こんにちは、ももか(momohsphss)です。
知り合いが【ナリ心理学】というブログを読んでいて、興味があって覗いてみたら「アドバイスは相手がどの立場にいるかで効果が変わる」と言っていて。
例えば「失敗してもいいからどんどん挑戦しよう!!」ってのはダイヤさん向けのアドバイスであって。
これを非ダイヤさんがそれを真に受けると死ぬ(´;Д;`)笑
逆に「もっと自分を愛して自分の気持ちを感じてあげよう」ってアドバイスは、非ダイヤさん向けであって。
これをダイヤさんが聞くとまず間違いなく怠ける(´・ω・`)笑。
人生無駄にする(´・ω・`)笑。
ナリ心理学|ダイヤ別アドバイス表できた!
ナリさん用語でダイヤモンドって出てくるんですが、自己肯定感のことかなぁ?と思いました。
間違っていたら申し訳ないけど、勝手にダイヤモンドを自己肯定感に置き換えて解釈したら「本当それ!」と思った。
ナリさんのブログでダイヤモンド別のアドバイス表が掲載されているので、読んでみてください。
わたしの経験でも、状況によって効果的なアドバイスって違うんだなと感じています。
そのなかでも
引き寄せ
お金は使えば増える
夢を叶えるノート
こうした自己実現方法は、自己肯定感の土台がある人向けです!
この記事では、わたしなりの言葉で説明してみますね。
自己肯定感が低いときの「夢を叶える系」は気をつけて!
自己肯定感が低いときに手を出す夢を叶える系は、ほとんど効果ない。
わたしが試したのは、
- 満月新月に願い事を書き出す
- お金は出せば増えるらしいから、迷ったら使う
- 理想のライフスタイルをノートにコラージュする
- なりたい自分になったつもりで振る舞う
- WISHリスト100個書く
など。
未来のワクワク感を先取りして、先行投資で感情や行動を寄せていこうね!っていうアドバイスです。
自己肯定感が低かった私は、食い入るように観察して、雰囲気を味わいたくて真似してみたこともあります。
でも…願い事は叶わないし、お金も増えませんでした。
この方法が悪いわけではありません。
実際、いま取り組んだら、ちゃんと結果につながりました!!!

完全にタイミングを間違えた
自己肯定感と欲求の関係


自己肯定感が低いときに夢を叶える系をやっても効果が出にくい理由を、マズローの欲求5段階説で説明していきます。
マズローの欲求5段階説では、低次の欲求が満たされると、高次の欲求が出てくると言われているんですね。
詳しい説明は省きますが、ざっとこんな感じ↓
- 第1段階:生理的欲求
-
睡眠・食事・排泄
- 第2段階:安全欲求
-
安心して暮らせる
- 第3段階:社会的欲求
-
集団に属する
- 第4段階:承認欲求
-
社会のなかで能力を発揮する
- 第5段階:自己実現欲求
-
さらなるスキルアップ
自己肯定感が低い人は、生理的欲求や安全欲求が満たされていない状態なんですね。夢を叶える系の方法は、承認欲求や自己実現欲求を満たすジャンルです。


心理的な安全欲求



ご飯食べれるし、家もあるし、仕事もしてるけど?
そうですね、物理的には生理的欲求や安全欲求が満たされていると感じるかもしれません。じゃあ、心理的にはどうですか?
自己肯定感とは「命に対する安心感」なんですね。
この世界で生きていても命を脅かされることはない
身を守ってくれる人がいる
身も心も傷つける人には遭遇しないだろう
明日も明後日も、変わらず生きていけるだろう
こういう感覚を意識することなく持っている。
よく自己肯定感について、「自分の存在を否定せず、ありのまま受け入れる」と言われますが、存在とは命のことです。
泣くことしかできない赤ちゃんのような自分でも愛されるし、生きていいし、頼っていいし、誰かが助けてくれる。
それを「当たり前」とも考えずに受け入れている感覚が命(生きること)に対する安心感。
自己肯定感の低い人が取り入れたいアドバイス


こうして考えると、自己肯定感が低い人は、生理的欲求も安全欲求も満たされていないと言えます。この状態であれば、自分と向き合う時期なので。
取り入れると良いアドバイスは、
- 親と向き合う
- 不安から動かない
- 現実を受け入れる
- 抑圧した感情や記憶と向き合う
- 自分を大切にする
といった、過去から現在をしっかり癒す系、自分を大切にする系です。
基本的信頼感が育まれているか?
自己肯定感が低い人は、基本的信頼感が育まれていないんですね。
基本的信頼感とは、心理学用語で、自分や他者に対する信頼感だと定義され、幼少期の母子関係によって原型ができるといわれています。
基本的信頼感の尺度がこちら↓
1.失敗しても自分を隠さない
2.自信がなくなることはない
3.見捨てられたかもとは思わない
4.人生に対して不安はない
5.すぐに立ち直ることができる
6.自分を十分に信頼している
7.困った時には援助が期待できる
8.人は関わり合いで生きている
9.人間は信頼できるものである
10.周囲の人々に支えられている
11.頼りにできる人が多い
基本的信頼感の意味と回復する方法
逆に言えば、
- 自信がない
- 見捨てられ不安がある
- 人生に対して不安がある
- だれも助けてくれないと思う
- 人も自分も信頼できない
- 頼りにできる人がいない
こういう人は、基本的信頼感が育まれていないので、なりたい姿や理想を描いても実現しないのです。
- 実現するための行動を取る段階でブレーキがかかる
- 行動するときにすごくエネルギーを使う感覚がある
- 結果が出ても喜べない
- 行動のハードルを下げようとする
こうやって、自分から遠ざけちゃうんですね。
なので、必要なのは、できていない現実を受け入れること。抑圧した感情や「なかったこと」にした記憶と向き合うこと。
生々しい感情、ドロドロした感情、生身の人間との汗と涙のコミュニケーション。
こうした行動を伴う「自分と向き合う」こと。
必要なアドバイスは自己肯定感で変わる
引き寄せ、満月新月の願い事、お金は使えば増える、夢を叶えるノート。これらは万人向けの方法ではないってことですね。



当時の私は完全に対象外だった
自己肯定感が高まって
「私はこの世界に受け入れられている」
「困ったときは助けてもらえる」
こうした基本的信頼感が育まれて、地に足ついた行動ができるようになると、一気に効果を発揮しますよ!