こんにちは、ももかですmomoka_hsphss
新卒で入社したときは、キラキラした社会生活に夢を抱いて。それが、いざ社会人になってみたら、
ルール
前例
価値観
時間
いろんな「しがらみ」があって。
学生のときは、同じようなタイプの友達と、自分が「仲良くなりたいな」と思った子だけ、付き合うことができたけど。
仕事をはじめたら、苦手な人とも上手くやる術を身につけないといけない。
それって違うんじゃないかな
もっと、こうした方がいいんじゃないかな
なぜ、それが必要なんだろうか
気づくこと
考えること
動きたくなること
いっぱいあるのに。
それは「みんなが心地よくなるように、もっと良くしたい。そのなかに、自分も身を置きたい。」っていう気持ちだけなのに。
上司や先輩は、
そういうものだから
考えすぎ
そこまでしなくていいよ
なんか…ブレーキかけらるような。
え?そこまでやったらいけないの?
わたしが間違ってるのかな?
社会で仕事するって、諦めることなの?
もういいや
どうせ、こんなものなんだ
いや、違う。もっと、なにかあるはずだ。
そうやってグルグル答えを探してる。
わたしは、社会人1年目から、ずーーーーっと、こんな気持ちを抱えてたんですね。
理不尽に耐えてやり抜いた派遣事務
なんとなく会社員で働き続ける自分に違和感をもって、貯金もなく、計画もないままノリと勢いでフリーランスに挑戦して。借金作って失敗して。
そこから目が覚めて、現実と向き合う決意をして。
フルタイムで派遣事務しながら、ブログやSNSの投稿も続けたのですが。
いまだから言えるけど、派遣事務の仕事でも、理不尽なこと、いっぱい経験しました。
セクハラ被害にあって、派遣会社を間に入れて交渉したり。
お局社員さんは、女性同士で仲が悪くて、板挟みになったり。
マウント取ってくる男性社員もいたし、キャバ嬢扱いしてくる人もいたし。
思い出のカミングアウト
これが普通の社会人なのか
わたしは既に、個人としてお金をいただく経験を積んでいたので。
「ここにいる人、みんな、社員だけどお客さまみたい」なんて思いながら仕事してました。
会社に何をしてもらうか?
会社からどれだけ優遇してもらうか?
いかに要領よく、都合よく、自分に負担のないように人を動かすか?
それでいて、「うちの会社は」って、自分のものみたいに話す。
これが普通の社会人なのか。
これが当たり前で、わたしが間違ってるのか。
なんて、思いながら。
HSPの活動してることは、だれにも言わなかったので。上司から「ぜったい残業しないよね」って、ずっと嫌味を言われたしね。
それでも。
「わたしは負けない」
この気持ちだけで、3年間過ごしてた。
「逃げなかった」という記憶が欲しかったのだと思う
そんな派遣時代に読み始めた、お気に入りのマンガ【3月のライオン】
主人公の零(レイ)は、中学生で将棋のプロ棋士になり、「天才」と呼ばれて業界では有名人。
だけど、小さいころに交通事故で両親と妹を亡くした零にとって、将棋は義父から見放されないように、生きるための手段だった。
いつも学校では、いじめられて、無視されて。
そんな零は、中学を卒業後、プロとして働く決意をして棋士の仕事をスタートしてから。
1年遅れで、高校に通い始めたんです。
同じようにプロ野球選手を目指している男の子から、「なぜ、プロになってから学校に戻ったんですか?」って聞かれたとき。零は、
「逃げなかった」という記憶が欲しかったのだと思います
って答えるんですよ。
このセリフに、とても共感した!!!
わたしはずっと。
自分の考えが間違ってるから、その場のルールに合わせて動くんだ
そんな適応パターンが染みついちゃって。
「ほかの人が間違っていて、自分が正しい」
そうやって自分を信じることが、できなくなっていました。
それで、「変えられないなら、自分がいなくなればいい」って諦めて転職をくり返してたんですね。
「ただの意地」を大切にした
起業するか、会社員になるか。ずっと踏ん切りがつかなかった。
社会のヒエラルキーのトップは、会社員で何十年も働き続けられる人だと思ってたから。
そこに行けないわたしは、浮世離れした怪しい仕事で、だれにも理解されず、「なにやってんの?」って笑われながら生きてくんだ。
そう思ったり。
派遣をしながら、「ワンチャン、会社員いけんじゃないの?だって、いままでも成果出してたじゃん」とか、とても葛藤があったけど。
理不尽に耐えながらも、最後までまっとうしたのは、意地。
「逃げなかった」という記憶が欲しかった。
最後までやり抜いた
納得するまでやった
それでもダメなら、もう本当にダメなんだろう
負けず嫌いで向上心オバケの自分が、心の奥底から自然と「もういいや」って思えるまで。決めたことをやろう。
で、最後までまっとうしたら、達成感がハンパなかった。
最終日は、引継ぎしながら「この環境で、よくやったよ自分」ってボロボロ泣いた。
周りは、なんでそこまで泣いてるか、理解できなかったと思うけど。
それでもいいの。だれよりも、自分がいちばん知ってるから。
って感じで
自分との絆、信頼関係を作ってきた話でした!