こんにちは、ももかです。@momohsphss
私が就活のときにイメージした30歳の自分は、都会の綺麗なオフィスビルでバリバリ働く女性でした。
でも実際に社会で働いてみると驚くほど続かない。
心のどこかで普通に働けない自分はダメ人間じゃないかと思っていましたが、亀山ルカ(@RUKAv2)さんのブログを読んで「組織向いてないって言っていいんだ!」って思えたので紹介します!
2022年9月追記
この記事を公開した2019年は、生きづらさを克服しようと奮闘していたときでした。
あれから4年経ち、2022年現在は考え方も変わっているので、後半では、いま思っていることも追記しました。
この記事全体を通して、組織で働くことに悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。
組織で働くのが苦手って甘え?
組織で働くスタイルが窮屈なのは薄々感じていたけど、認めたくなかったんですよ。
フリーランスの働き方を知らなかったころは「会社員向いてないんだよね」っていう台詞がカッコいいとか、よくわからない憧れがあったけど。
フリーで仕事をする責任や大変さを経験してからは、組織で働くことが苦手な自分に対して、
- 甘えてる
- 我慢が足りない
- わがまま
と思うようになっていました。
1年くらい経つと「これから毎日ここに通い続けるのか」と考えて憂鬱になるし、終わりが見えないまま同じ場所で同じ仕事を何年も続けなきゃいけない。
ずっと組織で働くことに憧れていたので、本当はひとりで黙々とマイペースに仕事するのが好きな自分を抑えていたみたいです。
正社員・派遣・アルバイト・フリーランスと、一通りの働き方を経験したことで、組織で働くスタイルに適応できないと気づきました。
組織で働けない人は私だけじゃなかった
私の背中を強く押してくれたのは、ブロガー&YouTuberの亀山ルカ(@RUKAv2)さんです。
ルカさんの「組織の中で働けない」という強いコンプレックスと不安感についてという記事を読んで、
私だ(゜o゜)!!!
と思いました。
みんなと同じように働けなくても、人間的な価値は変わらないのだと勇気をもらいました(泣)
大人数の飲み会が苦手
相変わらず大人数が苦手、飲み会も疲れてしまう、人に会うと楽しい反面ぐったりしてしまうなど、人が普通に楽しそうにしていることを楽しめないと自覚しました。
それを見ないようにしていたし、「自分はもっと楽しくやれる、みんなと同じようにやれる」と思って頑張っていました。
「組織の中で働けない」という強いコンプレックスと不安感について|ルカルカ
私も高校生のとき友達の楽しそうな姿を見て、自分だけ別世界にいるような気がしていました。
新卒で入った会社の同期が誘ってくれた飲み会や旅行に参加するけど、心から楽しめない自分は人としてオカシイとも思いました。

「空気読めないやつ」とか「変わってる」とか思われたくなくて、頑張ってはしゃいでた
考えすぎて上司とぶつかる
社会人になり、考えすぎてしまうことで上司とぶつかることがありました。
例えば、わたしはどうしてそれをやるのか、なんのためにやるのか、もっと効率的にできないかを考えて上の人に意見するから、「素直じゃない」「生意気だ」と遠回しに嫌味を言われたこともあります。
言われたことを受け流すことも苦手だし、わたしも頑固なところがあるので、上司もやりにくいと感じただろうなと思います。
「組織の中で働けない」という強いコンプレックスと不安感について|ルカルカ
これも正社員として頑張っていた頃の私です。
いま振り返ると顔から火が出るほど恥ずかしいけど、事前準備なしで会議に参加する人や、会社の方向性に逆らう人が許せなくて。いつもイライラしていました。
上司や先輩からよく「社会には白と黒だけじゃなく、グレーもあるって理解した方がいいぞ。」と言われました。
決まった時間に決まった場所に行くのが耐えられない
さらに、決まった時間に決まったところに行くのに疲れてしまうこと、飽きっぽいことなどもあり、自分のクズっぷりを自覚して「どうしてこんなにダメなんだろう、頑張りたいのに頑張れない」と思い、自己嫌悪スパイラルが止まりませんでした
「組織の中で働けない」という強いコンプレックスと不安感について|ルカルカ
頑張りたいのに頑張れないってもどかしい。本当に。
頑張りたい!みんなと同じように働き続けたい!
だけど、「これから何年も毎日、決まった時間に同じ場所に通い続けるのか」と考えると、息苦しくなって目の前が真っ暗になります。



続けたいのに心と体がついていかない
2022年追記:当時を振り返って
ここからは、4年後、2022年のももかです。
2019年当時に書いた内容を振り返ると、たしかに
- 大人数の飲み会で消耗する
- 考えすぎてぶつかる
- 期限がないまま同じ時間に同じ場所に通うのが苦痛
みたいな、根本的な部分は変わってないと思います。
当時は、どうにか仕事で充実感を味わいたくて、転職したり、フリーランスを目指したりしたけど、ことごとく続かなくて。
辞めた原因は、身体が動かなくなったり、お金がなくなったり、結果的に心が折れてしまったり。そんな感じで、前にも後ろにも進めなくて。
7年続けた一人暮らしをやめて実家に帰り、派遣事務として働いていたときでした。
前半部分を読み返してみると、気持ちの整理がついてなくて、悔しさと絶望と、そんな雰囲気が伝わってくるなぁ……なんて、我ながら思いました。
ただ、じゃあ、それで「組織に向いてない」とは判断できないよね、っていうのが現在の考えです。
組織で働くのが得意すぎて、苦手になってしまった


4年かけて自己理解を進めて、私の性質を見てみると、
- 究極のリーダー気質
- 究極のサポーター気質
この2つが同居していると、わかったんですね。中庸がないのです(汗)
たいてい、どこに行っても溶け込めるし、見るからに「ブラックだろ」っていう会社でも、フラフラ~っと染まっちゃう。
組織の求めることに、自分の目標をあわせて、全体のバランスを取りながら進める。
同僚や上司は、足を引っ張る人もいるし、チクチク嫌みを言う人もいるけど、同じくらい評価してくれる人もいたのです。
だけど、周りの評価に関係なく、自分で自分を認めてあげることができなかった。
社会不適合ではなく、過剰適応していたのです。
で、仕事が続かないのは、適職とか雇用条件の問題ではなく、ストレスや不満に対するセルフケアが不足していたからだと気づきました。
組織で働くのが得意すぎて。
でも、そんな自分に気づかず、「まだまだ、全然ダメだ」と否定して追い込んだ結果、自滅していたんですね。
いまでも胸を張って「得意です!」とは言えないけど、好きか嫌いかと言えば、好きだし。
苦手な部分もあるけど、同じくらい魅力もあるんだよな~なんて、やっぱり思っちゃいます。
たぶん、能力の凸凹が激しいのです(;・∀・)
それでいて不器用なのです。。。
仕事の関わりと親の影響
仕事に関しては、私の人生の大半を占めるテーマでもあります。いまでも、「働くってなんだろうな~」って考えることが多いです。
そんななかで、ひとつ答えが出ているとすれば、
仕事に関する価値観と親の影響
これ、重要だなと。
上司との関係、リーダーシップなどは、心理学的には親との関係を表すと聞いたこともあります。
私の場合は、父の影響を大きく受けていて、ものすごい執着していたと気づきました。
組織で働くのが苦手だと感じるようになった背景
こんな感じで、2022年現在は、組織で働くのが苦手だと感じるようになった背景を紐解くことが、とても大切だと思っています。
- 能力的な凸凹がないか?
- 認知特性を活かした業務をしているか?
- 心理的なトラウマが埋まっていないか?
こうした、いろんな角度から要因が考えられるからです。
たぶん、探せば探すほど、【会社員 VS フリーランス】みたいな記事や、【○○だけど生きていく】みたいな記事が見つかると思います。
私って、どこかオカシイのかな?
なにか欠落しているところがあるのかな?
普通に働けないって、人として終わってるよね?
そんな風に自分を責めちゃいますよね。
でも実は、多くの人と違う認知スタイルの持ち主で、そのことが原因で心の傷を負っている人も少なくありません。
認知スタイルとは、脳の情報処理の方法です。ものの見方、感じ方、考え方、とも言います。
MBTI®を使った自己理解個人セッションでは、あなたの認知スタイルに合わせた働き方をご提案することもできます。
あわせて活用してみてくださいね。