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プロフィール
馬場 桃香
ばば ももか
IT通信系営業、アパレル販売など経験後、独立。HSS型HSP気質をもつ方へメンタルケアからビジネスサポートまで提供している。

延べ280人以上の相談実績あり。人柄を重視した『あったかマーケティング&狭くて深いつながり作り』が得意。

自身は、HSS型HSP気質をこじらせ、16歳で適応障害と診断さた経験がある。

社会人になり、全国トップレベルの営業成績を記録するが、ストレスで潰れて仕事が続かない悩みも抱えていた。

2017年に自分の気質が腑に落ち、「そのままの私で生きる!」と決意。

HSS型HSPである自分を研究し、ブログで発信を始めると、読者さんから続々とメッセージが届き始める。この経験から、同じように悩んでいる人の力になりたいと思い、相談業を開始。

現在は、埼玉県の田舎からオンラインをメインに活動中。

【ももかの働き方改革物語】会社員時代に抱えた5つの悩みと転職失敗談

こんにちは、ももかですmomoka_hsphss

私がず~っと悩み続けたテーマのひとつに【仕事】があります。

でね、ご相談でも仕事の話って多くて。

「ももかさんは、どうしてるんだろう?」って感じで、お話に来てくれる方もいるんですよね。

なので、

ももかの働き方改革物語

っていうシリーズを始めてみようと思います!

1点、前置きとして、起業しよう!フリーランスになろう!って話じゃなくて。

「いまの働き方で、このまま続けられるか不安…でも、どうしたらいいの?」

って思っている方が、選択肢や視野を広げるきっかけになればいいな。っていう気持ちでございます♪

なので、【起業物語】ではなく、【働き方改革物語】というタイトルにしてみました。

それでは、今回は、会社員時代に抱えた5つの悩みと失敗談をご紹介します!

目次

仕事が続かない

正社員で2社経験したんですが、どちらも3年くらいで退職しています。

その後、バイトを2個掛け持ちしながら、フリーでも少し仕事した時期があるんですが、こちらも1年で終了しました。

短期的な成果を出すのは得意なんだけど、持久力がなくて、1発屋で終わるのが悩みだったのです。

参考:1つのことをコンスタントに同じクオリティで続けることができません

ひとりで業務を抱えすぎてパンクする

境界線を引いたり、自分の能力に限界を設けるのが苦手で、業務を一人で抱えがちだったんですね。

あと、相談するのも苦手。

働くときに「相談先を明確にしておく」って、重要だと思うんですよ。

とくに大きな会社だと、

お金のことは経理の○○さん

トラブル対応は上長の△△課長

技術的な疑問はカスタマーの××リーダー

みたいな。

同じことを聞くのにも、相手の専門性や業務内容にプラスして、アドバイスが自分的に受けとめやすいか?っていうのも、大事になってくるじゃないですか。

そういうのを考えながら仕事をするのが、めちゃくちゃストレスでした(汗)

できるっちゃ、できるけど。やらなくていいなら、やりたくない。

社内に相談したい人がいない

日々の細々した相談であれば、割り切って「よし、電話で聞いてみるか」と思えるけど。

ももか

いまの業務内容に違和感があるけど、どうしたらいいんだろ?
漠然と、続けられる気がしない。
なんか、モヤってる。

みたいなときに、相談したい人がいなかったんですよね。

相談しなきゃいけない人(直属の上司)は、いたけど。

働き方や、仕事の進め方、在り方について、お手本にしたい人がいなかったんです。

社内に心を開いて、率直な気持ちを打ち明けたいと思える人がいなかった。

だから、自分でも何で悩んでいるかわからないし、どうしたらいいのかも、わからない。

勤務中も、帰宅してからも、モンモン……モヤモヤ……

頭がうるさい!

静かにして!

って思って、過食に走ってました(汗)

見切りをつけるのが早い

そんな感じで、ストレスが限界を超えてくると、考える余裕がなくなって視野が狭くなるんですよね。

で、

ももか

こんだけ頑張っても、この人たちは何も変わらない。
じゃあ、私がこの場を去った方が早くない?

みたいな思考になって、ある日突然、衝動的に退職…って感じでした。

あと、自分自身に対しても。

苦手なこと、思うようにできないこと、大きなミス、などがあると、

「私って、もうダメだ~!!何もできないポンコツだ~!!向いてないんだ~!!」

って、低評価しまくって。

自分にも、職場にも、見切りをつけるのが早かったんですね。

参考:仕事をがんばると自分を嫌いになるのに仕事が頭から離れない

社内の人間関係で消耗する

私の場合、お客様と接する通常業務は、とても楽しいし、ガンガンやりたいと思うのだけど。

それ以外の部分でしがらみを感じることが多くて、それがめちゃくちゃストレスでした。

上司とぶつかる

最近、改めて「合わないな」と感じた人の名前を書き出してみたら、過去の上司がずらっと並びました(笑)

合わないっていうか、素直に意見を聞き入れられない。

何か行動するときは、

  • 会社の経営計画がどうなっているのか
  • その計画を踏まえて現状どうなのか
  • 何のために、どこに向かうために、どこまでの成果を必要としているのか

みたいな、長期の視点で考えて、自分なりの答えや意味付けをしたうえで、納得しないと動けないので。

「言われたからやる」

「怒られない程度にやる」

みたいな発想で仕事をするのが、すごく嫌なのですよ。

でも、上司の立場だと、言うことを素直に聞いて、余計なこと考えず、意見もせず、必要な成果だけ素早く持ってくる部下が扱いやすいじゃないですか。

「集団の輪を乱さない程度の自主性」ですよね。

私は、ですね。

集団の輪を乱して摩擦を起こすほどの自主性を発揮してしまうのです(;´∀`)

つまり、やりすぎ笑

社内政治に振り回される

どこの会社にもありますよね。派閥。

上司同士の対立とか、なんとなく仲の良い人で動くグループとか。

こういう社内政治、社内営業。

わずらわしい!

って、みんな言うんですよ。口では。

だけど、実際は、なんだかんだテキトーにあしらって、自分が有利に働くように立ち回って、上手くやるじゃないですか。

私、「上手くやる」って、できないのです。。。

なのだけど、人からどう見られるかも、めちゃくちゃ気にするので。

相手をキッパリ否定したり、あからさまに距離を置いたり、とか、できない。

どっちの気持ちもわかる気がするし、どっちもピンとこない気もする。

雑談、噂話で消耗する

社内の人間関係で、いちばん「どうでもいい」と思いつつ、付き合わなきゃいけなくて疲労感満載だったのが、雑談と噂話です。

私が、いつ、どこで、だれと、どんな話をしていたか。その場にいなかった第三者から

馬場さんって、○○さんと××したんでしょ?

みたいに言われると、ちょっとメンドクサイって思っちゃう。

それが業務に繋がる話なら、まだしも。

お土産のお菓子に手を付けなかった、とか。

だれと飲みに行った、とか。

マジで、どうでもよくない?

ほっといてもらえませんか?

って思っちゃう。

情報通の人って、いるじゃないですか。(いわゆるスピーカーって言われちゃう人)

正直、苦手でした。

軽く受け流すのが下手なので、

ももか

なんで知ってるんですか~

とか、愛想笑いで返すんだけど、心にはボディーブローのようにダメージが蓄積される。

周りとの熱量の差で自分を責める

わたくし、心からの情熱を持って仕事を楽しみたいタイプでして。

生活のために

給料が良ければいい

みたいな、気持ちでやろうとすると、ダメなんですよ。心が死ぬんですね。

参考:一度も失敗しないでずっと上手くいく人生の何が楽しいの?

でも、世の中には、育児費を稼ぐために、仕事がないけど残業しなきゃいけない人もいます。

家に帰ると奥さんにチクチク言われて肩身が狭いから、職場の方が気が楽だって言って、用もないけど休日出勤する人もいます。

そういう、生活のために仕事をする人を否定するわけじゃないのですが。

それでも、やっぱり。熱量の差を感じると、寂しくなるんですよ。

心が震える仕事がしたい。全力を尽くして、仕事で充実感を感じたい。

と、思うんだけど。

そうやって暑苦しくなってる、私が間違ってるのかな?

私が子供っぽいだけ?

働くことの意味をはき違えているの?

って、自分を責めてばかりだったのです。

勝手に昇進する

どこで仕事をしても、だいたい昇進するので。

派遣会社に登録するときは、あえて過去の役職を隠して申請したこともあります。

正社員を好まない理由のひとつが、勝手に昇進することなのです。

評価されたプレッシャーで潰れる

評価されるのは嬉しいけど。昇進とか順位に興味がないタイプで、競争するプレッシャーにも弱いのです。

なので、昇進すると、急に苦しくなって、動きがぎこちなくなります。

極度の負けず嫌いにもかかわらず、

  1. 自分で設定したルールのなかで
  2. 自分が納得いくように
  3. 自由にマイペースに勝負できる環境

この条件が揃わないと、一気に使い物にならなくなるのです(泣)

ももか

プレイヤーで圧倒的に輝くタイプです

「間違ったらいけない」と思うとピタッと動きが止まる

中間管理職になったら、急に「正しい振る舞いをしなきゃいけない」みたいな思考に陥っちゃうんですよね。

下っ端のときって、けっこう自由に動けるじゃないですか。

管理職になると、責任の範囲が広がるので、自分の言動に対する重みが変わってきます。

それがね、めちゃくちゃプレッシャーで。

で、上司として目標にしたい人もいなかったし。マネジメントやリーダーシップの取り方も、全然わからなくて。

ひとりで抱えて自爆するループでした。

スピード感の遅さにイライラする

会社員時代、地味にダメージを受け続けたのが、スピード感の遅さです。

決めて、動く。

このシンプルな行為に、多くの人と時間を必要とするんですよね。

根回し、部署間の調整が煩わしい

必要なのは、わかってる。

やった方が、自分に有利になるのも、わかってる。

結果的に、お客様のためになるのも、わかってる。

それでも。

できることなら、やりたくない。

これも、人間関係の一部だと思うんですよね。

「この案件を進めるには、本当は必要ないんだけど、生産課の○○課長に話を通しておかないと、後々面倒になる」

みたいな、キーパーソンのご機嫌取りのためのワンアクション。

渋々やるけど、心がすり減る。

責任の押し付け合いがいたたまれない

そんなに押し付けあうなら、私やりますよ!

って言っちゃう。

ももか

あーあ、また、こうやって都合よく動かされちゃうんだよな…

って、後から思う。

こういう心理戦みたいな、責任の押し付け合い、あるじゃないですか。

「それって、私たちの部署がやる仕事じゃないよね?営業の仕事だよね?」

「この内容だったら、○○さんがベテランだから、聞いてみてよ」

っていう社内でのたらいまわし。

重要なところは濁して、こちらの決断に任せる雰囲気を出しつつ、動くのを待って、責任は取らないようにする。

直接、本人に抗議できないから、ひとりで

うわーーーーー!

ってなる(笑)

同じ場所に同じ時間に何十年も通う苦痛

同じ場所に同じ時間、何十年も通うことを想像すると発狂したくなるレベルで苦痛。

2年くらいなら、楽しめるんですけどね。

私、小学校3年生で転校しているので。

人生のなかで、同じ場所に同じ時間、毎日通い続けた経験って、いちばん長くて3年くらいなんです。

新卒で入社した会社は、4年目に入る直前の3月に退職したし。

大学は4年間通ったけど、登校時間は毎年変わるし、3~4年生のときは週5でバイトしてたので、ほぼ行ってないし。

正社員になって、「このまま何十年も、毎日通い続けるのか」と思うと、目の前が真っ暗になって窒息しそうな感覚になりました。

それがきっかけで、別の道を探すようになったんです。

参考:組織で働くのが苦手と思っていいんじゃない?

【失敗談】ストレスで余裕がなくなって勢いで退職する

正社員で2社経験して、その後も、アルバイトや派遣、フリーランスなど模索してきた、ももかの個人的な見解ですが。

過去を振り返って、当時の自分にアドバイスするなら、ひとつ!

「ストレスがMAXの状態で衝動的に退職しても、選択ミスるだけだよ!」

これです。

ももかの転職失敗談
  1. 問題の根本的な原因がわからない
  2. 相談できない
  3. ストレスが限界に達して余裕がなくなる
  4. 準備不足のまま衝動的に退職する
  5. 収入がゼロになる不安から焦りばかり募る

この流れになると、気持ちの整理ができないまま、何かに追いかけられるように次の仕事をスタートすることになるので。

同じ失敗を繰り返すループが完成するんですよ(泣)

転職するときは、仕事の悩みがクリアになった状態で次に進むのが良いと思うのです。

いまの職場で業務量を調整する練習をしよう

もし、この記事を読んで、同じような悩みを抱えている読者さんがいましたら。

まずは、現在の職場で業務量を調整する練習をオススメします。

そうすると、収入を保ったまま、心の余裕も取り戻せるので。冷静な判断力が戻ってきて、本当にやりたいことも見つけやすくなります。

転職やキャリアチェンジに失敗するリスクが少なくなるんですね。

  • 適職を調べる
  • 向いてるかどうか検証する
  • スキルアップの資格を取る

っていう、アクションよりも。

  • 断る練習をする
  • 境界線を明確にする
  • いまの仕事で「やりたいこと」「やりたくないこと」を書き出す

こちらのアクションをしてみると、ストレスを抱えている原因や、本当はどうしたいのか見えてきます。

同時に、収入がゼロになる不安を抱えずに、じっくり次の1手を考える余裕が出てきますから。

転職するにしても、独立するにしても、良い結果につながる可能性が高くなります。

ももかの失敗を反面教師にして、取り組んでみてくださいね!

次回は、フリーランスにチャレンジしたときの失敗談にしようかな~。(転んで学ぶタイプなので傷が多い笑)

それでは~

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