こんにちは、ももか(momohsphss)です。
今日は、わたしが「自分を救いたい」と思って、いちばん最初にやったこと。10年分の日記公開チャレンジのご紹介です!
まだHSS型HSPだと腹落ちする前、イメコンの活動をしていた時期なので”プロローグ”としています。
日記の内容をそのままブログに公開するという、いま思うとだいぶ荒療治な感じもしますが(;・∀・)
当時から「行ってみよー!やってみよー!」のチャレンジ精神だけはあるので、思いついたことはとにかく何でもやってました。
チャレンジで得られたことはコチラ
- 「こんな自分がいたらダメだ」と見ないようにしていた自分の存在に気づいた
- 「感じないようにしよう、考えないようにしよう」と思っていた気持ちを認められた
- まだまだ「自分が大好き!」とはならないけど、正直な気持ちに目を向ける意識になった
- 自信って何かわからないけど「自分を大切にしよう」という決意につながった
こんな感じです。
チャレンジから2か月後にHSS型HSPだと腹落ちして、その3か月後に強制終了が入り、運命が動き出したのです!
日記のなかだけに存在していた「わたし」をそのままネットに公開する
仕事がんばりたい
成果出したい
みんなで一緒に充実感もって働きたい
そんな想いがあるのに、「これがやりたい!」と思って始めた仕事は、ことごとくストレスに潰れて逃げるように退職する。
目まぐるしい毎日で、流れの早い川で溺れそうな苦しさがあるけど、直視したらすべてが壊れてしまいそうで。過食や買い物で気を紛らわしていました。

もう自分を隠して生きるのはやめよう!
そんな日々でしたが、フリーランスにチャレンジしたことをきっかけに、自分の【心】と向き合うようになり、「わたしは自分を救いたい」と思ったんですね。
人生のコア(核)は、高校生のとき適応障害になって通院したこと、そこから人間に興味をもって心理学を勉強したこと。
ずっと服や販売が好きだと思っていたけど、それ以上に、わたしは”人間”に興味があったんだ。もう、自分を隠して生きるのはやめよう!
そう気づいて、10年分の日記の内容をそのままブログで公開することにしました。
「できない」「やりたくない」と思うわたし
当時、人前で弱音を吐いたり、「できない」「やりたくない」という言葉を使うことに強い抵抗感があって、日記でグチってたのです。
人前では出さないけど、日記のなかだけに存在していた「わたし」がこちら
- 「できない」「やりたくない」「無理」と言う
- 何をしても自分に自信がない
- 自分がキライ、いなくなればいいと思ってる
- 食べ方がわからない、食事の悩み
こういう話は、悩みだとも思わなかったし、解決したいとも思ってなかった。だれかに相談するレベルの悩みじゃないし、むしろ【問題】だという認識もなかったです。
だから日記のなかだけで完結させて、外の世界では、「明るく元気に前向きに!やる気満々!さぁ行くよ!」というポジティブに振舞う自分だけ出していました。

「これは隠したい」と思うことも全部公開する
アウトプットする場所は、イメコンの活動で使っていたブログ。仲間や親も見ていたけど
何を思われてもいいや
もう隠すのはやめよう
と開き直って、ミッションを実行していきました。
これは自分を救うためのチャレンジ。人目を気にするのはやめよう!
こんな流れで実行しました
- 月1の頻度で会っていた親に「しばらく会わないし連絡もしない」とLINEする
- 友達や仕事仲間には宣言はしないものの「自分から連絡しない」と決める
- 仕事で顔を合わせることがあってもとくに話題にはしない
- 3か月間、1日2~3記事のペースで投稿する
- 文章の最後に、当時の自分に向けてメッセージを添える
仕事仲間からの反応はほとんどなかったけど、母親はめちゃくちゃ動揺していたようで。怪しい宗教に入って洗脳されたかと思ったらしい笑
ちなみに家族と連絡を絶つチャレンジでも波乱があったので、別の記事でお話しますね。
NGは一切なし
そんな感じで、3か月間。日記の内容をそのままブログに転記して、さいごに当時の自分に向けて、いまの自分からのメッセージを添える。
NGは一切なし。「これは隠したい」と思うことも全部公開しました。
3か月なので、10年分すべて公開はできなかったけど、合計で100記事以上になりました。
自分だけで完結していた「ドロドロした部分」を人前で見せる
日記公開チャレンジでは、自分だけで完結していた「ドロドロした黒い部分」を人前に見せることで、
- ネガティブな自分の存在を確認する
- 「こんなことも考えている」と認める
といった効果がありました。
切り離していた前向きになれない自分の存在
学校や会社では
言い訳してはいけない
ネガティブなことを言ってはいけない
人を傷つけるようなことを言わない
できない理由よりできる理由を探す
そんな前向きに行動するための言葉に溢れていて、いつのまにか「前向きになれない自分の存在」を無視するようになっていたんですね。
落ち込む自分
弱音を吐きたくなる自分
悲観的になる自分
こういう自分は、自分じゃない。
なんて思って、自分の一部から切り離していたのです。
出る⇒消すのループを断ち切る
それでも「もうがんばれない」「自信がない」と思う自分がニョキニョキ出てくるもので。日記のなかで、出る⇒消す、出る⇒消す、そうやって繰り返していたんです。
自分を救いたいと思ったとき、このループを断ち切ることにしました。
ドロドロして、良い子になれず、文句や愚痴のオンパレードでグチグチネチネチする、ダークネスももか
人前に登場させることで「たしかに存在しているね」と認めることになったのです。

そのまま書くことで感情を再体験する
日記公開チャレンジの効果は、そのまま書くことで当時の感情を再体験できること。
見やすくキレイに編集するのではなく、一言一句そのまま書きます。そうすると、日記を書いたときの感情がぶわーっと蘇ってきて
しんどい
つらい
さみしい
など、蓋をしてきた感情がリアルに感じられるようになります。
どんな感情も認める
「そんな苦行しないとダメ?」と思うかもしれないけど。
どんな感情も認められるからこそ、
楽しい
嬉しい
幸せ
といった感情も同じように感じられるのです。
いまの自分から言葉を送る
わたしが試した日記公開チャレンジでは、さいごに「当時の自分に向けて、いまの自分からメッセージを添える」までがセットです。
しんどい
つらい
さみしい
そうやって感じているにも関わらず、「存在していないことにした」当時の自分へ。
いまの自分から、
見つけたよ
無視してごめんね
がんばってくれてありがとう
そんなこと考えていたんだね
と、言葉を送る。
2023年も同じことしてます↓
自己洞察⇒自己理解⇒自己受容
心理療法家であるカール・ロジャーズは、人間が自分自身を受け入れるまでに3つの段階があると言っています。
自己洞察⇒自己理解⇒自己受容
10年以上自分を無視してきたわけですから、いきなり「どんな自分も大好き!わたしに生まれたよかった!」とはならない。
まずは、自己洞察を深めて、自分を理解する。
あらゆる角度から自分を観察する
ただ観察する、存在を認識する
理解に徹する
改善しようとしない、手放そうとしない、話を聞く
受け入れて取り込む
わたしの一部、自分のなかの多様性を受け入れる
こんな流れ。
日記公開チャレンジで得られる効果は、自己洞察の部分ですね。
勇気がいるチャレンジだけど。
「自分を救いたい」
「もう隠すのはやめよう」
と思った人は、試してみてください!