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プロフィール
馬場 桃香
ばば ももか
\HSS型HSPの心地よい働き方/
IT通信系営業、アパレル販売、派遣事務を経験後、独立。300人以上の相談実績があり、おっとりした喋り方と鋭い分析のギャップが人気。

2017年にHSS型HSP気質が腑に落ち、そのままの自分を受け入れることを決意。気質の研究と考察をブログで発信すると続々とメッセージが届くようになり、相談サービスを開始。

自身の経験を活かして働き方コンサルを提供すると、自然体の魅力に気づき、肩の力を抜いて働けるようになると評判に。「やりたかった仕事をスタートできた」「強みが明確になって集客しやすくなった」という声をいただいている。

現在は、マイペースに働きたい方、個人ビジネス(フリーランス)で独立したい方の心に寄り添いながら、自己理解、商品化、ブログSNS集客などサポートしている。

埼玉県の田舎在住/不器用なA型/カフェ好き紅茶党

【性格タイプ的】心のエネルギーが足りないと起きる現象と回復させる方法

こんにちは、ももか(momohsphss)です。

今月の前半は地味に心のエネルギーを消耗していました(汗)

なにか問題が起きたわけではないけど、慣れないことが盛りだくさんな時期でした。

さらに満月の強力なメンタルデトックスもありつつ……なんとか乗り切りました!

ようやく時間に余裕ができたので、朝ごはんも落ち着いて食べれるようになったところ、ふと「あれ?美味しくない……」って思ったんですね。

わたしの傾向として、ストレスが溜まると食事と睡眠のリズムが乱れるんですが。食べ物の味もわからなくなることに気づきました!(美味しくない=味がわかる)

これ実は性格タイプを使って説明できる話なので、解説しようと思います。

心のエネルギーが不足する理由

心のエネルギーとは、簡単に言えば気力のことです。

体力、気力と言うように、体のエネルギーと心のエネルギーは連動しているものの、別物なんですね。

性格タイプ的には、人間は自然と使いやすい「心の働き方の傾向」をもって生まれてくると言われています。

※心の働きとは、感情や思考の動きのこと

感情や思考は、人によって自然と使いやすい傾向(パターン)があります。

さらに先天的に持って生まれた気質・性格をもとに、「ものの見方・感じ方」が作られるんですね。

すべての人が同じ心の機能を兼ね備えているんですが、気質によって意識が向きやすい対象が違うんです。

たとえば、同じ経験をしていても、五感で捉えられる事実(エビデンス)を優先する人と、目に見えない可能性や閃きを優先する人がいます。

これも、生まれ持った気質によって優先的に記憶しやすいパターンが違うからです。

こうした本来自然に使う心のパターンは、使えば使うほどドライブがかかって生き生きと感じられます。

体力の消耗によって疲労感は残るけど、気力は充実していることが多いんですね。

いわゆる「やりがい」「大変だけど楽しい」といった感覚を持ちやすくなります。

後天的に身につけた部分と持って生まれた部分のバランスが崩れると、作業量のわりに労力感を抱きやすくなります。

自転車のペダルを後ろ向きに漕ぐような、ものすごくエネルギーを使っているような感覚になるんですね。

この状態だと、エネルギーを充電するより消費する量が多いので、休んでも疲れが取れなかったり、生活習慣のどこかに不具合が生じたりします。

著:ロジャー・R.ペアマン, 著:サラ・C.アルブリット
著:C.G. ユング, 翻訳:道義, 林

心のエネルギーが足りないと不自然な動きになる

人間は環境に適応するとき、まず使い慣れた心の機能を使います。

ところが、いつものパターンで突き進んでも思ったような効果が得られないと、使い慣れない機能に頼りはじめるんですね。

たとえば、五感で捉える事実を優先して情報収集する人が、その機能を使い続けても適応できない場合、目に見えない可能性や閃きに頼り始めるんです。

ところが、使い慣れていないので不自然です。

過剰に選択肢を持ち出して、あらゆるリスクを潰さないと行動できなくなるとか。根拠のない情報に固執して、現実確認ができなくなってしまうとか。

それが態度に出ると、人が提示した可能性の話に過度に批判的になるとか。そんな反応が起こるんですね。

エニアグラムでは、3つの本能がわかりやすいですね。

自己保存的本能が優勢の人は、健全度が下がると自分自身のケアが疎かになります。

社会的本能が優勢の人は、健全度が下がると反社会的になります。(実際はもっと複雑ですが)

使い慣れていない心の機能に頼り始める

わたしでいえば、本来は目に見える事実、身の回りの物質的なことは後回しにするタイプです。

人に言われないと気づけないくらい、普段は意識に上がる優先順位がとても低いんですね。

ブログのデザインをいじっているときや、ゲームや漫画に集中しているときは、食事も睡眠も(トレイも)忘れて10時間くらい、その世界に入り浸っていることもあります。

過集中なので反動もスゴイんですけど、同時に満たされた感覚もあるんです。感覚を味わいつくした…みたいな…

逆に、

  • 事務処理や手続きが多い
  • 実際的な業務が続く
  • いつもと違う環境で過ごすことが多くなる

こうした状態になると、一気に心のエネルギーが消耗します。

普通に考えると、「本来自然に使っている心の機能を使えば回復するじゃん?」と思うところだけど。

いつも自然に使っている機能に向けるエネルギーを使い果たしているので、使い慣れていない機能に頼らざるを得ない。

だから食事とか睡眠とか、いつもなら気にしないような部分がとても気になってくる。なんだけど、使い慣れていないので不自然。

その結果(あくまで私の場合)食べることに過剰に拘るようになってしまう。

でも、本来の自然な使い方じゃないから、味がわからないことすら気づかなかったわけ。

ももか

過食症だったころを思い出すと、すごく納得。
食べるの好きだと思ってたけど、「美味しい」っていう感覚がわからなかったなぁ
あのときも、味がわからなくなっていたんだ

心のエネルギーを回復させる方法

過剰なストレスによって心のエネルギーが不足したら、まずはゆっくり休息しましょう。

五感をつかうマインドフルネスや瞑想もオススメです。

ポジティブであれネガティブであれ、心を動かすとエネルギーを使います。なので無理に前向きになる必要もありません。

穏やかにリラックスした状態(=フラット)になるように、ゆったり過ごすと充電できます。

もって生まれた性質を知ると対処しやすくなる

自分がもって生まれた性質を知ると、限界を超える前に気づいて対処しやすくなります。

生活するうえで気力・体力が消耗するのは避けられないので。

  • どういうときに消耗しやすいのか?
  • 消耗したらどうなるのか?

というのを把握しておくと、事前に対策を取ることもできます。

どういうときに消耗するのか理解できると、エネルギーをチャージする方法も見つけやすくなるしね。

タイプの特徴を知るだけでなく、心の働きを理解していくと応用範囲が広がりますよ。

それでは~

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