こんにちは、ももか(momohsphss)です。
今日は、エナジーバンパイア対策の話です。
エナジーバンパイアとは、吸血鬼のように他者のエネルギーを吸い取る人のこと。エンパスを調べていると出てくる用語ですね。
エンパスは、あらゆるエネルギーをスポンジのように吸収する体質なんですが、逆に吸い取られやすい傾向もあるんですね。
自他の区別がついてない未熟なエンパスは、自らのピュアなエネルギーを他者に差し出し、代わりに相手の毒々しいエネルギーを吸い取って、自分を傷つけてしまうのです。
わたしは過去、エナジーバンパイア対策にハマっていた時期がありまして(笑)
それなりに研究した結果、現在は日常生活で意識することがなくなりました。
察知する精度が高まったのか、瞬間的に「この人とは距離を取った方がいいな」と感じたとき、心の声に従って行動できるようになったんですね。
そこで今回は、次のような方向けに対策をご紹介します。
- 「あの人エナジーバンパイアかな?」と疑っている人がいる
- 身近な人がエナジーバンパイアっぽくて付き合い方に悩んでいる
- 人と接するとグッタリ疲れてしまう
- エナジーバンパイアのことが気になって頭から離れず、ネット検索しまくっている
こんな感じです。
エナジーバンパイアに遭遇したサイン
エナジーバンパイアを見分けるときは、自分の体の反応で判断しましょう。
下のチェックリストは、エンパス専門の精神科医ジュディス・オルロフの書籍に掲載されているものです。
1つでも当てはまれば、エナジーバンパイアの可能性があります。
- ぐったり疲れて眠くなる
- 気分が悪いほうに急に変わる
- 具合が悪くなる
- 存在を無視されているように感じる
- 甘いものや炭水化物が無性に食べたくなる
- 自信がなくなり、自分を責めるようになる
- いきなりイライラや怒りなどのネガティブな感情がわいてくる
- 自分が恥ずかしい、支配されている、批判されていると感じる
相手の言動より自分の反応を信じる
私の経験もそうだし、ご相談を受けていても感じるんですが。
自尊心が低くて他人軸になりやすい人ほど、相手の反応ありきで、自分の対応を判断する傾向があるんですね。
エナジーバンパイアって、響きが刺激的だし、被害者と加害者の構図がわかりやすくなるから。
どうしても
「あの人に吸われた!エナジーバンパイアかも!」
「自分がエナジーバンパイアになっているかも!相手に負担をかけちゃった!」
など、責任の所在を突き止めることに執着しやすいんですよね。

そうやって考えれば考えるほど、現実から意識が遠ざかって、空想の世界でバトルするのですよ。
で、さらにエネルギーを消耗する悪循環になっちゃう。
自分の感情に鈍感な人
敏感すぎる自分を守るために、感情に鈍感になっている人は、後からグルグル考えがち。
嫌みを言われたことに気づかない
自分が傷ついたことに気づかない
こんな現象が起きるので、「なんだかモヤっとするけど、それが何かわからない」ってなる。

自分の感覚を言語化できないので、相手の状態を分析することで原因を突き止めたくなるのです(>_<)
思考が外に外に向かっていくので、余計エネルギーが漏れてしまう。
アレキシサイミアの研究では、自分の感情理解が曖昧な人ほど、他者の苦痛を自分のもののように感じやすいと言われています。
他者の苦痛を受動的に受け止めることはできるけど、自分と他者の区別が困難なので、漠然と他者の苦痛が伝染するんですね。
そのために、他者の感情を頭で理解できても、ほどほどに距離を取って境界線を作ることが難しくなってしまうのです。
HSPなのに気持ちがわからない。繊細さを抑圧して鈍感になった人たち
だから、「相手がどうか?」よりも、まずは自分の体の反応を信じて、採用してあげることが必要になるんですね。(グラウディングにもなります)
これはね、昔の自分に声を大にして教えてあげたい!
エナジーバンパイア引き寄せ体質
エナジーバンパイアの存在って、めちゃくちゃ気になるじゃないですか。
頭から離れなくなって、ネット検索しまくったり。
【エナジーバンパイアのタイプ○○選】なんて、タイプ分けされている記事を見つけたら、「あの人はコレかな?ココは当てはまらないかな?」とか考えて、考えて、考えて、ず~っと考えちゃう。苦笑
これがもう、エナジーバンパイア引き寄せ体質の特徴ですよね。
「人が寄ってくるから怖い」と感じる原因にもなります。
自虐癖があって、自己攻撃が日常茶飯事になっていると、無意識に自分をいじめる環境・人を選んじゃうんです。
一緒にいると疲れるし、なんだかコントロールされている気がするし、胃もたれする感じなのに離れられない。
むしろ、ご機嫌取りをして嫌われないように仲良くする、まである。

こうした思考・行動パターンによって、職場を変えても、家族と離れても、恋人を選んでも、けっきょく我慢しきれなくて、ある日爆発してバッサリ縁を切っちゃう。
っていう、負のパターンが完成するんですね(泣)
なので、
- 愚痴を言いながらも、特定の誰かのことが頭から離れない
- その人と物理的にも距離を置けない
- エナジーバンパイアの情報収集に中毒している
こういう状態になっている人は、引き寄せ体質になっている可能性があるので。
他者分析よりも、自己分析にたっぷり時間を使ってあげてくださいね。(とくに身体反応)
エナジーバンパイアに悩んだ2019年
わたしのTwitterを見ると、2019年1月~2月に、エナジーバンパイア関連の投稿が続いてますね。
派遣先の人間関係に悩んで、「どうにか環境を変えずに、いまの職場で戦おう!」と思っていた時期です。
ご参考までにどうぞ。
物理的に接触を減らす
こうした経験を経て気づいたのは、圧倒的に効果を発揮するのは、物理的に接触を減らすことです。
家族や職場の人だと、物理的に離れるのが難しいと感じるかもしれません。
だがしかし!!
それこそが、エナジーバンパイア引き寄せ体質の考え方なんですよね。(過去のわたし笑)
自分に問いかけてみてください。
本当に、その人と一緒にいる必要があるのか?
どうでしょう。
よく考えてみると、
- 上司だから
- 親だから
- 旦那だから
- 他に相談する人がいないから
- 子どものためだから
- 親切にしてくれたから
こんな前置きをしているかもしれません。
嫌な気持ちにさせられるとわかっていて、自分から話しかけていませんか?
避けられた・無視されたと言われるのが怖くて、自分から愛想よく振舞っていませんか?
気分が悪くなったことに気づいているのに、自分から「その場にとどまる」という選択をしていませんか?
これ全部、自分を傷つける【自己攻撃】なのですよ~(泣)

物理的に離れるといっても、永遠にサヨナラしなくていいのです。
ちょっと距離を置いて、自分に余裕が出てきたら戻ればいい。
「今日だけ」とか「今回だけ」とか、少しずつ試してみて、自分の反応を観察しながら今後の付き合い方を考えるといいですよ。
究極のエナジーバンパイア対策は自分に集中すること
エナジーバンパイアをどうにかしようと頑張りすぎるよりも
- 自分に集中して、身体や気分の変化を観察する
- 変化があったときに一緒にいた人を振り返る
- 「私が嫌だと言っている」と、心の声を採用してあげる
- 自分が心地よく過ごせるように整えてあげる
こうした習慣が作れると、自分で自分を傷つけるような環境や人を選ばなくなります。
結果的に、日常生活でエナジーバンパイアを意識する時間が減るんですね。
とはいえ、身近な人ほど、一筋縄で線引きできないもの。
精神的な繋がりが強いほど、断ち切るとき恐怖心が出てきますからね。
いきなりバッサリ縁を切るのではなく、少しずつジャブを打って様子を見ながら体感を増やしてみてください。
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