こんにちは、ももかですmomoka_hsphss
今日は、継続サポートさせていただいてる、フリーランス準備中の田中さん(仮名)のお話です!
ちょうど4回目のセッションを終えたのですが、「HSS型HSPさんって、ほんとスイッチ入ると化けるんだよね!」って感心しちゃう!すごいビックリする変化があったので!
ご本人の許可をいただいて、読者さんにもシェアしますね~
田中さんが抱えていたお悩み
- 相手を全肯定して、正解を探した会話をしてしまう
- それは自分にも相手にも嘘をついてる気持ちにさせる
- 「優しいね」と言われても、正解を出すのが上手いだけだから当たり前じゃんと思う
- 状況に合わせすぎてしまう
- 仕事はある程度、それなりにできるけど、自分は何もできてない、積み上がってないと感じる
- これまで転職をくり返してきたけど、働きづらさを克服してフリーランスに挑戦したい
こんな感じで進みました
- 1回目:相談に対する苦手意識に取り組む
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(ホームワーク)ももかにLINEを送る。その行為を「相談」以外の自分の言葉で名付ける
- 受けとめてもらえる場所がある安心感を体感した
- いつも出口がなく行き止まっていたので100%の受け入れ態勢があるのが良かった
- 2回目:会話のバトンを受けとる恐怖を味わう
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(ホームワーク)感情に名前付け+点数化して記録
- 自分のなかのものを出すのが不安なんだと気づいた
- いつも日記の時間は穏やかになる
- ももかと日記の時間を過ごす
- 3回目:一緒に仕事している人へのイライラを掘り下げる
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(ホームワーク)これまでの生存戦略の良い影響を考える
- 自分で自分をつまらないと感じる
- 相手の正解を探した会話に「自分にも相手にも嘘ついてる」と感じる
- この現象に対して【つまらない君】と【嘘ついてるチャン】と名付ける
- 4回目:思ったことを楽しく喋れるようになった!※いまここ
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- 【つまらない君】と【嘘ついてるチャン】に守られてたと腑に落ちた
- 人の気分に引きずられなくていいんだと気づいた!
- 相手の気分を読み取って無理に同調せず対応できるようになった!
- なにもできないと思ってたけど、自分が積み上げて、めっちゃやってたと気づいた!
- 夢中になって学ぶ時間が好きだったと思いだした!
- そんな自分が好き!
- 自分責めが減って、自由にやれてる!
これで6週間です!
小学生のころから「できすぎて目立つ」から、周りのレベルに合わせて自分抑えて「正解探し」を30年続けたということが、4回目で判明!

じつは、めっちゃ仕事できる頭の良い人だった!頭良すぎて浮いちゃうギフテッドだった!
相手の正解探しの会話と向き合った6週間
田中さんと過ごした時間を振り返ってみると、相手の正解探しの会話と向き合った6週間だな~と思います。
これは、ももかが向き合ったんじゃなくて。
田中さんが、ご自分の内面の動きをちゃんと掴んで、そこと向き合ってこられた時間です。
そして、1回目~3回目のナヨナヨっとした雰囲気から、4回目の姿が別人みたいに輝いてて!!
言葉をポツポツ、絞り出すように話していた3回がウソみたいに!!
4回目は、めっちゃ生き生きして、楽しそうで、「わたしって、こんなところあるんです!本当は、こんな風にちゃんとやってました!」って
得意なこと、夢中になること、積み上げてきたこと、これが自分だった!
そんな話を教えてくれて。
じつは超頭良くて、スーパー飲み込み早くて、知識の吸収スピード早すぎて、1周回って「自分なにもできてない」と思うタイプだった!
ウラシマ効果ってやつだね!
なんか、もう、感無量です(泣)
いつも、ゆっくり、ゆっくり、言葉をメモしていたけど。ももかのメモする手が追いつかないくらい、生き生きと自分のことを喋る田中さんの姿に。
本来の自分を思い出すと、ここまで人って変わるのか!と、驚き!
決まったルートなんてない、たった一つの物語
なんか本当は、もっと詳しく、どんな時間を過ごして、なにをやって、どんな気づきがあったか?
読者さんにもイメージしてもらえるようにしよう!と思って、この記事を書き始めたけど。
今日、べつの方にも、説明したんだけど。
あんまり、マニュアル、カリキュラムだと思ってほしくないんですよ。
「あぁ、こんな感じで進むのね」
「これって、○○療法の応用ね」
「これやったら、次はこうなるのかな」
「こんなこと学ぶんだね」
説明しようと思えば、頭で納得するような話もある。因果関係を立証するような解説とか。これやったから、こうなりましたって後付けで、いくらでも。
だけども!
予測を立てて、ゴールを決めて、そこに向かって進む。
それ、やりたくないんです。
とくに働きづらさを克服する場合は!
※起業サポート、ビジネスコンサルであれば、必要になってくるけどね
だって、それやってるから本音が見えなくなるし、自分がわからなくなるし、人が提示した成果を出そうとしちゃって、「こんなもんか」って思う結末になる。
それやって求められた成果を出せちゃうのが、生きづらい”こじらせ”HSS型HSPさんだから!!
ふたりで一緒に考えて進んできました
今回の事例も。
わたしが最初からルートを決めて、田中さんがそこについてきて、学校の勉強みたいに宿題を消化したわけじゃなくて。
ふたりで一緒に考えて。
「これって、なんでかな~?」
「このとき、どう感じたの?」
「ここに、なにが埋まってるのかな?」
そんな、ももかの疑問(好奇心)に対して、田中さんが頑張って自分のなかから言葉を絞り出して、
「じゃあ、次、なにやってみる?」
「どうしたい?」
「どこに取り組んでみたい?」
って、いちいち意思表示を余儀なくされてww
しかも、毎回のホームワークなんて、ほぼ即興で「こんなの浮かんじゃったんだけど、どう?」ってとこから、
「やっても、やらなくても、どっちでもいいよ」
「どこまでやるかも任せるよ」
「Aパターン、Bパターン、Cパターン、どれでもいいと思うけど、どれがいい?」
っていう、フリーダムww
で、実際できなくても、まったく責められないし、むしろ、できなかった間に気づいたことに、めっちゃ興味を示されて、
「なにそれ!おもしろ!なんでそう思ったの?」
「それやってるとき、どんなこと頭に浮かぶの?」
「それができたのって、どれくらいの価値?大きい?小さい?」
って、ひたすら自分のなかに答えを取りに行かされるww
そしたら今日、【つまらない君の卒業式】をして、感謝の言葉とともに、卒業証書を渡すことになった。
これは、わたしが最初にカリキュラムを組んで、やることを決めて、「4か月で、こんな風になりましょうね」って進めてたら、辿り着かなった未来だと思うんです。
後半が楽しみです!
田中さんが感じてることを、ご自分のペースで、だれが決めた目的地でもなく、ただ自分と向き合う。
これ、わたし、なにもしてないんですよ。(あ、質問はしてる)
ただ、気持ちを整理して、言葉にするのをサポートして、即興でワークを考えて。それも実行したのは、すべて田中さんです。
そんな田中さんが歩む、たった一つの物語に同行できて、嬉しいなぁ、ありがたいなぁ。そんな気持ちです。
静かに涙を流しながら、一緒に過ごした、日記の時間
【つまらない君】と【嘘ついてるチャン】の存在が明らかになった時間
そして、残りの後半戦。
わたしも、どうなるか、わかりません。それが、田中さんの可能性だから。
最後までしっかり、同行させていただきたいと思います!