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ももか
HSS型HSPの心地よい働き方
2017年にHSS型HSP気質が腑に落ち、そのままの自分を受け入れることを決意。気質の研究と考察をブログで発信すると続々とメッセージが届くようになり、相談サービスを開始。

非HSPとの感覚の違いを知って「分かり合えなさ」を解消しよう!鈍感な世界で生きるHSPへ

こんにちは、ももか(momohsphss)です。

パソコンのデータを整理していたら、4年前に配布していたダウンロード資料が出てきました。

内容は非HSPとの付き合い方。

HSP気質を自覚した当初は、自分の気質を好きなれなくて。

「非HSPは悩むこと少なそうで羨ましいな」

「わたしは好きで繊細に生まれたわけじゃないのに……不公平だ!」

と思う反面

「どうにか、このしんどさが伝わらないかな」

と試行錯誤した時期がありました。

そんな非HSPとの分かり合えなさに奮闘した結果、学んだことや上手くいったことを資料にまとめたのです。

いま読み返しても、異なる感覚をもつ人と心地よくコミュニケーションを取るポイントがたくさん詰まっているなと。(我ながら、いいもの作った!)

非HSPとの関係に悩んでいるHSPさんは、ぜひぜひ参考にしてください!

目次

HSPと非HSPの決定的な違い

HSPと非HSPは、刺激を処理する脳の仕組みが違います。これは動物の生存戦略として有効なのです。

飢餓で種が全滅するのを防ぐために、同じ刺激を受けても時間をかけて処理するグループと、すぐに終わらせて次の行動に移せるグループが必要なんですね。

非HSPが刺激に鈍感で些細なことに深く注意を払わないのは、人間が繁栄していくために先祖代々受け継がれた役割だからです。

刺激とは

  • 気温
  • 喋り声、表情
  • 記憶、感情

など、体の内外でキャッチするもの。

「みじん切り脳」「乱切り脳」

HSPの脳は、刺激をみじん切りレベルで識別する体を持っているので、ミリ単位で情報を吸収できます。

一方、非HSPの脳は乱切りなので、HSPにとって「全然違う!」と感じる変化も、非HSPは「同じじゃない?」となります。

HSPが特大サイズで感じるような気温の変化味の違いなども、非HSPの体にとっては違いとして識別されないんですね。

非HSPが些細なことを気にしないのは、気づいてるけど気にしないように心がけているのではなく、そもそも気づかないから気にならないのです。

非HSPの感覚

  • 気づいてるけど気にしないように心がける
  • そもそも気づかないから気にならない

非HSPは、わざと冷たくしているわけじゃない

非HSPはHSPと比べて、ストレスホルモンであるコルチゾールが出にくい体を持っていて、ストレスを感じにくいそうです。

わたしたちHSPが当たり前に微妙な変化を察知するように、非HSPは当たり前にスルーしています。

男性が【女性はホルモンの影響を受けやすい体を持っている】と聞いて、頭で理解できても、同じように体感できません。

HSPも非HSPも、お互いが見ている世界を同じようには体験できません。

非HSPも傷つくし、思いやりを持っているし、愛情深くて優しい人です。HSPの繊細さを理解したくても、わかってあげられなくて悩んでいる非HSPもいます。

気質が違っても同じ人間。ここを押さえてコミュニケーションが取れると、「分かり合えなさ」が激減しますよ。

HSS型HSPの行動力と非HSPの違い

HSS型HSPの行動力や好奇心は、一見すると非HSPのように見えますが、両者も体の作りが違います。

HSSは興奮系のホルモンであるアドレナリンが出やすいので、興味を刺激されると行動したい衝動に駆られます。

さらにHSPの要素が加わると、行動の前にじっくりリスクを検討して、よく注意してから動きます。

行動している最中も、HSP特有のみじん切り処理が行われるので、高度なアウトプットとインプットを同時進行できるんです。

つまり、HSS型HSPは【仮説→検証→改善】のサイクルを高速で回していることになります。

一方で、非HSPも簡単に新しい行動を始めますが、それは深く考えないからです。

現状を正しく把握したり、行動のメリットデメリットについて、それほど深く考えず「なんとなく」で始めます。

これも意識的にそうしているのではなく、生まれつきの脳の仕組みです。

違いを知らずに非HSPと比べてしまうと「同じようにできるはず!」と体の声を無視した努力が始まります。

体の違いを知ると、やらなくていいこと、物理的にできないことが見えてくるので、おのずとエネルギーの消耗を防げるようになります。

非HSPとの関係がギクシャクする原因と対策

人によってはHSPを知ると「持って生まれた気質が原因なら、一生この苦しさを抱えていくの?」と、深く落ち込んでしまうんですね。

繊細さにコンプレックスがあると、突然「ギフトです」と言われても抵抗ありますよね。

HSPのデメリットしか見えないので、逆に神経質になってしまい、過剰な対策に走る傾向もあります。

生きていれば常に刺激を受けるし、それ自体は『悪』ではありません。

わたしも同じような考えを持っていた時期があって、添加物を徹底して排除しようとしたり、人が出す生活音にイライラしたり……なんてこともありました。

対策するほど生活は窮屈になるし、非HSPとの関係もギクシャクしちゃうんですよね。

「非HSPに伝わらない」と嘆きたくなるとき

わたしがHSPを知った当初

  • 同じように対策しない人を責める
  • HSPを理解してくれないと嘆く
  • 非HSPとの関わりを絶つ

こんな感じで、やらかして失敗したんですね。

いくらHSPの説明をしても、周囲は思ったような対応をしてくれませんでした。

自分で自分を認めるよりも、周りの人に受け入れてもらうことを優先していたので、全然満たされなかったのです。。。

「なんか反応薄い。わたしに興味ないんだ(涙)」っていじけてました。

非HSPと良好なコミュニケーションを取るには

今振り返ると、自分で自分を理解していなかったから、相手にどんな反応をされても満足できなかったんですね。

すぐに誰かのお墨付きを求めたくなるけど、自分軸がないまま他人に理解や評価を求めても、相手の価値観に振り回されるだけだと気づきました。

まずは自分に集中して

本当はどうしたいのか?

何を求めているのか?

こうした本音を知ることが大切なんです。これができると、非HSPとの関係性は劇的に変化します。

HSS型HSPは、もともと主体的にガンガン行動するのが得意ですが、だれかに言われた小さな言葉で深く傷つき、自分を抑えて生きているんですね。

なので、本来はもっている主体性を忘れいている。

今は「嫌だ」「やりたくない」という否定形の発言に抵抗があるかもだけど、大丈夫!

これまで説明してきた内容が意識に浸透していれば、心の安全基地が育まれているので。傷ついて落ち込んでも、以前より早い時間で回復でき、本音を言う勇気がもてます。

心の安全基地とは、外の世界で傷ついてもそこに戻れば回復できるという回復場所です。

非HSPの反応が変わる気質の伝え方

自分がHSPだと知ったとき、「わたしはHSPだから辛かった」とカミングアウトしたくなることもあるでしょう。

苦しさを言語化できず、上手く伝わらなくて悩んできたのですから、HSPを使えば理解してもらえるかも!と考えるのも自然です。

ところが、非HSPに伝えても満足する反応をもらえなかったケースが多く、「想像よりも反応が薄かった」という声をよく聞きます。

なぜでしょうか?

ポイントは、この感覚↓

HSPの中に「わたし」がいるのではなく、「わたし」の中にHSPがあるだけ。自分がHSPだと忘れても、自然に生活できることがゴール

HSPという言葉ではなく、HSP特性を持っている「わたし」を理解してもらうんです。

HSPを説明したとき、非HSPの上司・パートナーの反応が薄い理由

これも個人的な考えなんですが。

ももか

初対面の人と会うたびに、いちいち気質の説明をするのは面倒だし
ただの性格なのに「だから配慮してね」とお願いするのも、なんか違うな

と思うようになりました。

だってHSPは病気じゃなくて気質なので、「わたしはアジア人です。アメリカ人のあなたは配慮してください。」と言っているのと同じだから。

気質とは

家族や上司、パートナーが非HSPで、思ったような反応がないのは

  • あなたに興味がない
  • あなたが嫌い

ではなく

  • HSPの専門知識ではなく「あなた」に興味がある
  • HSPを踏まえて「どうすればいいのか」がわからない

です。

要望を伝えるときのポイント

相手の反応が変わる伝え方は、HSPの概念の説明ではなく、あなた自身がしてほしいことを自分の言葉で説明するのがイチバンです!

HSPの説明

「わたしはHSPという気質だったの!HSPは感覚が過敏で、疲れやすくて、刺激を深く処理する人のことなんだよ。」

「わたしは人口の6%に存在するHSS型HSP気質なんです。行動的で好奇心旺盛だけど打たれ弱いんです。でも病気じゃないんです。」

あなたの説明

「わたしは強い光が苦手で、寝室でスマホの光を見ると昼間のように感じて、寝つきが悪くなってしまうの。少し明るさを抑えてくれる?

「堂々としているように見えて、つい些細なこと気にしちゃって、落ち込むと3日は引きずりますよ~。急にテンション下がってたら励ましてください!

比べてみると『あなたの説明』の方が、相手が何をすればいいか明確ですよね。

HSPという言葉を使わずに自分を説明した方が応用が効くし、人間関係はグッと楽になります。

最近はHSPという単語を出すだけで通じることも増えました。その場合でも相手の理解レベルに頼らずに、積極的に自分の言葉で要望を伝えると、スムーズなコミュニケーションにつながります。

「鈍感な非HSPには何を言っても伝わらない」と諦めそうになったら

どうしてもHSP同士の会話のように、言外で伝わる感覚は薄くなるから、非HSPとのコミュニケーションコストは高くなりますが。

わたしの経験と、周りのHSP仲間を見ていても、お互いを尊重した関係って築けるんですよ。心温かく優しい非HSPもたくさんいます。

「非HSPは冷たくて鈍感で分かり合えない」と心折れて

【非HSP】対【HSP】

といった、敵・味方に分断するような考えで接していると、いくら鈍感な非HSPでも伝わるんですね。

人間関係めんどくさいな~って疲れる日もあるけど

人口の8割と心地よく関係が築けたら、仕事も家庭も楽しくなりますよね!

どこに行っても、だれといても、ビクビクせずに済むのです!

と、わたしは思って。

HSPという言葉を使わずに、非HSPに自分の感覚を伝える練習をくり返しました。

クライアントさんでも、非HSPの上司やパートナーと関係が良くなった人は

相手を信頼して「わかってくれる」という前提に書き換えて、正直に本音を話したら受け取ってもらえた

そんな報告をいただきます。

人間関係でいっぱい傷ついた過去があると、なかなか心を開くのが怖くなります。

無理して考えを変える必要はないので、「そんな視点もあるのか~」くらいに、頭の片隅に入れてみてください。

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