こんにちは、ももかですmomohsphss
まずは、お客さまから感想をいただいたので、ご紹介します♪
今まで生き残るためのサバイバルとして使ってたことを、人を楽しませたり喜ばせることに使ってると気付けて良かったです。(Mさん)

貴重な声を聞かせていただき、ありがとうございます♪
プライバシーの関係で細かい話は伏せますが
Mさんは過去に命の危険を感じるレベルの”いじめ”だったり、集団生活が送りにくいと感じる経験をされてきた方です。
そんなMさんと少し話が進んだところで、方向性をご相談しました。
このまま、過去の●●●(つらい体験)について掘り下げていく方向でもいいし、××××(つらさが出てこなかった時期)のことも教えていただいたので、
たとえば、その時期の楽しかったこととか、そっちの方向でも、お話することも、できるかなと思うんですが。
いま、どの方向で言葉にしたいなと感じますか?
と、確認させていただいて。
Mさんから、「楽しかったことを話すのも、いいですね」と言っていただけたので。そちらの方向で、話を進めてみました。
喋り慣れたプロフィールにアイデンティティを吹き込む
Mさんとの会話のなかで、なぜ私が
- つらい話
- 楽しい話
この選択肢をお渡しして、選んでいただいたか?というと。
喋り慣れてるな、と思ったのです。
【問題】と長期間付き合っている人の場合、自分の状況を他者に説明するのが上手くなることがあります。
- こんな診断名がつきました
- こんなショッキングな経験をしました
- こんな対策を取ってきました
などなど。
何度も【問題】について、他者に説明していたり、そのことが【問題】だと言われ続けたりしていると、自分のプロフィールを喋るとき、【問題】との区別がつかなくなるんですね。
なので。
私は、喋り慣れた【問題】についてのプロフィールではなく、そこに隠れたMさんのアイデンティティに、言葉を吹き込みたいと思ったのです。
とはいえ、それは私が感じたことなので。
ご本人が、どの部分を共有したいと感じているかが最優先になるので、話の方向性をご相談させていただくことにしました。
自分の影響力を知る
ここまでの話は、決して、「つらいことを乗り越えて前向きになろう!」というメッセージではありません。
考え方を変えて、思考の偏りをなくし、ものごとを多角的に捉えよう!という話でもありません。
命の危険を感じるような経験をされて、社会に居場所がなくなり、どうにか、1日1日、「あぁ、今日もなんとか生きられた」と思いながら、ここまで来られた。
いまでも、当時の記憶がフラッシュバックされ、コントロールできない症状に悩まされ、深い傷を抱えながら生活されている。
人に話せば、「悲しいね」「大変だったね」と言われるけど、そう言われるたびに、自分は多くの人とは違うのだと思い知らされる。
それでも。
そんな綱渡りのような人生を歩んできた、Mさんだからこそ。
ご自分のもって生まれた資質を、困っている人のために使ったり、「なにかできないか?」と考えて、行動に移したり。
優しく、愛のある使い方をされているのだと、お話を聞いていて感じたのです。
Mさん自身が、自分の人生に、関わっている周りの人たちに、そして長年抱えている【問題】にも。与えている影響力について、光を当てたかった。
生き残るためのサバイバルとして使ってたことを、人を楽しませたり喜ばせることに使ってると気付けて良かった
そうだよ。
「あの経験があったから」なんて、聞き分けよく片付けようとしなくてもいいから。
いまのままで、もうすでに。人を楽しませたり、喜ばせたり、できているのだから。あとは、自分が。思う存分、自分を楽しむだけだね。
少しでも、伝われば嬉しいです。