こんにちは、ももかですmomohsphss
エンパス体質の方は、なぜか人が寄ってくる経験があって、「人と関わるのが怖いな」と感じることがあるんですね。

人が寄ってくるのは、好かれているからでしょ?良いことじゃん!
と思うけど、その好意が怖いのです(泣)
相手に好かれても、自分が好きじゃない場合。
拒絶することに苦手意識があると、無理して合わせて消耗してしまい、日常生活を送るのが苦しくなっちゃうんですね。
今回は、エンパス体質の方が抱える「人が寄ってくる」という悩みと、対人関係をラクにする対策をご紹介します。
エンパスは人が寄ってくる
私のクライアントさんには、エンパス体質の方もいらっしゃいます。
自覚の程度には差がありますが、「人が寄ってくる悩み」がひとつのテーマなんですよね。
これは、良くも悪くも、です。
すごく可愛がってもらえるし、ものすごい毒々しい感情をぶつけられることもある。
良い人だけ寄ってくれば毎日楽しいけど、なかには悪意や嫉妬をもって近づいてくる人もいます。
感情が流れ込んでくる
エンパス体質は、自動的に相手と【同調】するので。
自分の意思、気持ちに関係なく、相手に染まる感覚を潜在的にもっているんですね。
感情直感型エンパスは、普通に座っているだけで、隣の人の感情が流れ込んでくると感じるケースもあります。(ワンネス型は気づかず染まる)
共感力のコントロールが未熟なエンパスの方は、流れ込んできた感情を自分と切り離すのが難しくなるのです。
なぜなら、基本が【同調】なので。
エネルギーをずらして他人をシャットアウトすることに、大きな心理的恐怖を伴うのです。
- 拒絶できない
- 期待に応えられない
- 好意がプレッシャー
- 自分を抑えて合わせなきゃいけない
こんな気持ちを抱えることになります。
優しさも憎しみも特大サイズ
私の分析では、エンパス体質の方はHSP気質でもあるので。
外側からの刺激を深くじっくり味わうため、他人の小さな感情を特大サイズで感じているのだと思います。
そのため、優しさや愛情を向けられると、ものすごい安心を感じる。逆に、相手が1ミリでも劣等感や憎しみをもっていると、それもMAX値で感じるのです。
エンパスがよくわかる本
良くも悪くもエネルギーに同調する
エンパスの共感力とは、エネルギーに対する反応です。
コミュニケーションスキルとしての「聞き上手」とは違います。
コミュニケーションスキルとして聞くのが得意な人は、自分と相手の間に心理的距離を保ったまま、必要なところだけ共感の姿勢を示すことができます。
って、そんな明確に意識している人はいないけどね。
エンパス体質の方に人が寄ってくるのは、自分のエネルギーを相手の発するエネルギーに自動的にチューニングして、違和感を消すことができるからだと思います。
エンパスの共感は「共鳴」のイメージ
相手がポジティブなエネルギーを発しているなら、いいんだけど。
ネガティブなエネルギーを発している人だと、そこに同調しちゃうので、エンパス本人はとってもつらい。
だって、「今日は楽しく過ごそう!」と思って職場に行ったら、一瞬でズーンと重たい気分になるんだから。
本能レベルのミラーリング
エネルギーに同調するというのは、本能レベルでミラーリングしているってことね。
恋愛心理学で、「相手と同じ動きをすると距離が縮まりやすい」って聞いたことありませんか?
相手が腕を組んだら、自分も腕を組む
相手がお茶を飲んだら、自分もお茶を飲む
相手がLINEで絵文字を多用する人なら、同じように絵文字を使う
こうして相手の真似をする行為をミラーリングと言います。
エンパスの共感は、こうした行動レベルではなく、本能的にエネルギーでミラーリングしているのです。
自分の悪意や嫉妬がエンパスによってミラーリングされたら?
たとえば、自分としては全然、そんなつもりないのに。全然、気にしているわけじゃないのに。
なんだか、一緒にいるとバカにされた気になって、いちいち地雷を踏んでくるような人が近くにいるとします。
それが【エンパス】かもしれません。



は?バカにして地雷を踏む人がエンパス?
「人が寄ってくる」というのは、相手も無自覚な場合があります。
気づいていないけど、相手に向けている悪意や嫉妬を、「自分に対して向けられた」と感じることもあるんですね。
エネルギーレベルでは同調しているので、目に見えて違和感はありません。一見、気が合う人に感じるかもしれません。
でも、一緒にいると、自分の嫌な部分を見せられている気がして。
つい、きつく当たっちゃう。
無理して合わせて消耗しちゃう対策
良くも悪くも人が寄ってくると、無理して合わせて消耗しちゃいますよね。
対策としては、「物理的に距離を置く」一択です。
それができないから悩んでるんだよ!という気持ちも、とてもわかります。
ただ、正直なところ、共感力をコントロールできない段階では、丸腰で火災現場に飛び込むようなものですから。
まずは、物理的に距離を置くことが必要になってきます。
燃え盛る炎のなか、身体1つで取り残されている人がいたら、とにかく外に出してあげることが最優先ですよね。
そんなイメージです。
自分のエネルギーを浄化する
寄ってくる人に対して、アレしよう、コレしよう、という対策は、共感力をある程度コントロールできるようになってからで、全然大丈夫。むしろ、その方が効果が高いです。
なので、最初の1歩は、1人でいる時間を増やすこと。
この1人でいる時間に、エネルギーを浄化する感じで、心地よいことにたくさん意識を向けていきましょう。
ある程度、自分のことがわかってきて、共感力もコントロールできてきたな~と感じる人は、
- 違和感のある人とは会話を広げない
- わざと会話のテンポをずらす
といった対策もチャレンジしてみてください。
人が寄ってくるエンパスも自然体で過ごせる!
人が寄ってくる恐怖って、なかなか理解されにくいんですよね(>_<)
とくに感情直感型エンパスの方は、
「私は、この人の気持ちがわかる。この人、本音と言ってることが違う。わかっているのに、言わないで会話を続けるのは、ウソついてる感じ」
みたいな感覚があって、ジレンマを起こしやすい。
感情ワンネス型は、気づかずに同調しているので。
なんか知らんけど、人間関係のトラブルに巻き込まれるんだよね。なんか知らんけど、とつぜんトゲトゲした感情を向けられて傷ついたり。
共感していないときの感覚を知る
そんなエンパスの方も、共感力をコントロールしていけば、自然体で楽しく過ごせるようになります。
そのためには、共感していないときの感覚を知る必要があるので。
まずは、物理的に人と距離を置いて、いま以上にひとりで過ごす時間を多く確保してみてください。
その時間は、エネルギーをクリアに保つために、
- ワクワク
- ウキウキ
- ホッとする
といった、ポジティブな心地よさを感じるよう意識してみてね。
少しずつ練習すれば、生活が変わりますよ。
それでは~
共感力に悩むあなたに読んでほしい