こんにちは、ももかですmomoka_hsphss
知り合いが【ナリ心理学】というブログを読んでいて、私も興味があって覗いてみたんですね。そのなかで、「アドバイスは相手がどの立場にいるかで、効果が変わる」みたいなこと言っていて。

執筆者のナリさん用語でダイヤモンドって出てくるんですが、通りすがりの私の解釈では、自己肯定感のことかなぁ?と思いました。(いくつか記事読んだうえでね)
で、勝手にダイヤモンドを自己肯定感に置き換えて解釈したんですが、本当それ!と思ったので、私なりの言葉で説明していこうと思います。
引き寄せ、満月新月の願い事、お金は使えば増える、夢を叶えるノート
こうした自己実現の方法を試してみたけど、いまいち効果を感じられない人は、ぜひ読んで!
自己肯定感が低いときの「夢を叶える系」は気をつけて!
これね、私も経験があるんだけど、自己肯定感が低いときに手を出す夢を叶える系は、ほとんど効果ない。
引き寄せの法則は詳しくわからないけど。私が試したのは、
- 満月新月に願い事を書き出す
- お金は出せば増えるらしいから、迷ったら使う
- 理想のライフスタイルをノートにコラージュする
- なりたい自分になったつもりで振る舞う
- WISHリスト100個書く
など。
ようするに、未来のワクワク感を先取りして、先行投資で感情や行動を寄せていこうね!っていうアドバイスです。
インスタでキラキラの画像で投稿されたり、YouTubeで癒し系の音楽と一緒に中身を見せてくれたりするやつ。
自己肯定感が低かった当時の私は、食い入るように観察して、見ただけで自分がやったつもりになり、雰囲気を味わいたくて真似してみたこともあります。
でも…願い事は叶わないし、お金も増えませんでした。
取るべき行動とタイミング
この方法が悪いわけではありません。

完全に、私が取るべき行動とタイミングを間違えた
実際、いま取り組んだら、ちゃんと結果につながると思っています。
が、しかし!!!当時は、そんなこと教えてくれる人いなかったし、いや、いたかもしれないけど、私はたどり着けなかった。
だから、いま、このブログでお伝えするんです!
自己肯定感と欲求の関係


自己肯定感が低いときに夢を叶える系をやっても効果が出にくい理由を、マズローの欲求5段階説で説明していきます。
マズローの欲求5段階説では、低次の欲求が満たされると、高次の欲求が出てくると言われているんですね。
詳しい説明は省きますが、ざっとこんな感じ↓
- 第1段階:生理的欲求
-
睡眠・食事・排泄
- 第2段階:安全欲求
-
安心して暮らせる
- 第3段階:社会的欲求
-
集団に属する
- 第4段階:承認欲求
-
社会のなかで能力を発揮する
- 第5段階:自己実現欲求
-
さらなるスキルアップ
自己肯定感が低い人は、生理的欲求や安全欲求が満たされていない状態なんですね。夢を叶える系の方法は、承認欲求や自己実現欲求を満たすジャンルです。
心理的な安全欲求



ご飯食べれるし、家もあるし、仕事もしてるけど?
そうですね、物理的には生理的欲求や安全欲求が満たされていると感じるかもしれません。じゃあ、心理的にはどうですか?
私の表現ですが、自己肯定感とは「命に対する安心感」なんですね。
この世界で生きていても命を脅かされることはない
私を守ってくれる人がいる
私を傷つける人には遭遇しないだろう
明日も明後日も、変わらず生きていけるだろう
こういう感覚を意識することなく持っている。よく自己肯定感について、「自分の存在を否定せず、ありのまま受け入れる」と言われますが、存在とは命のことです。


オギャーと生まれたそのままの姿、泣くことしかできない赤ちゃんの状態、そんな私でも愛されるし、生きていいし、頼っていいし、誰かが助けてくれる。それを「当たり前」とも考えずに受け入れている状態です。
これが命、生きることに対する安心感。
自己肯定感の低い人が取り入れたいアドバイス


こうして考えると、自己肯定感が低い人は、生理的欲求も安全欲求も満たされていないと言えます。この状態であれば、自分と向き合う時期なので。
取り入れると良いアドバイスは、
- 親と向き合う
- 不安から動かない
- 現実を受け入れる
- 抑圧した感情や記憶と向き合う
- 自分を大切にする
といった、過去から現在をしっかり癒す系、自分を大切にする系です。
基本的信頼感が育まれているか?
自己肯定感が低い人は、基本的信頼感が育まれていないんですね。
基本的信頼感とは、心理学用語で、自分や他者に対する信頼感だと定義され、幼少期の母子関係によって原型ができるといわれています。
基本的信頼感の尺度がこちら↓
1.失敗しても自分を隠さない
2.自信がなくなることはない
3.見捨てられたかもとは思わない
4.人生に対して不安はない
5.すぐに立ち直ることができる
6.自分を十分に信頼している
7.困った時には援助が期待できる
8.人は関わり合いで生きている
9.人間は信頼できるものである
10.周囲の人々に支えられている
11.頼りにできる人が多い
基本的信頼感の意味と回復する方法
逆に言えば、
- 自信がない
- 見捨てられ不安がある
- 人生に対して不安がある
- だれも助けてくれないと思う
- 人も自分も信頼できない
- 頼りにできる人がいない
こういう人は、基本的信頼感が育まれていないので、なりたい姿や理想を描いても、次のような現象が起こります。
- 実現するための行動を取る段階でブレーキがかかる
- 行動するときにすごくエネルギーを使う感覚がある
- 結果が出ても喜べない
- 行動のハードルを下げようとする
こうやって、巧妙に実現を避けるわけです。
なので、必要なのは、できていない現実、わだかまりが残っている現実、こうした現実を受け入れること。抑圧した感情や「なかったこと」にした記憶と向き合うこと。
生々しい感情、ドロドロした感情、生身の人間との汗と涙のコミュニケーション。
こうした行動を伴う「自分と向き合う」こと。
必要なアドバイスは自己肯定感で変わる
引き寄せ、満月新月の願い事、お金は使えば増える、夢を叶えるノート。これらは、使う人が使えば効果を体感できます。
万人向けの方法ではないってことですね。



当時の私は完全に対象外だった
自己肯定感が高まって、「私はこの世界に受け入れられている」「困ったときは助けてもらえる」こうした基本的信頼感が育まれていれば、行動も現実的なものになっていきます。