いつもご覧いただき、ありがとうございます。
ももかです。@momohsphss
今日は、よくあるご質問に回答したいと思います。
- HSS型HSPかどうか確信がもてないので、診断してもらえますか?
-
あくまで私目線で感じたことを【可能性のご提案】という形で、お伝えしています。
ご本人のフィット感(納得感)を最優先にしているので、むやみに断定するようなことは言いません。
ご自分なりの「答え」に辿り着くよう、いろんな角度から自己理解を深めるサポートをさせていただきます。
HSP/HSS型HSP自己診断の指標
HSP4つの指標【DOES】
HSPかどうかのチェックは、エレイン・アーロン博士が作成した4つの指標で判断します。
- D:Deapth of processing
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考え方が複雑で、深く考えてから行動する
- O:Overstimulation
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刺激に敏感で疲れやすい
- E:Empathy and emotional responsiveness
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人の気持ちに振り回されやすく、共感しやすい
- S:Sensitivity to subtleties
-
些細なことにも気づく
4つすべてに該当する人がHSPです。
アーロン博士は、「ひとつでも当てはまらないなら、HSPではない」と言っています。
HSS型HSP4つの指標【RNDB】
HSSの特性は、マーヴィン・ズッカーマンが作成した4つの指標で判断します。
- R:Risk Taking
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リスク受容度が高い
- N:Novel Experiences
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経験と新奇性を求める
- D:Disinhibition
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抑制されたくない
- B:Boredom Susceptibility
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退屈しやすい
こちらも、4つすべてに当てはまる人がHSSです。
現実的に確認するには
HSPやHSS型HSPかどうか判断するには、現実的には3つ方法があります。
- チェックリストを確認する
- 自覚している人の情報を見て、当てはまるか確認する
- 実際に会って体感する
数字が大きくなるほど、リアリティも大きくなります。
私の場合、HSPだと確信したのは、同じ気質をもつカウンセラーさんと話したときでした。(HSS型HSPだと気づいたのは、その1か月後ですが)
HSS型HSPの診断をしてもピンとこない理由
私のブログを読んだり、HSS型HSPの本を読んだり、色々と調べてみたもののピンとこない理由で考えられるのは、
- 文章や言葉のイメージからの先入観
- 一般化された説明に当てはめようとしている
- 特定の言葉に反応している
- 周囲の期待と本来の自己とのギャップが大きくなっている
- 過度なストレス状態で本来の自分がわからなくなっている
このあたりですかね。
いまいちピンと来ない人
実際に会って話してみても、いまいちピンと来ない人もいます。
交流会を企画したことがあるけど、同じ気質の人と話しても、腹落ちする人はするし、しない人はしません。
外から見て、ドンピシャでHSS型HSPだなっていう人も、本人は微妙な反応だったりする。

う~ん、いや~、
そっかぁ……え?
みたいな
で、エピソードを色々聞くじゃないですか。周りは「そうそう、わかる~」って頷くんですが、本人は



それなら、そうなのかなぁ?
でも…
ここが当てはまらないし
あそこがピンと来ないし
ってなる。
そんな人たちを、たくさん見てきたので。
現在は、ご本人のペースを最優先にして【探求】していただくスタイルになりました。
1)普段の行動、考えていること、感じていることを、いつも以上に意識してみる
2)その考え方や行動が、どうやって身についたのか振り返る
3)決めつけず、結論を出すことを焦らず、心を開いて観察する
情報があっても悩む人は悩む
世の中の診断系コンテンツみたいに、精密に詳しく【回答】が出てきても。受け入れられない人は、受け入れられないのです。
自分がHSS型HSPかどうか、しっくりこなくて悩む人に必要なのは、他人から渡される答えではなく、考える時間だと思います。
そこには、
- 繊細って甘えてるみたいじゃん
- あの人みたいに共感力高くないし
- そんな優しくないし
みたいな、いろんな葛藤があって。
HSPの考え方を採用するかどうか、石橋を叩いているんですよね。(だからHSPなんだけどね)


そこで必要なのは、詳細な事例や、あるあるネタではなく。
自分が日常で何を感じているか
どんな行動をしているか
これまで、どんな傾向があったか
何を我慢しているのか
どんなことを避けようとしているか
といった、あなたに関するエピソードです。
事例やあるあるネタは、あくまでサポートツールです。
答えを渡すのではなく、辿り着くようにサポートします
個別相談でも、ご本人が自分なりの答えに辿り着くようサポートします。



わたしの感覚では、そうかな~と思いますよ
たとえば…こんなエピソードが
当てはまるな~と感じました
それでも最終的に、どう受け取るかは本人次第なので。納得する人もいるし、最後まで悩んで終わる人もいる。
答えに辿り着くプロセスによって、自分自身に意識を向ける時間が増え、それが心の癒しに繋がったり、自己理解になったりする。
だから悩む時間を大切にしてほしいなと思います。