こんにちは、ももかですmomoka_hsphss
日本MBTI協会のトレーニング講座を受け、試験に合格し、認定ユーザーになりました!
MBTIはユングの心理学的タイプ論をベースに、アメリカ人母娘によって開発された国際規格の心理検査です。認定ユーザーは、検査の実施とフィードバックができます。
私がMBTIを選んだ理由は3つ。
- こころの構造を知るのが好き
- 能力や適性と切り離して考える
- 対話も重視している
ひとの内面と行動の関係を知るのが好きで、対話を通して深堀していくMBTIが役立つと思いました。
能力や適性など外的要素から切り離して、こころの機能を解明していくところも魅力。
私自身、タイプを知る過程で自己理解が深まり、人と関わる緊張感が和らいだので、自分も提供する側になりたいなと思って資格を取りました。
認定ユーザーの役割
認定ユーザーは検査の実施だけでなく、クライアントが自分のタイプに辿り着くようサポートします。
MBTIの特徴は、自分のタイプを自分で決めること。検査の結果をきっかけにして、こころの動きを観察しながらフィット感のあるタイプを選びます。
認定ユーザーによるフィードバックを受け、体感しながら自己理解を進めていきます。
性格を知るための無料診断ツールは、ネットで検索すれば山ほど見つかります。本格的なものから、SNSのシェアを狙ったエンタメ系まで。
そんな時代に、有料の正式な性格検査を受けるメリットは、安心できる場でアウトプットできることだと思います。
一方的に読んで終わりではなく実際に人に話してみると、「意外に違和感あるな」とか「やっぱり、そうだよな」とか、なにかしら自分の反応があるんですね。
こうして実際に体感することも含めて、MBTIの自己理解メソッドなので、認定ユーザーはフィードバックを義務付けられています。
私がMBTIを選んだ3つの理由
日本の認知度はそれほど高くないMBTIですが、私が選んだ理由は主に3つ。
- こころの構造を知るのが好き
- 能力や適性と切り離して考える
- 対話も重視している
こころの構造を知るのが好き
もともと、こころの構造を知るのが好きで、内面と行動の関係や、ひとの見ている世界に興味がありました。心理学の専門用語だと、認知・性格・発達といった領域を知るのが好き。
脳科学や神経学で解明できるかもしれないけど、私は目に見えず答えがない世界だからこそ、探求しがいがあると思っています。
シンプルかつ複雑で、ひとつの絶対的正解がない。奥深く、とても面白い。
能力と適性を切り離して考える
たくさんある性格検査のなかでMBTIを選んだのは、能力や適性と切り離して考えるところに魅力を感じたから。
いつも周りが魅力的に見えて、他人基準で「できない部分」を補う努力をしてきたので、こころの動きだけを見るMBTIの切り口が新鮮でした。
MBTIが見ないもの
- 能力
- 適性
- 相性
強み弱み、向き不向き、得意不得意、といった見方をしません。能力検査でも、適性検査でもないので、タイプだけで仕事を提案したり、選考に使うことは禁じられています。
MBTIが見るもの
MBTIが見ているのは動機付けの部分です。
- 興味を持つ理由
- やりがいを感じる理由
- ストレスを感じる理由
たとえば「医者になりたい」と思ったとき、志望理由はひとによって違いますよね。
社会的ステータスが欲しい、人体に興味がある、苦しんでいるひとの役に立ちたいなど。こうした動機と、実際に業務をこなせるか(能力)は別の話です。
対話も重視している
MBTIは質問の結果をきっかけにフィードバックを受けて、自分でタイプを探求する自己理解メソッドです。
認定ユーザーの投げかけによって、「なんでだろう?」と考える。当たり前にしている行動を改めて振り返り、経緯や目的を遡ってみる。この時間を含めてMBTIなんですね。
フィットするタイプを見つけるだけでなく、プロセスそのものが自己理解になる。
こうした姿勢が、私のやりたいこととマッチしていると感じたので、サービスに取り入れるために認定ユーザーになりました。
さいごに
私はMBTIを知って、人間関係のすれ違いや挫折の理由が解明され、生活する緊張感が和らぎました。
MBTIは万能じゃないし、知ったからといって必ず楽になるわけじゃないです。使える範囲は限定的だし、煮え切らず参考にならないと感じることもあるでしょう。
こんな世界もあるよ?こんな見方もあるよ?という、ひとつの選択肢として使ってもらえたらなぁと思います。