こんにちは、ももかですmomoka_hsphss
今日は、継続サポートさせていただてる、会社員の鈴木さん(仮名)のお話です!
鈴木さんは、
- 境界線作り
- 快不快を自分で見分けられるようになる
このあたり、重点的にやりたいという要望があったので、その線で進めていたら、ワンネス型だと判明!!(ももかが確信した)
という状況なのです。
こんな感じで進みました
- 1回目:方向性のすり合わせ
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(ホームワーク)感情の点数化&名前をつける
- 歩いてると、いつも勧誘の人に声をかけられてたけど、声をかけられなくなった!
- 部下に怒鳴っている工事のおじさんが、「ごめんね~気にしないで~」と優しく声をかけてくれた!(いつもは怒鳴り声で消耗する)
- 「周りが全部自分」って感じだったのが、その範囲が小さくなっていく感覚がある
- 2回目:バイロン・ケイティ・ワーク実施
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(ホームワーク)これまでの生存戦略の良い影響&課題を考える
- いつも全体最適を考えて動いてたけど、「自分がハッピーになるため」という視点が欠けてたことに気づく
- 自分が透明人間だったと気づき、人間として輪郭を作っていきたいと思うようになる
- 休職して自分のケアを最優先にすることを決意
ケイティ・ワークについて知りたい方はこちら↓
- 3回目:カラーセラピー実施※いまここ
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- ワンネス型の共感によって、ご両親の価値観を【鏡】のようにコピーしてたと気づく
- 本当の自分に気づき始める
これで、約1か月です!
それで、この記事では、2つのことをご紹介しようと思います。
- どのポイントでワンネス型だと確信したか?
- 鈴木さんが境界線を作って変化したこと
焦ったり、落ち込んだり、内面的な部分が周りに伝わらない
鈴木さんとは、もう3年くらいのお付き合いでして、これまでも企画やメニューに申し込んでくれていたんですよね。
とても責任感があって、お仕事もバリバリこなして、複数の部署との調整をこなしながら、長期のプロジェクトを進めて。
それでいて、控えめで、いつもニコニコしながら、ちゃんと相手の話も聞きつつ、自分の意見もしっかり伝えようとする姿勢もある。
わたしは正直、「そこまで深い感情の渦も感じないし、落ち込んだり、傷ついたりしてる様子もないけどなぁ」なんて、思っちゃうくらいだったんですね。
で、これは、ご本人もずっと悩んでいるところで。
焦ったり、パニックになったり、落ち込んだり、不安になったり、そういう内面的な部分が周りに伝わらない
って。
それで、たしかに、お話してると、な~んか違和感があるんだよなぁって。わたしのなかで、なんか少し違和感がある。なんだろう?
って、ずっと思ってたんです。
ご本人が発している言葉と、存在感・空気感から発しているキャラと、なんかズレがある感じがする
話していて、感情が伝わってこない
違和感の正体
こんな感じで、わたしもずっと、自分の感じているものを言語化できずにいたのですが。
3回目のセッションで、ようやく腑に落ちたのが
鈴木さんが、ご両親の人格と同一化して、ご両親の価値観、セリフを代弁しているときに、「あれ?わたし、だれと話してるんだ?」ってなる!
ここに辿り着いたのは、カラーセラピーで、鈴木さんの本質的なキャラの話になって、そこから、お父さんに抱く感情を、鈴木さんが語ったときでした。

父は、こんな人で、こういうタイプで、こんな振る舞いをするので、嫌いです。
なので、いまでも仕事するとき、○○な人とか、××のシーンになると、「△△△△」って思うんですよね
って感じで、話してくれるんですが。
わたしは、どうしても、その話を聞いてると、ご両親の姿が浮かぶんですよね。
目の前では鈴木さんが話してるんですけど、そこにご両親の姿が重なって、ご両親と話しているような感覚になるんです。
(鈴木さんのご両親の顔は知りません)
で、思い切って聞いてみたんです。
それ、お父さんが、鈴木さんに対して抱いてる感情じゃないですか?
つまり、
お父さんが、鈴木さんに対して、「こんな振る舞いをするなんて、ありえない」とか「こういうタイプだから、××のシーンだと、△△な気持ちになる」とか
さっき、話してくれたこと、そのまま。
お父さんが、鈴木さんに対して、いつもそう思っていて。
実際に言葉で伝えなくても、鈴木さんは、態度や表情から、それを感じ取って、お父さんに【鏡】のように、その気持ちを返している。
ってこと、ないですか?
この解釈に対して、鈴木さんも「あるかもしれん……!!」となり。
あれ?本当の自分って、ここだった?
わたしって、本当は、こんなこと考えるタイプだった?
小さいころって、こんな風に過ごすのが当たり前だったよね?
って、証拠となるエピソードも、ポロポロ出てくるようになったんです。
ワンネス型は全部「わたしの意見」として伝えてくれる
ワンネス型の人は、同一化・同調していることに無自覚なので、話すとき全部「わたしは、こう思います」と、自分視点で教えてくれるんですが。
聞いてる側としては、「ん?それで、あなたは、どの視点にいるの?」って、本人不在感…といいますか。そんな印象を受けるんですよね。
そして、不満や愚痴までコピーしていることに気づかない。



その文句、同僚のAさんのものだよね?
と、わたしは感じるんですが。
ご本人は「わたしは、こんな人間です。こう考えてます」という形で伝えてくれるので。
その考えを尊重しつつ、少しずつ、違う角度から見れるようにサポートしています!
のんびりペースで境界線を作ってる人もいるよ~
ロボットから人間らしさを取り戻し。透明人間から、輪郭を掴み始めた鈴木さん(たとえは、すべてご本人の表現)
境界線の基礎ができはじめて、本当の自分を思い出しはじめると、どんどん「自分を大事にしよう」とか「わたし、どうしたいんだっけ?」って考えるようになるんですよね。
曲芸のように仕事を回して、1日100件以上のメールが押し寄せ、人員不足を訴えても改善しない職場で、体調不良になりながら働き続けていたところから。
一旦、休職して自分の体調を最優先にして、しっかり休もう!
っていう決断ができた。これも大きな変化だと思います。
鈴木さんの場合は、あまり先のこと考えず。のんびりペースで、休むことを優先しつつ、境界線作りをしっかり続けていく予定です♪
こんな感じで進んでる人もいますよ~っていう話でした!
それでは~