こんにちは、ももかですmomohsphss
ヌルっと始まりました「こじらせHSS型HSP女子のやりたいこと探し」シリーズ。
書き始めたら止まらなくなりまして、連載になってますwww
前回ですね、
HSS型HSP気質そのものは、ただの性質なので良い悪いではない。それを盛大に”こじらせた女”が私(ももか)
っていう話をしました。
あ、本題は「本当にやりたいことが見つからない理由」でしたね。
前回はこちら⇒こじらせHSS型HSP女子の「本当にやりたい仕事」が見つからない理由
で、私が最初の1歩を踏み出したとき、
貯金もない。
リボの未払いがどんどん増えていく。
家賃を払わなきゃいけない。
なのに仕事を全部やめちゃった!
っていう状態で。
ここから、お金の心配をせず、必要なものが揃っているとしたら何がしたい?と、毎日、毎日、自分に問いかけ続けて。
出てきたのが「ブログを書きたい」だったのです。
でね、
これだけ状況が悪化してるのに、なぜ、周りに助けを求めなかったのか?
っていう疑問が湧いてきますよね。
しんどい、もうヤダ、何もしたくない
お金ない
仕事ない
自分が信じられない
この先どうしたらいいか、わからない…
なのに。
私は、家族にも、当時付き合っていた彼氏にも、本心を打ち明けられなかったのです。
もちろん、仕事仲間にも。
ここにね、こじらせHSS型HSP女子の「やりたいこと探し」が終わらない大きな要因が隠されていると思っています。
それが親の影響。
家族が嫌いで絶対に頼りたくない
正社員以外の道を模索するために、「やってみよう!」と思ったファッションの仕事は、なかなか適応していくのが難しくて。
リボの未払いが増え、キャッシングもして。どうにか家賃を払わなきゃいけないから、深夜までお小遣いサイトでポイント稼いだりして。
毎日の生活費を稼ぐために、2つバイトを掛け持ちして、早朝から深夜まで働いていました。
で、ストレスを発散するのが下手くそで、自分をメタメタに傷つける癖が暴走して、摂食障害が悪化。
衝動買いして散財し、衝動食いして体を傷つけ、衝動断捨離して物に八つ当たり。
そんな毎日でした。
改めて書いても、なかなか悲惨ですね。
読者さんから「よく生きていてくれました。」と言われたことありますwww
これだけ苦しくて、最悪の状況にも関わらず、当時付き合っていた彼氏にも、親にも、SOSを出せなかったのです。
なぜなら、家族が大嫌いで、絶対に頼りたくないと思っていたから。
何がなんでも実家には戻りたくない。
親に失敗した姿を見せるくらいなら、野垂れ死んだ方がマシ。
本当、それくらいに思ってました。
いちばん身近にいる人に「助けて」って言えなかったんですね。
姉に相談「私の仕事、代わりに選んで」
カッコ悪くて失敗した姿を見せたくないと思っていたけど。
家賃が払えなくなって、どうにもならなくなり、意を決して姉に事情を打ち明けました。
借金が200万になって家賃が払えない
仕事も全部やめちゃった
もう、なにすればいいか、わかんない
どれを選んでも続かないから、自分の考えが信じられない
私の考え方が間違ってるんだと思う
きっと、外から客観的に見てもらった方が、正しい選択ができると思う
だから、私の仕事、代わりに選んでほしい
もう、「やりたい」とか言わないから
やれ、って言われたこと、なんでもするから
そう話したら、姉は一言

バカじゃないの?
いますぐ、ひとり暮らしやめな
バッサリ、一刀両断。
そう言われて、内心ホッとした自分がいました。
自分では、もう何も決められない状態になっていたので。
体も心もボロボロなのに、立ち止まるのが怖くて、ただ走り続けるしかなくて。どうにか仕事見つけて稼がなくちゃっていう考えで頭がいっぱいで
それ以外考えられなかったんですよね。
だから、姉に「休め」って言ってもらえて、ものすごくホッとしたんです。
心のなかで渦巻く家族への恨みと憎しみ
私の場合、働くことに関してシビアだったのは父親なんですね。母親は自由人(宇宙人)で、あまり口出ししてこない人。
で、高校1年生のとき、両親がトラブって冷戦状態になり、離婚の危機に陥った時期があったのです。
もともと家族全員、仲が良かったこともあって。
環境の変化に弱い私は、めちゃくちゃ混乱して、一気に不信感が募り、心を閉ざしたんです。
そこから、家族と目を合わせて喋れなくなりました。
一応、一緒に出掛けたり、ご飯食べたりするけど。表面上、一緒に過ごして会話をしていても、心のなかでは恨みと憎しみが渦巻いていたんですね。
それでも、
親を尊敬したい
親をお手本にしたい
みたいな、「目上の人は称えるべきだ」っていうマイルールが染み込んでいて。
どんどん自己評価が下がりまくり、最終的に
私は人の気持ちがわからない冷めた奴なんだ
っていうアイデンティティを握りしめるようになりました。
こびりついて離れない父の口癖
で、そんな感じで気持ちの整理がつかない状態で、
私が働くうえで大きな影響を受けていたのが、父の姿だったのです。
大手企業の管理職になりたいと、なんとなく夢見たのも。独学でシステムを勉強して、外資系のSEになった父の姿を意識していたから。
(自覚がなく当たり前のように刷り込まれてた)
そんな父の口癖が、
無理だと思ったら無理だよ
だったんですね。
父に「やりたいこと」の話をして、少しでも弱気な発言をしようものなら、



無理だと思ったら無理だよ
って、言われたのです。
マジで自覚したとき世界がひっくり返るくらいの衝撃だった。
もう無理だ…って、立ち止まりたくなるとき、頭のなかで、父の声で再生されていたことに、気づいちゃったから!!
しかも、それに気づかなかったのが、よけい怖いと思った
憎しみと憧れが入り混じって、越えたい、黙らせたい、認めてほしいと思いつつ、反発したい気持ちもあって。グチャグチャになった父への想い。
「あの人の助言のせいで、私は自分に合わない働き方を選択するハメになった」と思いつつ、同じように業績を残して、子どものように働いて世界を広げたい気持ちが捨てられない。
そんな状態でした。
~中略~
私のいちばん身近なライバルは、実績も社会的ステータスも持っている、めちゃくちゃ仕事ができる父でした。
仕事をがんばると自分を嫌いになるのに仕事が頭から離れない
お金にも仕事にもならない小さな「やりたい」のカケラ
家賃が払えなくなって、仕事も全部やめちゃって、そんなときに自分に問いかけたら出てきた
「ブログが書きたい」っていう、本当にやりたいこと。
お金にもならない。
仕事にもならない。
続けたからって、どうなるかもわからない。
ただ、「読んで泣きました」とか「とても救われました」ってメッセージをくれる読者さんがいて。
そんな読者さんのメッセージで、私も泣いて救われて。
社会的に立派なことじゃないかもしれない。
それでも、たしかに目の前にある、小さな「やりたい」のカケラ。
当時の私は、
だれに笑われてもいい。
理解されなくてもいい。
親に何を言われても、この小さな「やりたい」のカケラは、絶対に手放さない。
そう決めたんです。
ここから、HSS型HSP気質を盛大に”こじらせた”私の「本当にやりたいことを実現する旅」が始まりました。
ドSの宇宙さんの言葉を胸に刻んで。
こじらせHSS型HSP女子「やりたいことを探す」の巻
~はじめに~
こじらせHSS型HSPチェックリスト|本質的な輝きと”こじらせ”で起きる現象
~本編~
- HSS型HSP女子に捧ぐ。自然と心から「やりたい」と思うことを見つける方法
- こじらせHSS型HSP女子の「本当にやりたい仕事」が見つからない理由
- [いまここ]こじらせHSS型HSP女子「親の影響」と終わらない仕事探し
- こじらせHSS型HSP女子魂の叫び「やりたい」と書いて「生きたい」と読む