こんにちは、ももかですmomoka_hsphss
前回の記事で、仕事でミスって落ち込んでも寝たら忘れる人になる方法を紹介したんですが。
「ミスしたのに寝たら忘れるなんて、責任感がない人だよね?」
という反論がありました。
反論してきたのは、私の心にいる超優秀な検事です。

わたくし、日夜、心のなかで弁護士と検事が争ってまして。
弁護士が、ちょっとでも擁護しようものなら、検事が即座に反論してくるわけです。
で、今回も。

ミスって落ち込んでるときに、わざわざ自分を追い詰めなくてよし!!
という、弁護士の発言に対して、



ミスしたのに忘れてグッスリ寝るなんて、無責任じゃないですか!?
と、検事が反論してきました。
読者の皆さま、どうでしょう?
こういう討論、あると思うんですよね~
そこで今回は、ここ数年で勝率を上げてきた心の弁護士さんによる、前回の補足です。
気持ちを切り替えて、落ち着いてから反省する
まずですね、仕事でミスした場合。
しっかり原因を把握して、同じミスをしないように改善するっていうのが大事だと思うんですね。
で、ここに【感情】が入ってしまうと、なかなか客観的な視点を持てないわけです。
なのだけど。
責任感が強くて、しかも感受性豊かで、刺激を深く処理するHSP気質をもっている方の場合。
やっちまった~~~
っていう、パニック状態になるのですよ。
脳内では、神経が高ぶって興奮状態になり、理性が働かなくなって、思考が堂々巡りするんですね。
ワニワニパニックです。


ゲーセンにある、穴から出てきたワニを条件反射で叩き続けるアレね。
原因と対策を考えているようで、実は、パニックから脳が過剰に興奮しているだけなのです。
なので、考えても考えても、頭はスッキリしないし、対策も思いつかない。
ってことで、この場合の最善策は、
気持ちを切り替えて、落ち着いてから反省する
になります。
- 何も対策をしない
- 無責任に放置する
- 気にしない
じゃなくて。
興奮した神経をクールダウンさせてから、状況を客観的に振り返るようにするのです。
寝たら忘れていいミスもある
ただ、ですね。
本当に反省が必要なミスなの?
っていうのも、けっこう見極めが必要なポイントなんですよね。
たとえば、業務の抜け漏れが多い同僚がいて、会議日程の変更に関する情報が回ってこなかったとします。
そのせいで、あなたは大事な会議に参加できなかった。この場合、シンプルに連絡が漏れてた同僚の責任ですよね。
なのに、
「やっちまった~~~」
/
ワニワニパニック!スタート!
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事前にちゃんと確認しておけばよかった
同僚の○○さんも忙しかったかもしれないし
○○さんに抜け漏れが多いことは知ってたのに、他の人に確認しなかった私のせいだ
からの、
なんで、○○さんは連絡をくれなかったんだろう?
手が回らなかったのかな?
○○さんに連絡をもらうために、どうすればよかったの?
みたいな、脳内エンドレス再生が始まります。
うん、わたしはよく、ありましたよ(泣)
で、ず~~~~っと、連絡をくれなかった○○さんが気になっちゃう!!
これ、自分のせいにしすぎ。心の検事が強すぎ。
寝たら忘れても良い案件ですよね。
とても頑張り屋さん(ただし自分に限界を設定するのが苦手)
過去の私を振り返ってみて、思うのですが。全部、自分の責任に感じてしまう。
「他人のせいにしちゃいけない」って教えられてきたから。
自分におきることは、すべて自分の責任だし。相手は鏡だって言うし。
全部、わたしに原因があるんでしょ?私が間違ってるんでしょ?
と思ってたんですね。
もし、あなたに思い当たるところがあるなら、とても頑張り屋さんの証拠ですよ。ただ少し、自分に限界を設定するのが苦手かもしれません。
そこで、ちょっとしたワークのご提案です。
- ここまでは責任とれるけど、これ以上は厳しい。
- こういうケースなら対応できるけど、こういう場合は、どうしようもない。
こんな感じで、過去に「上手く対応できなかったな」と感じた状況を思い出して、自分にできることの限界を整理してみてください。
たぶん、心の検事が反論してくると思いますが(笑)
その場合は、検事の主張も一旦聞いたうえで、しっかり弁護士による擁護もしてあげてくださいね。
ひとりで難しいときは、もちろんお手伝いします♪