではタイプ6の囚われが不安なので、他のタイプに比べて課題になりやすいです。

で、気質そのものは悪いことではないし、改善するものでもありません。ポイントは周りとのギャップを感じやすいこと。

不安は誰でも感じるものだけど、気質によっては特に意識が向きやすく、記憶に残りやすいんですね。

だから同じ経験をしていても、周りは思ったほど動じていないように感じて、「私の必死さが伝わらない」と思う、ひとつの要因になります。

ピンチのときは早めに決断して動きたい

精神的に余裕がないときほど、決断力を発揮して率先して動いていると、周りの印象としては「リーダーシップを発揮している」とか「頼りになる」と思われて、サポートが後回しになるかもしれません。

脳内ではパトランプが点灯してサイレンが鳴りまくっていて、そのサイレンを消すために自分が動く。つまり、内心はとてもビビってドキドキしているのに、行動するから自信家に見えて頼られちゃう。

ピンチのときほど頼りになるサイレン

とくに、次のような視点をもっている人

  • 目標達成のために最適な人員配置を考えて交渉する
  • 采配を振るう立場になりやすい
  • 自分が責任を取る覚悟をしてチームのためにリスクを負う

ほかにも、

  • 仕事ができてリーダーになりやすい人
  • 困難が起こると自分が動いてコントロールしていく人

こういうタイプは、安定感、信頼感を獲得しやすいので、精神的なつらさが伝わりにくいと感じやすい。

過度なストレス状態

気質やタイプよりも重要なのが、ストレスの状態です。不安を感じやすい気質であっても、決断して動くタイプであっても、健全な状態なら「十分理解してもらえている」と感じます。

言い換えると、上記に当てはまらなくても、ストレスの度合いによって気持ちが伝わらない感覚を抱きます。

このストレス状態とは、自覚の有無を問いません。

充実した毎日を送っていると思っても、心身の不調を軽視しているだけで、カフェインやアルコールでごまかしている人がたくさんいます。

実際は生活を脅かす問題が発生しているのに、直視できなくて安易に考えてやり過ごしている場合もあります。(借金して貢いじゃうとか)

こうした期間が長いと、心を酷使しているのに気付かず、ふとした瞬間にパニックになって「こんなに頑張っているのに!つらいんだよ!なんでわかってくれないの!?」と爆発してしまうんですね。

この場合は、本来もっている気質(ものの見方・感じ方)を知って、実際の行動とのギャップを減らしていくとギスギス感が和らぎます。

周りに余裕がない

本人の気質やストレス状態とは別に、そもそも周りにサポートする余裕がないと、精神的つらさを軽視される可能性もあります。

親自身が不安を感じやすいことをコンプレックスに思っていると、子どもが弱音を吐いたときに「文句言わないの!」とアドバイスするかもしれません。

逆に楽観的に考える親なら、「もっと楽しく考えようよ」と言うかもしれません。

親子関係は下の記事でも解説しています。

会社であれば、個人の利益を追求する実力主義の場合、協力するような雰囲気がないと感じるかもしれません。

共感や傾聴は軟弱と考える人もいるので、そういう人に遭遇した場合は、ネガティブな自分を認めてもらえないと感じる可能性があります。

顔型・骨格による影響

見た目もセルフイメージに影響するので、どうしても付け加えたい。

私は骨格診断の資格も持っていて、一時期サービスとして提供していた時期があります。で、顔型とか骨格タイプの印象って人間関係に大きく影響するんですよね。

丸顔で曲線が目立つ人は、親しみやすいけど舐められやすい。ベース型や四角形、面長など直線が目立つ人は安定感があって信頼されやすいけど、近寄りがたいと思われやすい。

「心理学の話が聞きたいんだよ!」と思った人は、顔型がセルフイメージに与える影響について、わかりやすく解説している下の記事を読んでみてください。

メイク専門スクールを主宰している内田裕士さんのブログです。

クリンちゃん

  • 変なあだなをつけられる
  • 悲しくて泣いているのに「うわ!泣いてる!泣き虫!」と追い打ちをかけられる

ミラ

  • 「ちゃん」じゃなくて「さん」と呼ばれる
  • 怖いと言われないようにしている

もって生まれたものを活かす繋がりで紹介しました。

自分がもっている性質を知る

今回は気持ちを表現する言葉として「つらさ」を使ったけど、コミュニケーションのすれ違いの話なんですよね。

人が何に悩んでいて、どれくらい苦しくて、どんなに努力しているかなんて、ちょっと会話しただけじゃ本当のところは理解できない。

同じ経験をしても、意識が向く先、記憶に残りやすい言葉、フォーカスしやすい感情は気質によって違ってきます。

だからこそ、自分がもっている性質を知ると、普段の会話のなかで自然に気持ちを伝えやすくなり、相手も受け取ってくれる可能性が高くなります。(見た目も内面もね!)

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