いつもご覧いただき、ありがとうございます。
ももかです。@momohsphss
今日はカウンセリングでプロに話すメリットについて、お話したいと思います。
- カウンセリングを受けるのは、はじめてです。
わざわざ、お時間を作っていただいて、プロの方に話すのも申し訳ないと気が引けてしまいます。
かといって、誰に相談すればいいか、わからず…
具体的に、どんなメリットがあるのでしょうか? -
ご質問ありがとうございます。
はじめて利用するとき「何をするの?」と心配ですよね。
カウンセリングのメリットは大きく3つです。
- 対話による言語化で身体反応が確認できる
- 利害関係のない第三者に安心した空間で話せる
- 適切なフォローを受けながら心のケアができる
カウンセリングといっても、手法は多岐に渡り、流派によって内容も異なります。
ですが、心理学の知識がなくても全く問題ありません。
ここでは一般的に思い浮かべる「プロに話す」という意味のカウンセリングについて、メリットをご紹介しますね。
カウンセリング3つのメリット
カウンセリングを利用してプロに話すメリットは、次の3つです。
- 対話による言語化で身体反応が確認できる
- 利害関係のない第三者に安心した空間で話せる
- 適切なフォローを受けながら心のケアができる
対話による言語化で身体反応が確認できる
生身の人間相手に喋ると、身体反応が確認しやすくなります。この身体反応が脳を刺激するんですよね。
- 喉につまる感じがする
- 笑顔が作れない
みたいな。
とくにグルグル思考になりやすい人は、文字にして整理したくなるけど。
言葉で語る。
この「語る」という部分が重要なのです。
対話の特徴は、相手のリアクションや質問など、予測不能なやりとりです。
生身の人間との感情的な交流によって、心が動きます。(思考と感情は別物ですよ)
頭でっかちに理屈で納得したい人ほど、即興の対話で生まれる自分の反応を観察することで、本音に気づきやすくなります。
利害関係のない第三者に安心した空間で話せる
日常生活では、上司、友達、家族、などに話すかと思いますが、どうしても相手の事情が気になりますよね。
仕事のことを上司に相談すると、評価に影響があるかもしれない。夫婦関係の問題をママ友に話すと、悪い噂になって広まってしまうかもしれない。
身近な人って、意外と利害を考えて、本音が言えなかったりするものです。
最終的に「わかってほしい人」だったりしますからね。
カウンセラーは、そうした利害関係の外にいる存在です。
さらに守秘義務もありますから、お話の内容が漏れることもありません。(命の危険がある場合を除く)
非日常的な安心した空間で話すことができます。
適切なフォローを受けながら心のケアができる
ひとりで悶々と考えていると、どうしても堂々巡りしてしまいます。
で、大きな心の傷ほど無意識に考えるのを避けるので、同じところでグルグルしちゃうんですよね。
カウンセリングでは、考え方の傾向や反応の癖も見ていくので。負のパターンに陥っている原因も見つけやすくなります。
ただ聞くだけでなく、理論に基づいて状況を判断し、話の流れをサポートしていきます。
この辺りが雑談とは違う部分ですね。
頭ごなしにアドバイスもしません。無理やり考え方を変えるよう説得もしません。
「うん、うん」と聞いてるだけのように見えて、実はめちゃくちゃ頭を使っているんですよ(笑)
さらに、話したあとに起こる心理的な影響まで考えて、会話を進めていくので。
適切なフォローを受けながら、心のケアをしていくことができます。
自分と向き合いたい方に
カウンセリングは薬ではないので、受けた次の日に悩みが全部解消するのは難しいです。
お薬なら、飲んで数時間後に症状を抑えることができますが。
カウンセリングでは、お悩みの根本的な部分に焦点を当てて、考え方の癖やトラウマに取り組んでいきます。
なので、腰を据えて自分と向き合いたい方にオススメの方法です。
とはいえ、です。
たった1回のカウンセリングで人生が変わることもあります。
私はHSP専門のセラピストさんに話した日、自分自身の人生を歩むことを決意したんですね。
それまで「わかってほしい」とさえ思わなかった自分の感覚について、嘘偽りのない共感をしてもらえて。
帰り道で急に、「私、毎日幸せって思っていいのか」って言葉が頭に浮かんできました。
はじめて生きる安心感に包まれた気がしたのです。
だからといって、借金がなくなったわけでも、仕事が見つかったわけでも、摂食障害が消えたわけでもありません。
現状は何も変わってないのです。
でも、見える世界は変わりました。
そんな経験から。
私も、あのときのセラピストさんのように、何かのきっかけになれたらいいな、という思いでカウンセリングをしています。
はじめての利用は勇気がいると思いますが、ぜひお気軽にお越しくださいね。