
馬場 桃香(ばば ももか)
1988年生まれ A型
埼玉県在住
東京国際大学 人間社会学部卒
日本心理学会認定心理士
ももかの略歴
IT通信系営業、アパレル販売、イメージコンサルタントを経験。その後、フルタイムで派遣事務をしながら4年の副業期間を経て、2021年に独立。
HSS型HSP気質をもつ方の相談役として、メンタルケアからビジネスサポートまで、オールインワンで提供。
延べ280人以上の相談実績をもち、「体調不良で諦めた仕事に再挑戦できた」「好きなことで人との繋がりをもてた」というお声をいただいている。
人柄を重視した『あったかマーケティング&狭くて深いつながり作り』が得意。
自身は、HSS型HSP気質をこじらせ、16歳で適応障害と診断され、4年間投薬治療を受けた経験がある。
社会人になり、最年少で昇進、全国トップレベルの営業成績を記録するが、摂食障害、借金200万円、ストレスで潰れて仕事が3年以上続かない、という悩みを抱えていた。
2017年に自分の気質が腑に落ち、「そのままの私で生きる!」と決意。
HSS型HSPである自分を研究し、ブログで発信を始めると、読者さんから続々とメッセージが届き始める。この経験から、同じように悩んでいる人の力になりたいと思い、相談業を開始。
現在は、埼玉県の田舎からオンラインをメインに活動中。

じゃがいも
アイスクリーム
魔女の宅急便
ブログやSNSの発信
深い洞察力のある人
アイディア練る時間~過集中を添えて~
実績一覧
2017年 アメブロでHSP/HSS型HSP/エンパスの考察、自分自身の分析記事を書き始める
2017年~2018年 HSS型HSP気質をもつ読者さんを集めた交流会 計5回開催
2018年 不定期で個別相談をスタート
2019年 ブログにて無料相談企画「ももかのお悩み相談室」40人実施
2020年 オンラインサロン「HSPHSS大学」6か月間運営
HSS型HSP気質をもつ方々に『働き方』インタビュー&ブログ掲載企画 経験あり
これまでの話とビジネスへの想い

高校生で心療内科に通いながら居酒屋でアルバイト
私が仕事で人の役に立つ喜びを知ったのは、16歳で適応障害になり、学校に通えなくなったころ。
薬の副作用で遅刻と早退が増え、教室にいられなくて保健室に駆け込んだり。毎晩泣きながら、部屋に引きこもりがちに。
そんな状態でも、
小さいころから、人と関わるのが当たり前で、いつも友達に囲まれるタイプだったので。
動けなくて何もできない自分がイヤで
「なにかしなきゃ!」
っていう気持ちで、近所の居酒屋でアルバイトを始めました。
お酒には興味がなかったけど。
接客してお客さまと仲良くなれると嬉しくて。しかも、やればやるほど成果が出るのが楽しく、夢中に。
一方で、忙しかった次の日はベットから動けなくなり、廃人になる。
大学では心理学を学び、心療内科の通院も終了すると、アパレル販売のアルバイトに明け暮れ、週5で出勤。
お客さまが気持ちよく過ごせるよう気を配り、個人予算も毎月達成し、”スーパーアルバイト馬場”という異名がつくように。
話すのが苦手な人の心を開くのが得意で、「馬場さんが接客すると、みんな笑顔で帰っていくね」と感心されたり。
その裏では、
甘いものや栄養ドリンクで気分をコントロールする習慣がつき、家に帰ると離脱症状から喋れなくなる、なんてことも……
昇進⇒退職をくり返した正社員時代
働いて人と関わるのが生きがいで。
就活のとき「未経験の業界に挑戦したい!管理職になりたい!」と思い、IT通信系の法人営業として就職しました。
ところが、1年目は全く売れず、最下位の落ちこぼれ。
テクニックで心理誘導する社風に馴染めず、成績のためにブラックな提案をするのも苦手で。辞めることも考えるくらい、精神的に追いつめられて。
そんななか、お客さまの相談役になり、中立な立場で必要なものを提案できる『ラウンダー職』に魅力を感じるように。
上司に希望を伝えたところ、1番予算の高い支店に異動に。
自分本位の強引なセールスじゃなくて。
事業内容、社長のビジョンなどを伺って、お困りごとがあったとき、声をかけてもらえる存在になる。
そうやって考えて動いたら、全国トップレベルの成績になっていました。
「面白いやつがいる」と社内で話題になり、社長直下の幹部育成プロジェクトに参加し、そのまま3年目で最年少昇進。
が、しかし。
プレッシャーと多忙で、持病の過呼吸が頻発し、倒れて救急車で運ばれたり。駅のトイレで発作が出て、号泣して閉じこもったり。
大学時代から予兆のあった摂食障害の症状が悪化し、むちゃ食いと、極端なダイエットに執着するように。
弱音を吐いたら負けだと思っていたので、
私はできる!
できないと思ったらできない!
無理とか言うヤツは逃げてる!
と、呪文のように、つぶやく毎日。
そんな日が続いた、ある朝。
ベッドから起き上がれなくなり、「もう無理だ」とプツンと糸が切れ、転職を決意。
逃げるように退職し、1か月後には、古巣のアパレルブランドで正社員になり
目立たない。言われたことだけやろう。
と言い聞かせ、接客だけに集中していたら、また全国トップの売上になり、1年で副店長に昇進。
また抜擢人事?もう、いいよ
なんてウンザリしたけど、任されたら手を抜けず、責任を果たさないと気が済まない。
目標達成したい
上手くやりたい
先輩と同じように動きたい
頭では、そう考えていたけど。まったく行動に移せない。お客さまに声をかけるのも、しんどい。
笑うのが、つらい。
言葉を飲み込むように食べ物を口に詰め込み、摂食障害の症状が深刻化。
毎日のように、過呼吸、むちゃ食い。お店に立っていると、いつもイライラして集中できない。

1~2年経つと世界が灰色に染まり始める
どの仕事でも、
- この人が望んでいることは?
- 組織が進むべき方向は?
- 求められている振る舞いは?
- この場で正解の発言は?
と考え、工夫して動きます。
ちょっとした表情や声のトーンの変化から、「あっ、いま緊張ほぐれたな」とビビッと感じて、喋るのが苦手な人と距離を縮めるのも得意。
いつも全体のバランスを考え、意見が通っていない人に意識が向いて、自然と輪に促すので、面倒見の良さも評価されます。
ところが、1~2年すると、世界が灰色に染まるような絶望感がやってくる。
自分が小さくなって、消えてなくなりそうな恐怖。
自分と向き合う決意とフリーランスへの挑戦
副店長としてお店に立っていたとき、「このまま正社員で働き続ける自分が想像できない」と思い、独立を意識するように。
そこから、ネガティブな自分を変えようと決意しました。
逃げていた自分と本気で向き合う
そう決めて、アダルトチルドレンのカウンセリングを受けることに。
試行錯誤しながら、少しずつ、自分を認められるようになってきたころ。会社を退職し、フリーランスにチャレンジすることに。
知り合いの社長に声をかけていただき、すぐにサロンを持つことになったけど、売上は安定せず、生活できませんでした。
2つバイトを掛け持ちしながら活動を続け、早朝から深夜まで働き、ストレスが溜まるばかり。
摂食障害の症状は急激に悪化し、むちゃ食いと絶食をくり返すように。

人と会っているときは、気を張ってるから、だれも気づきません。
「すごいね」
「いつも新しいことに挑戦するね」
「向上心あるよね」
そんなことばかり、言われて。
評価されるほど不安で心細くなったけど、その感覚もつかめない。だから言葉で伝えられず、人に相談もできない。
ひたすら、体だけが反応し、家に帰ると過呼吸で倒れこむ。
むちゃ食いしたり、イライラしながら断捨離して物に当たったり。そうでないときは、狂いそうにネットサーフィン。
夜中にとつぜん不安感に襲われて、なんだかわからない恐怖に飲み込まれ、パニックになる。
自分の扱い方がわからない。
自信がもてない。キライ。
初めてHSP気質をもつ人と話した日
期待に応えたくて、社会で活躍したくて、「やりたい」と思って始めたのに。どれもストレスで潰れて3年以上もたない。
疲れて何もしたくないけど、止まるのも怖い。
そんな状況で、どうにか出口を探し、ひたすら自分と向き合い続けていたとき。
同じように、まともに生活できなかった経験をもつ、HSP気質のカウンセラーさんを見つけ
「悩む時間が減って、毎日を楽しんでる!」
というブログ記事を読んで、私もそうなりたいと、可能性を感じました。
夢中で記事を読んで、すぐにカウンセリングに申し込み、はじめてHSP気質をもつ人と話すことに。
- 相手が私にどうして欲しいのか、なぜかわかるから、求められる行動を取ってしまう
- 目線や表情の微妙な動きで、心を開いてくれた瞬間がわかる
- 何かで仕入れた情報から意見するのは得意だけど、自分を主語にして話すのが苦手
- 自分の気持ちを言葉にできない
普段、この話をすると
「何それ?」
「そこまで考えないよ」
と言われるので。
ずっと自分のなかにあったけど。そんなものだろう……と流していた感覚。
カウンセラーさんは「そうなんだよね〜」と、天気の話をするように共感してくれて。
その相槌にウソがないことは、すぐにわかりました。
本当の意味が伝わった
嬉しいとか感動とか、そんな言葉では言い表せないような気持ちになって。自然と涙が。
自分の人生を歩き出す
それまで、精神障害ばかり調べて、「○○障害」「××症候群」という名前をつけ、
オカシイ自分を隠して”普通の人”になるために、膨大なエネルギーを注ぎ、社会に溶け込もうと執着していた私にとって、
気質(=持って生まれた性質)の考え方は衝撃で。
病気じゃなかった!これが普通だった!そう思えて、この世界で生きる安心感をもらったのです。
なんだぁ…無理して改善する必要ないんだ…いまのままで普通なんだ…
そこから、さらに調べを進め、HSS型HSP気質だと腑に落ち、
私は私のままで生きる!
と、自分の人生を歩くことを決意。
3か月後。
家賃が払えなくなって、すべてをリセットするサプライズが起き、200万の借金返済のため、派遣事務の仕事を始めました。
HSS型HSP気質の特性を考慮しながら、生活習慣を意識すると、ストレスに対処できるようになって
仕事も、なんとか継続でき、嫌いだった家族とも、普通に喋れるようになった。
さらに2年後、借金を完済して貯金ができるようになり、摂食障害も克服して、体重は健康的に9kg減。
全国からHSS型HSP気質をもつ人が相談に来るように
HSS型HSP気質を自覚し、自己分析や、調べたことをまとめてブログに公開すると、続々とメッセージが届きました。
「お腹が空く感覚を取り戻しました」
「生活が一変しました」
「なぜか涙が止まりません」
「悩んでるって言っていいんだと思い、救われた気持ちです」
こうした言葉に、私も「ひとりじゃない」って勇気をもらえて、何度も泣きました。
そこで、一方的な発信じゃなくて、直接お話を聞いて力になりたいと思い、フルタイムの派遣事務をしながら、個別相談サービスを始めました。
すると、
「話してみたい」
「会ってみたい」
と、全国から相談に来ていただけるように。

15年間、自分の存在を否定して、空っぽになるのが怖くて。
いまのままじゃダメだから
自分を変えないと認めてもらえない
何もできない私に価値はない
歯を食いしばって努力して、やっと人の役に立てるんだ
そんな思考が当たり前になっていて。成果を出して他人の評価を得ることに必死で。
自分を抑えて働くことしか考えられず。
どうやったら周りの人みたいに、
「疲れたー、ストレスだよー。よし、気分転換して、明日も仕事だ!」
っていう生活が送れるのか、わからなくて。
がんばるほど状況が悪化して、苦しい思いをしてきたけど。
本来持っている性質を受け入れて、思いきって自分を開放してみたら、
心から「やりたい」と思うことで、人にも喜んでいただける。
自然にできることで、
「ありがとう」と満面の笑みを向けてもらえる。
そんなやり方があるんだ。
と、体感できた。
それが、とっても、とっても嬉しくて。
働くHSS型HSP女子の心強い相談役でいたい
こんな経験から。
私も支えてくれた人たちみたいに、働くHSS型HSP女子の心強い相談役でいたい。
そんな想いで活動しています。

仕事というテーマだけど、キャリアアップとか、ガツガツ稼ぐよりも。
- ストレスに潰れないこと
- 自分を大切にできること
- 感情に振り回されて自滅しないこと
- 安心できる人に囲まれて過ごせること
ここを満たしたうえで、小さく芽生えた「やりたい」のカケラを大切にして
気づいたら幸せな毎日が送れてる!
人と接しても消耗せず楽しめる!
いまの自分が大好き!
やればやるほど、自分に自信がつく!
ふふふ♡仕事するの楽しいかも♡
そんな感じで、穏やかでワクワクしつつ、心満たされる毎日を実現する。
そのサポートをすることが、私の”やりたいこと”です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
リンクあれこれ
このページを作っていて「自分のこと、こんなに話せるようになったんだなぁ」って感動。
悩んでいたときは、頭に浮かんだものを言葉にしても全然ピンとこなくて、他人ごとみたいな感覚があった。
心と体が一致して、自分との絆も深まったんだなぁ。