こんにちは、ももかです。@momohsphss
自分では頑張ってないと思うのに、人から「頑張ってるね」と言われても、なんだか褒められてる気がしない。
そんな風に感じたことありませんか?
自分の感覚と周りの認識がズレていると、話が噛み合わないな~と思いますよね。
この「ズレ」を感じる理由は3つあって、全く意味合いも違ってくるんですね。
- 好きなことで楽しんでいる
- 褒められたいポイントが違う
- 「頑張ってる」のハードルが高い
好きなことで楽しんでいるなら、それはそれでいいのですが。
みんな頑張ってるのに、私は頑張ってない
もっと頑張れるのに、全然頑張れてない
と、「私頑張ってるな」と認めるハードルが高い人は、どんどん苦しくなっちゃいますね(>_<)
ひとつずつ解説していくので、どれに当てはまるか確認してみてください。
好きなことで楽しんでいる
「好きこそものの上手慣れ」と言うように、好きで楽しんでいる人は、自然と取り組む時間も長くなります。
どんどん工夫したくなるし、追求したくなる。やればやるほど夢中になって、喜びも多く感じます。
好きでやっていること
やりたいからやってる
こんな感じで、頑張っていることに対して、見返りを十分に感じている人は、他人から「努力を努力と思わない」と見えるんですね。
たとえば、料理が好きで、オリジナルレシピの開発に熱中している人がいるとします。
イメージ通りの味になったり、失敗したと思ったら意外と面白い味になったり。火加減や調味料を工夫して、部屋の湿度まで管理している。
本人は、「楽しい」と自覚していないかもしれないけど、「明日もやりたい」とか、上手くいったら「よし!来た!」みたいな気持ちが湧いている状態です。
で、会社の同僚に、なんとなく

さいきん、毎日自炊しているんですよ
と、ポロっと話したとします。すると毎日コンビニ弁当で済ませている同僚が、



へぇ~、毎日自炊!頑張ってるね~
なんてリアクションしたら、どうでしょう?



(べつに、頑張ってるつもりないけどな)
ってなりますよね。
好きなことで楽しんでいるのに、「無理してやってる」みたいな捉え方をされた気になって、テンション下がっちゃいます。
褒められたいポイントが違う
性格タイプ論の視点でいくと、褒められたいポイントが違う場合も、「頑張ってるね」と言われて温度差を感じる原因になります。
女性は一般的に、結果よりもプロセスを褒められたい生き物なので、男性は「頑張ってるね」と努力を褒めようとしちゃうかもしれません。
自分が貢献していることを喜べる女性なら、とくに違和感はないでしょうけど。
具体的な成果、成績、結果を見てほしいと感じる人は、「そこ、別にどうでもいいんだけど。わかってないな~」と思うかも。
仕事でやる以上、頑張るのは当たり前。それよりも、
営業成績1位か!2位と圧倒的に差をつけたな!
今月は予算比120%達成だ!君が最後に滑り込みで受注してくれて助かった!
みたいな、具体的な数値、成果を示すことで「頑張っているね」と表現してもらった方が、嬉しく感じるんですね。
本人が「今回は1位難しいかもしれない」とか、「この商談が今日決まるか五分五分だな」みたいな状況であれば、なおさら、充実感につながりますね。
「頑張ってる」のハードルが高い
3つめは、「頑張ってる」のハードルが高いケースです。
気持ちの奥底に、
- みんなは頑張ってるのに、私は頑張ってない
- あの人よりも頑張ってない
- こんなの頑張ってるうちに入らない
- もっと頑張れるのに、全然頑張れてない
- まえは、もっと頑張れたのに、いまは頑張れない
こうした劣等感が埋まっているのですね。


他人や、過去の自分と比べてしまって、「いまの自分の頑張り」に意識が向かなくなってしまうのです。
頑張らないと認めてもらえないから
まだ努力が足りないから
だから、もっともっと頑張らなきゃいけないのに。
こうした状態のときに、
「頑張りすぎだよ」
「もう十分頑張ってるよ」
と言われると、自分の存在を否定された気持ちになってしまうのですよね。
自分の進んでいる方向が間違っていると言われたような感じがして、「べつに、頑張ってないのにな。この人、わかってないな」と思うわけ。
隣の芝生は頑張って見える
一般的に「頑張ってるね」は誉め言葉として使われます。
ですが、自分に対して「頑張ってる」と認められるハードルが高いと、他人からどれだけ「頑張りすぎだよ」と言われても、ピンとこないのです。
俳優の高知東生さんが、良いこと言ってました。
隣の芝生は頑張って見える。。。
私も頑張ってると認めるハードルが高い人間なので、なんか、すごい「なるほど~」ってなりました(語彙力)
どうせ頑張るなら、好きなことで楽しく、やればやるほど充実感が湧くようにしたいですね。
とはいえ、頑張り癖(がんばりぐせ)がついている人は、なかなかスイッチを切り替えるのが難しいでしょうから。
いきなり「頑張ると認めるハードルを下げよう!」とするのではなく。
いま、自分で自分が頑張っていることを認められない。そのことを認めてあげる。


ここに、ちょっとチャレンジしてみてくださいね。
それでは~