こんにちは、ももかですmomohsphss
あんまり断定的、指示的なことを言わないように気を付けていますが、これだけは!!!
これだけは、どうか、お願いです。
起業したいHSS型HSPさん。勢いで会社辞めるのだけは避けましょう(;_;)
そこは、ノリと勢いを発揮するところじゃないのですよ!!
人生には、清水の舞台から飛び降りる覚悟が必要なタイミングもありますが。
原因と対策が明確になっていない状態で環境だけ変えても、根本的な解決にはならないので、転職ジプシーから抜け出すことは難しいんですね。
とくにHSS型HSPは、不安や恐怖が強いほど、行動して不快感を排除しようとする傾向があります。
特攻隊長のように、体張って敵陣に突っ込んでいくスタイルなんです。
\アタイが敵を倒す!/

この対抗恐怖型のスタイルが”こじらせ”にも影響して、動けば動くほど、状況が悪化する負のスパイラルに陥るのです(泣)
マジで。ほんと、いいことないの。
逆にいえば、しっかり原因と対策を把握できれば、いまの会社を辞めなくても「しんどさ」が軽くなって、心に余裕が出てくるんですね。
些細なきっかけで、びっくりするほど負担が軽くなって、
「あれ?なんで、あんなに必死になってたんだろ?」
「焦らず、腰を据えて自分と向き合ってみよう」
って、冷静に現実見れるようになります。
定額収入は大きな心理的安心感
いまのストレスから抜け出したくて、環境を変えたくなる気持ち、めっっっちゃわかるんです。
というか、わたしは何度もそれをくり返して、失敗してきました。
過去の失敗談は、貯金ゼロでフリーランスになった女の末路でお話しています。
会社員の定額収入って、めちゃくちゃ大きな心理的安心感をもたらします。
- 退職金が出ない
- つぎが決まってない
- 失業保険の手続きめんどくさい
- なのに生活費はすべて自分で払う
こんな感じで、まとまったお金の保証がないまま、「環境を変えればなんとかなる!」という青い鳥症候群になると、転職ジプシーが誕生します!
このとき、頭のなかでは、いまの職場の不満ばかり浮かんできて
新しいことに挑戦しよう!
もっと私にできることがあるはず!
この職場では、もうやることない!
って、つぎに行く理由ばかり探しちゃうんですよね。
\辞めてやる!/

だけども。
冷静に問題を把握できず、対策も身についてないので。つぎの環境でも同じような問題が浮上するのです。
※経験者が語る。。。
まずは、最低限の生活費を確保できる状態で、しっかり心身を休養させる時間を作ってくださいね。
転職や起業のことを考えるのは、心身のストレスを軽減させて、生活基盤を整えてからです!
「家賃払わなきゃ」
「子どもがいるから」
など、支払う理由で頭がいっぱいになる人は
それ、本当に必要な出費?
それ、本当に自分で払う必要があるの?
と、自分に問いかけてみてくださいね。
いまの会社を辞めずに転職ジプシーから抜け出す5ステップ
いまの会社を辞めずに、心身の負担を減らし、確実に転職ジプシーから抜け出すステップはこちらです。
- 心身を休養させる、なにもしない時間を作る
- 食事、睡眠、お金の管理といった生活習慣を整える
- 日常生活の小さな「キュン♡」に意識を向ける
- 過去を振り返ってストレス時の傾向を把握する
- 仕事の評価と自分の存在価値を区別する
ひとつずつ説明します!
心身を休養させる、なにもしない時間を作る
ひとりになって、なにもしない時間を作ってください。
「どうやるの?」「忙しすぎて無理」という人は、休職して強制的に時間を作ることも視野に入れてくださいね。
というか、辞めるまえに休職することをオススメします!
細かい条件や手当は企業によって違うので、ここでは説明しませんが、まずは上司に「休みたい」と打ち明ける練習ですね。
なにもしないとは、手も足も動かさない状態です。
頭のなかは動いてもいいので、物理的な【体の動き】は停止させます。
不安から動く癖がある人、休むことに罪悪感がある人は、めっちゃ怖いと思います。
が、すべてはここからです。
さいしょは1日10分でもいいです。慣れたら1日1時間はダウンタイムを取れるようにしましょう。
食事、睡眠、お金の管理といった生活習慣を整える
休養する勇気を出せたら、基本的な生活習慣を整えていきます。
- 食事は自分にあったものを食べていますか?
- 白砂糖、カフェイン、アルコール、摂りすぎてないですか?
- 寝る直前までスマホいじってないですか?
- 生活水準にあった支出になっていますか?
- 「お金を使ってはいけない」と過剰に制限していませんか?
こんな基準で見直してみてください。
日常生活の小さな「キュン♡」に意識を向ける
「やりたい」というのは感情です。
働いていると、【好き嫌い】【やりたい、やりたくない】といった感情ではなく、「やるべき」という思考が求められますよね。
思考にどっぷり浸かって本当の感情が見えなくなると、自分が求めているものがわからなくなります。
今自分は怒っているのか、嬉しいのか、悲しいのか、楽しいのか…等々、外に意識が向きすぎていると、自分自身から湧き起こる”本当の感情”を拾うことができなくなってしまうのです。
すると、自分の言動に対して自信が持てなくなり、つねに不安がついてまわり、
知らぬ間に「私は何がしたいんだろう」「私が好きなことって何?」「自分がよくわからない」という感覚に陥ってしまいます。
”ほんとうの感情”を取り戻す五感セラピー
HSPは鋭い感覚をもつがゆえに、「無自覚に鈍感になる生存戦略」を取っている人が多いです。
体の反応、心の反応を見て見ぬふりしたり、理性で封じ込めることで、だましだまし生活しているんです。
鈍感になる生存戦略を取らなくても、しっかり境界線を作れたらやらなくていいんですよ。
そのためには、【物理的な体】に意識を向け、グラウディングの習慣をつけましょう。
五感を軸に、日常生活の小さな「キュン♡」を探す練習をしてみてください。
過去を振り返ってストレス時の傾向を把握する
十分な休養を取って、生活習慣を整えて、日常の小さな「キュン♡」に意識を向けられるようになったら。
ようやく、過去を振り返って、自分を掘り下げる段階になります。
- どんなときにストレスが溜まるのか?
- ストレスが溜まると、どんな態度を取るのか?
- どんな人に不満を抱きやすいのか?
- その価値観は、どこで、どうやって身についたのか?
など。
いろんな角度から【自分の輪郭】を観察していきます。
このときポイントは、
- 改善しようとしない
- 考えを変えようとしない
- より良くしようとしない
- 自分を含めて犯人探しをしない
です。
仕事の評価と自分の存在価値を区別する
ステップ1~4を踏んでいただきますと、自然とステップ5に辿り着きます。
この状態になって、ようやく転職や起業の準備に取りかかるスタートラインに立てます。
なぜ、こんな回りくどいことするか?
もっと簡単に「とにかく転職しようよ!」「起業すればハッピーだよ!」とポジショントークすればいいのかもしれないけど。
わたしはワーカホリックで仕事に依存していたので。
ちゃんとした仕事で働いて
自分の力で稼いで生活できれば
いっさい悩まない未来がくる
後悔も罪悪感もなくなって
この先ずっと楽になれる
と思っていたんです。
仕事しない自分には価値がないと、心の奥では感じていたけど、そんなこと自覚するのも無意識に避けていました。
不安や焦りといった感情を自覚してるわけじゃないけど、なんか、いつも。
次はどうする?
この先どうなる?
なにか見つけなきゃ
答えを出さなきゃ
動き出さなきゃ
そんな思考になっていたんですね。
これが起爆剤になって、走れることも、あるんだけど。
どこか、そうやって選んだ仕事のことを考えると、体にギュッて力が入る感じで、顔の表情も強張るし。
頭が締め付けられてる感じもあって、薄暗い部屋にいる閉塞感
みたいなイメージが、なんとなーーく浮かぶ……気もする。
仕事しない自分には価値がない?
どれだけ「やりたいこと」「自分にできること」を探しても。
探せば、探すほど、動けば、動くほど苦しくなる。
なのでね。
仕事の評価と自分の存在価値を区別する練習をします。
仕事への執着を手放すと、スルスルっと自分に合った選択を自分で判断できるようになります。
いまの会社で「いまのわたしレベルでできること」を探す姿勢
わたしのように遠回りして、余計なお金と時間を使う人を減らしたいので。
いま八方塞がりのように感じている人は、地味で意地悪に思うかもしれません。
だけど、せっかく、わたしのところに辿り着いていただいた人には、単純に【労働】としての仕事ではなく。
ライフスタイル、生き方としての【仕事】を見つけて、そこで輝いてほしいと思っているので、あえてお伝えしました。
なにか参考になれば嬉しいです。
では~