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プロフィール
ばば ももか
心理カウンセラー
\ 扱いづらい私を好きになる!/
高共感体質の生きづらさ専門カウンセリング

HSP/HSS型HSP/エンパスの研究6年目。当事者の方から相談を受けるようになって4年目。

HSS型HSP気質で、高い共感力と両極端な二面性に振り回され、適応障害・摂食障害、愛着の問題を抱えていた。

共感と認知スタイル(ものの見方)が引き起こす生きづらさを解明し、克服した経験をもつ。

230人以上の相談実績があり、分類名の特徴と人格を区別し、本来の持ち味を活かすこだわりがある。

モットーは「肩の力を抜いてラフ(Laugh)に生きる♪」

システム手帳にハマり中。
ミニマルライフを目指したい。

境界線を引くには「NOと言わなきゃ」と思う人ほど、境界線を引きすぎている

こんにちは、ももかです。@momohsphss

心の境界線とは、どこまでが自分で、どこからが自分以外か区別するものです。

臨床心理学者のヘンリー・クラウドとジョン・タウンゼントは、責任の所在をはっきりさせるものだと言います。

境界線(バウンダリー)という書籍で下記のように説明しているんですね。

境界線は私たちを定義します。何が私であり、何が私でないのか、その範囲を明確にします。私がどこで終わり、他の人がどこから始まるのかを示します。

境界線(バウンダリーズ)

でね、私は自分がHSP気質の持ち主だと知って、生きづらさの克服に乗り出したころ。

HSPは境界線が薄く、他者の要求を必要以上に飲み込んでしまう

みたいな説明を目にして、「そっか、嫌なことは嫌って、はっきり言わなきゃ。しっかり境界線を引かなきゃ!」と思ったのです。

それで家族との連絡を絶ってみたり、強い口調で断る練習をしてみたり。そんなチャレンジをしていた時期があります。

でもですね、実は境界線って「断る」だけじゃないのです。

いま改めて考えてみると、当時の自分に「違う方法もあるよ」と言ってあげたいな~なんて思います。

なぜなら、境界線を引かなきゃ!と思う人ほど、境界線を引きすぎている可能性があるから。

心の境界線は「引く」のではなく「明確にする」

境界「線」という言葉から、自分と相手の間に線引きするようなイメージを持ちやすいんですが。

境界線を「引く」イメージ

ヘンリー・クラウドとジョン・タウンゼントは、境界線(バウンダリー)のなかで「明確にする」という言葉を使っているんですね。

ちょっとググってみたら、バウンダリーは「境界、限界、限度」といった意味の英語でした。日本語で翻訳されるときに、境界線になったのかもしれません。

Google翻訳の結果

日本語では、「曖昧な関係から一線を引く」なんて言うし、ボーダーライン、線引き、みたいなイメージが強くなりますよね。

ももか

私は当初、そう思ってました

たしかに、境界線(バウンダリー)という書籍では、NOと言うことの大切さが書かれています。

ただ、それは破ることが決して許されない絶対的な法律ではなく、まるで生き物のように柔軟な変化を伴うものなのです。

境界線の問題は「NOと言えない」だけじゃない!

境界線の問題は、「NOと言えない」だけでなく、相手の好意に対して「Yes」と言えない回避型もあるのです。

境界線の問題の要約

「いいえ」と言えない:迎合的な人

罪悪感を覚えたり、他者によって支配される。境界線を設定できない。

「いいえ」を受け入れない:支配的な人

強引あるいは操作的に他者の境界線を侵す。

「はい」と言えない:無反応な人

愛する責任に対して境界線を引く。

「はい」を受け入れない:回避的な人

他者からの愛を受け取ることに対して境界線を引く。

参考文献

厚さ3cm!内容も少し読みにくい部分があるので購入は慎重に

良いことに対して「NO」という回避的な人

なんとなく境界線の問題って、「いいえ」と言えない迎合的な人をイメージしませんか?

罪悪感から相手の言いなりになって、つい世話を焼きすぎてしまったり、限界を超えて過度な要求を受け入れてしまったり。

ところが実際は、「はい」を受け入れられないことも、境界線の問題になるのです!

回避的な人は、相手から優しくされたり、手を差し伸べられても

とんでもない、私なんて後回しでいいから。必要ないわ。

と、受け取り拒否しちゃうんですね。

相手は、あなたに手を差し伸べているのに、良いことに対して「NO」と言ってしまうのです。

実はですね、「いいえ」と言えない人は、必要なところで「はい」を受け入れない回避的な人でもある、そんな可能性があるのです。

境界線の問題は4つに要約されますが、実際は

「迎合的で回避的な人」

「支配的で無反応な人」

というように、「はい」と「いいえ」どちらも適切に使えていない人もいるのです。(というか、このパターンけっこう多い気がします)

境界線は塀ではなく呼吸

ヘンリー・クラウドとジョン・タウンゼントは、回避的な人に対して、「境界線を塀だと勘違いしている。境界線は呼吸だ。」と言っています。

刑務所の壁のように、厚く固く冷たいコンクリートのような。そうした塀は、良いものも悪いものも内側に入れることができません。

そうではなく、呼吸のように循環できるものなんですね。良いものを取り入れ、悪いものを吐き出す。

私は、在り方を明確にするものが境界線(バウンダリー)だと思っています。

境界線は言葉だけでなく、

  • 身体的境界線
  • 感情的境界線
  • 時間的境界線

など、身体や態度といったノンバーバルな部分も使っていくものなんですね。

境界線を作る方法

境界線の作り方は下の記事でも解説しているので、あわせて読んでみてください♪

境界線を引くときに意識したいこと

境界線を引くことの重要性に気づいた人は、「No」と言う練習と一緒に「Yes」という練習もしてみましょう。

良いことに対して回避的になっていませんか?本当に必要な愛情に対して「No」と受け取り拒否していませんか?

バウンダリーには国境という意味もあるそうです。

自分という存在を一つの国のようなイメージで、

・どんな方針で運営していこうかな

・どんな人たちに訪れてほしいかな

・これは許せないというルールはどうしようかな

・どこまでを許容範囲にしようかな

という感じで、「明確」にしていくことで、自分を大切にしながら心地よい関係も築けるようになりますよ。

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