こんにちは、ももかですmomohsphss
夏の土用中にパラダイムシフトが起きて、「恵まれコンプレックスを手放そう!」と決めたとき。
心屋さんの著書”がんばらない成長論”を読み返していたら、そのとき頭に浮かんでいた言葉が、そのまま本に書いてありました。
背伸びして得た評価はつらい
自分の「合格点」をグッと下げる
本を買ったときは、頭ではわかるけど、なかなか腹落ちしない感じで。何度も読んで、体に覚えさせようとして。
そのうち「あんま参考にならなかったなぁ…」とか思って本棚の奥にしまい込んでいたけど。
7年後、ようやく実体験を伴って、意味がわかるようになりました!!!
いま、再び心屋仁之助さんが熱い!(マイブーム来たw)
それでね、ぜひ読者のみなさんに紹介したいのが、”がんばらない成長論”のなかで心屋さんが解説している、目の前の「好き嫌い」を感じ取る練習です!
目の前の「好き嫌い」を感じ取る練習
「自分の好きなことをやれと言われても、好きなものがわからないんです」という人も多いようです。
ずっと他人優先だったので、
自分の「本当はやりたくないこと」ばかりを優先させてしまって、「好き」という感覚が鈍ってしまっていて、どういうもになら自分が没頭できるのかわからない
がんばらない成長論
そうなんだよね~。
わたしも、会社員の働き方に疑問を持ち始めて、自分にできることを探し始めたとき。
それまで外側に意識を向けすぎて、自分の内側に意識を向けることを疎かにしていたので、自分のことが全然わからなかったのです。

外界=人の顔色、物の配置など、自分の体の外側で起こっていること
内界=自分の気持ち、意思、価値観など、自分の体の内側で起こっていること
いつも体の外側で起こっていることに意識が向いて、意識が体から抜け出ている状態でした。
なので、願いごとを10個書き出すワークをしても、1個も出てこなかった。
「好き」っていう感覚がどういうものかも、わからなくなってた。
日本語としては理解できるし、言葉で「これ好きなんだよね~」って発してみるけど、体の感覚とリンクしていなかったんですね。
これ、アレキシサイミア(失感情症)アレキシソミア(失体感症)と呼ばれる現象で、
体感
感情
思考
この3つの機能がバラバラになってしまい、感情が湧き上がっているのに言語化できず、自分で自分の気持ちを掴めなくなっているのです。

いきなり大きな【人生の目的】とか、仕事に活かせそうな【好きなこと】を見つけようとすると、途方もなくて挫折しちゃうので。
心屋さんが言うように、
日々、目の前にある小さなことの好き嫌いを、まずは感じ取ることから始めてみればいいのです
がんばらない成長論
日常生活で小さな「好き嫌い」を見つける練習から始めるといいですよ。
五感に「キュン♡」のワーク
とくに、繊細な感覚をもつHSP気質の方は、五感を働かせながら、好き嫌いを判別する方法がオススメです。
自身もHSS型HSP気質である、五感セラピストのナルミさんは、著書でこんな解説をしています。
今自分は怒っているのか、嬉しいのか、悲しいのか、楽しいのか…等々、外に意識が向きすぎていると、自分自身から湧き起こる”本当の感情”を拾うことができなくなってしまうのです。
すると、自分の言動に対して自信が持てなくなり、つねに不安がついてまわり、
知らぬ間に「私は何がしたいんだろう」「私が好きなことって何?」「自分がよくわからない」という感覚に陥ってしまいます。
”ほんとうの感情”を取り戻す五感セラピー
わたしも、
- 自分のことを人に話すの苦手
- だれかの意見をもとに喋ることはできるけど、自分発信で話すことができない
- 「寂しい」「楽しい」という感覚がわからない
- ひたすら体だけ反応して、摂食障害や過呼吸で日常生活もままならない
こんな状態だったんです。
それで、まずは生活習慣を整えることから着手して、さいしょにやったのが体の感覚に意識を向けることでした。
HSP気質の方は、もともと感覚過敏であることも多いので、五感のうち、どれかが過剰にストレスを抱えている可能性もあります。
そのストレスを他の感覚器でカバーしようとして、刺激を受けすぎて消耗し、疲労感が取れにくくなるんですね。

なので、
- やりたいことがわからない
- 好き嫌いもわからない
- 自分のことがわからない
この状態で、
- とにかく体が反応して体調不良になる
- 疲れやすくて1日終わるとグッタリして動けなくなる
という人は、五感を軸に「キュン♡」とする感覚をさぐっていくことから始めてみてください。
この五感に「キュン♡」のワークは、長期プログラムで自己理解を深めたい方に提案しているワークです。
みなさん、「これなら簡単にできそう!」と言って取り組み始めるんですが、やってみると「めっちゃ奥が深いですね」という反応に変わる面白いワークなんですよ。
体の感覚が意識できるようになると、自然と境界線の基礎ができてくるので。もっと深層にある「本当の望み」や「本当の感情」に触れられるようになってきます。
ぜひ、日常生活で、五感を軸に好き嫌いを見つける。小さな「キュン♡」を探す練習してみてくださいね!