こんにちは、ももかですmomohsphss
この記事では、HSS型HSPのリアルなお仕事事情をご紹介したいと思います!
集計したのは37人分です。
ここで伝えたいのは、HSS型HSPのスペクトラムです。
- 同じ気質でも人生経験は、人それぞれ違う
- 同じ気質の人が、同じ仕事をしても、続くか続かないかは環境や状況によって変わる
- そんななかでも、ある程度の傾向性はある
ということが、具体的な数値で証明できればいいな。と思って、作成しました。
ざっくり分析なので、細かいところはザルですが!参考になれば嬉しいです
個人が特定されないように、数値化したもののみ掲載します。
HSS型HSPの平均転職回数
HSS型HSPに聞いた転職回数は、平均4.6回でした。
なんだけど
最低0回~最高10回以上と、バラつきが大きいので、平均はあんまり参考にならないな……と思います。
最頻値は3回、多い人は10回以上で「書ききれません」と申告される方、未記入の方もいます。
該当人数が多い順にランキングを作成してみました。
順位 | 回数 | 人数 |
---|---|---|
1位 | 3回 | 9人 |
2位 | 5回 | 8人 |
3位 | 7回 | 5人 |
ぜんぶ奇数だね!(どうでもいい)
仮説1:東京は求人が多いから転職回数も多くなる?
東京は求人が多いから、都内に住んでる人は転職回数も多くなるのでは?
と、仮説を立ててみたのですが。
そんなことなかったです!!
最頻値の3回に当てはまる9名の居住地域は、東京、神奈川、山形、新潟、愛知など……
これは、気分転換のために住む場所ごと変えるHSS型HSP(旅人系)の影響もありそうです。
ほかにも、結婚・離婚で他県に引っ越した人もいるし、地方移住した人もいるし。
住んでる地域と転職回数は、それほど大きく影響しているとは言えなそうです。
仮説2:年齢が高くなると転職回数が増える?
「年齢が高くなるほど転職回数が増えるのでは?」という仮説も立ててみました。
わたしのお客さまが、もともと同年代である30代が多くて母集団に偏りがあるので、あくまで参考程度に数値を出してみました。
まず、転職3回の年齢層です。
年齢 | 人数 |
---|---|
20代 | 1人 |
30代 | 5人 |
40代 | 3人 |
まぁ、そうなりますよね。
つぎに、転職回数5回の年齢層です。
年齢 | 人数 |
---|---|
20代 | 1人 |
30代 | 5人 |
40代 | 1人 |
50代 | 1人 |
まぁ、そうなりますよね(解説放棄w)
さいごに、転職回数7回の年齢層です。
年齢 | 人数 |
---|---|
20代 | 1人 |
30代 | 2人 |
40代 | 1人 |
50代 | 1人 |
あれ?これ、参考になる?wwww
20代でも1回~7回とバラつきがあるし、40代でも0回~10回以上とバラつきがあります。
年齢は、あまり関係なさそうです。
HSS型HSPが経験した業界・職種
HSS型HSPが実際に経験した業界・職種をリストアップしました。
表に記載した「人数」は、経験した人の数になります。
たとえば、Aさんが【営業⇒事務⇒工場】と転職した場合、それぞれの職種・業界で「1人」とカウントしてます。
あと、ざっくり分析のため、業界と職種が混在してます。
業界・職種 | 人数 |
---|---|
一般事務 | 15 |
販売・接客 | 13 |
飲食・サービス | 12 |
工場 | 11 |
営業 | 8 |
デザイナー | 7 |
看護師・介護士 | 7 |
イベント・スクール | 6 |
コールセンター | 5 |
IT・Web | 5 |
医療(技師) | 4 |
営業事務 | 3 |
医療事務 | 3 |
広報 | 3 |
美容 | 3 |
研究 | 2 |
外資系事務 | 2 |
観光・インバウンド | 2 |
公務員 | 2 |
コンサルタント | 2 |
建設 | 1 |
農業 | 1 |
銀行員 | 1 |
客室乗務員 | 1 |
ほんと、バリエーション豊かですよね!
そして続けてる人もいるし、辞めた人もいます。
HSS型HSPが仕事を選んだ理由、辞めた理由
HSS型HSPが仕事をはじめた理由と、辞めた理由を見てみました。
こちらは、理由が複数あるケースが多いので。人数ではなく、「ポイント」でカウントしました。
たとえば、Aさんが1社目を選んだ理由が、「好きなことで、給料も良かったから」という場合。
好きなことに関わる仕事だから 1ポイント
待遇(給料や休日)に魅力を感じた 1ポイント
という感じでカウントしました。
仕事を選んだ理由
まず、HSS型HSPが仕事を選んだ理由です。
選んだ理由 | ポイント |
---|---|
業界・業種に興味があった | 23 |
好きなことに関わる仕事だから | 21 |
待遇(給料や休日)に魅力を感じた | 20 |
前職の経験が活かせるから | 17 |
知人・学校の紹介 | 14 |
なんとなく(不安、暇、金欠) | 11 |
一緒に働く人に魅力を感じた | 7 |
やりたいことの布石のため | 7 |
苦手を克服するため | 3 |
1位は「業種・業界に興味があったから」でした!
2位の「好きなことに関わる仕事だから」との違いは、文面からの熱量です。
文面に「○○が好きだから」と記載がなく、「経験したことない業界だったから」みたいな理由の場合は、業界・業種への興味に入れてます。
個人的に、HSS型HSPの特徴が出てると感じたのは、「やりたいことの布石にするため」ですね。
- やりたいことの資金集め
- 本当にやりたいことのためにスキルアップ
って感じで
真のゴールに向けて、現状を冷静に分析して、堅実に努力するフェーズがあるwww
仕事を辞めた理由
つぎに、HSS型HSPが仕事を辞めた理由です。
辞めた理由 | ポイント |
---|---|
社長、上司と合わなかった | 23 |
先輩、同僚と合わなかった | 23 |
業務内容が合わなかった | 21 |
待遇(給料や休日)に不満を感じた | 18 |
業務配分に不満を感じた(忙しい) | 12 |
物理的な環境面の負担が大きかった | 10 |
飽きた | 7 |
倒産、事業縮小 | 7 |
語学留学、ワーホリ参加 | 6 |
契約期間終了 | 6 |
ほかの業界に興味をもった | 6 |
家庭の事情 | 6 |
1位は対人関係なのですが!!!
細かく内容を見ると、
- 社長の経営方針に対する不満
- 上司のマネジメント力への失望
- お局先輩の身勝手さに対するジレンマ
こんな視点なんですね。
で、これ、一定期間、だれよりも熱量高く
わたしが改革してやるぜ!
って感じで、動きまくって、それがモチベーションにもなってるんです。
それでも変わらない状況に落胆して、「文句言うくらいなら、わたしが去ろう」って、辞めちゃうんですね。
その経験が、本人のなかで、
挫折
悔しさ
自信喪失
など、消化しきれない感情の渦になって、そのあと何の仕事を選んでも「これじゃない感じ」が続くんです。
HSS型HSPが心地よく働き続けるために必要なこと
HSS型HSPが心地よく働き続けるためには、つぎの要素が必要になってきます。
- 自分にあった環境を選ぶ
- セルフケアを怠らない
- マインドブロックを手放す
これらは、すべて「自分の扱い方」が反映されます。
環境の選び方も、セルフケアも、マインド面も。
どんな視点で世界を見てるか?
どんな思い込み、考え方の傾向があるか?
どんなトラウマ・コンプレックスがあるか?
こうした意味での心理面が大きく影響してるんですね。
なので、自分の扱い方を変えると、マイペースに心地よく働き続けることができるようになります!
そうはいっても、
自分にあった環境の選び方がわからない!
やりたいことがわからない!
という人は、こちらの記事も参考にどうぞ