こんにちは、ももか(momohsphss)です。
今回は知的変容型エンパスの解説です。ネット上では情報も少ないので、自己理解の参考になればいいなと思います。
知的変容型エンパスは、人の思考プロセスを自分のもののように体験します。これは学問的な知性(IQ)とは無関係です。
難しいことを理解するスキルでもありません。頭の回転の早さや、物覚えの良さとも関係ありません。
知的変容型エンパスは、知識をもっている相手と一体化し、そして思考プロセスを自分のものとして体験します。
知的(自己)変容型エンパスの特徴

エンパスは高い共感体質と呼ばれており、そのなかで知的(自己)変容型は人の思考プロセスを、まるで自分のもののように体験します。
参考:エンパスとは?共感力が高すぎて生きづらい人の特徴と才能開花の方法
次の質問はエンパシーでローズさんが挙げているチェックリストです。
チェックリスト
あなたは音楽、数学、チェス、コンピュータなど、他とは異なる波長を持つものに惹かれますか?
知的な人といると、強い反応が現れますか?(困難、喜び、放心など)
複雑な作業を、その方法を知っている人と一緒にいるだけで、簡単に学ぶことができますか?
(例:ジムはコンピュータ・コンサルタントですが、コンピュータそのものについてはよく知りません。でも、それを知っている人の意識の中に入ることができるので、何をどうしたらいいかわかるのです。彼のような強力な知的変容型能力者は、おそらく一万人に一人くらいしかいないでしょう)
あなたは情報収集よりも、知識を探究する人ですか?
比喩をよく使いますか?抽象的なことが好きですか?物事の原理を探究しますか?知的変容型は、思考の構造に興味を持ちます。
このチェックリストが掲載されている本
知的変容型エンパスは頭でっかちな人?
ローズトゥリー氏によると、知的変容型は控えめな性格で会話が上手ではない傾向があるそうです。
そのため「ダサい、よそよそしい、ドライ、几帳面」という印象を与え、頭でっかちな人と思われがち。
物事を二つ以上の観点から見ることができますが、スキルを高めないと優柔不断に陥り、一つのことに集中するのが難しくなります。
マインドが自由に空間を飛びまわり、拡大しているところを想像してみてください。
やがて、着地しようとするときに、一本の小さい滑走路で満足できるでしょうか?
エンパシー
知的変容型エンパスって本当にいるの?
私はエンパス関連の書籍を2冊持っていて、ひとつは先ほど紹介した<ローズ・ローズトゥリー>のエンパシーという本です。
もうひとつは、LAの精神科医<ジュディス・オルロフ>が書いたものです。
このうち知的変容型エンパスに関する記述は、ローズトゥリー氏の書籍に約2ページにわたって書かれています。オルロフ氏の書籍には記載がありません。
そのローズトゥリー氏が示したチェックリストには、コンピューター・コンサルタントのジムの例がありますが、彼のようなケースは一万人に一人くらいだそうです。(おそらく彼女の主観的感覚で)
オルロフ氏は医療とスピリチュアルを融合したアプローチをしている精神科医ですが、知的変容型という言葉は出てきません。
それっぽいな~と思うのは、エンパスの特徴で「特殊な知覚能力を持ちやすい」と書かれていることくらい。これも一言サラッと書いてあるだけなので、あくまで私の推測です。
知的変容型エンパスは存在しているけど、見分けるのはかなり難しい。というのが個人的な印象です。
オルロフ氏がエンパスを解説した本
知的変容型は相手のスピリットと一体化する

思考に共感するタイプのエンパスは、知的自己変容型という表現がミソです。ようするに相手の思考に影響を受けて自分を変化させるんですね。
この点が、学業成績やIQといった自分が保持する知性と関係ないと言われる原因ではないかと思います。
好きで探求したくて詳しくなるというより、気づいたら同じような思考回路になっていて、無自覚に再現している感覚だから。
調べものが好きとか、分析・洞察が得意といったスキルではなく、まず先に相手と一体化して自分のことのように感じているか?という点がポイントだと思います。
ローズトゥリー氏の言葉を借りれば、相手のスピリットと一体化している状態です。
目的意識をもって使いこなす
ここまで見てきたように、知的変容型エンパスは理解されにくい(気づきにくい)ものです。他のエンパスにも言えるけど、無自覚で使っていると消耗も激しく、振り回されやすくなります。
とくに知的変容型は自覚することが最大の対策です。
知らずに使うことと、知ったうえで使うことは、大きな差があるんですよ。そして目的意識をもって使うことができると、有効活用していけます。
エンパシーはデフォルト設定がオンなので、意識的にスイッチをオフにする習慣をつけると、他の能力にリソースをさけるようになります。
この記事が自己理解の参考になれば嬉しいです。