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プロフィール
馬場 桃香
ばば ももか
\HSS型HSPの心地よい働き方/
IT通信系営業、アパレル販売、派遣事務を経験後、独立。300人以上の相談実績があり、おっとりした喋り方と鋭い分析のギャップが人気。

2017年にHSS型HSP気質が腑に落ち、そのままの自分を受け入れることを決意。気質の研究と考察をブログで発信すると続々とメッセージが届くようになり、相談サービスを開始。

自身の経験を活かして働き方コンサルを提供すると、自然体の魅力に気づき、肩の力を抜いて働けるようになると評判に。「やりたかった仕事をスタートできた」「強みが明確になって集客しやすくなった」という声をいただいている。

現在は、マイペースに働きたい方、個人ビジネス(フリーランス)で独立したい方の心に寄り添いながら、自己理解、商品化、ブログSNS集客などサポートしている。

埼玉県の田舎在住/不器用なA型/カフェ好き紅茶党

メールが1日100件!エンジニアHSS型HSPが1か月で境界線を作ってサイコパス上司と戦った話

こんにちは、ももか(momohsphss)です。

今日は、継続サポート中の会社員HSS型HSP(Mさん)のお話です!

エンジニアのMさんは、ずっと希望していた海外支店でプロジェクトリーダーを任された30代女性です。

夢だった海外での仕事をはじめたけど、

1日100件のメール

明らかな人員不足

無謀な納品スケジュール

上司に改善を訴えましたが、うまく言いくるめられて、「自分のスキル不足がいけないんだ」「上司が動かないなら自分が動こう」と奮闘していました。

ところが何度も婦人科系の病気になって体調を崩し、精神的にも追い詰められて、毎晩泣きながら孤独と戦ていました。

そんなMさんが働き方改革プログラムに申し込んでくれて

「境界線を作って、自分の快不快を見分けられるようになりたい」という目標を叶えるべく、ワークと言語化を進めていきました!

こんな感じで進みました

1回目:方向性のすり合わせ

(ホームワーク)感情の点数化&名前をつける

  • 歩いてると、いつも勧誘の人に声をかけられてたけど、声をかけられなくなった!
  • 部下に怒鳴っている工事のおじさんが「ごめんね気にしないで~」と優しく声をかけてくれた!(いつもは怒鳴り声で消耗する)
  • 「周りが全部自分」って感じだったのが、その範囲が小さくなっていく感覚がある
2回目:バイロン・ケイティ・ワーク実施

(ホームワーク)これまでの生存戦略の良い影響&課題を考える

  • いつも全体最適を考えて動いてたけど、「自分がハッピーになるため」という視点が欠けてたことに気づく
  • 自分が透明人間だったと気づき、人間として輪郭を作っていきたいと思うようになる
  • 休職してセルフケアを最優先にすることを決意
3回目:カラーセラピー実施※いまここ
  • ワンネス型の共感によって、ご両親の価値観を【鏡】のようにコピーしてたと気づく
  • 本当の自分に気づき始める

これで約1か月です!

焦ったり、落ち込んだり、内面的な部分が周りに伝わらない

じつはMさんとは、3年くらいのお付き合いなんです。

とても責任感があって、それでいて控えめで。いつもニコニコしながら、ちゃんと相手の話も聞きつつ、自分の意見もしっかり伝えようとする姿勢もある。

わたしは正直、「そこまで深い感情の渦も感じないし、落ち込んだり、傷ついたりしてる様子もないけどなぁ」なんて印象だったんですね。

ただ、これはMさんも悩みのタネで

内面的なパニック、落ち込み、不安が周りに伝わらない

たしかに話してると、な~んか違和感があるんだよなぁって。なんか少し違和感があるんだけど、なんだろう?

って、ずっと思ってたんです。

ご本人が発している言葉と、存在感・空気感から発しているキャラにズレがある

話していて、感情が伝わってこない

両親の人格と同一化して言葉を代弁していた!

3回目のセッションで、ようやく

両親の人格と同一化して、価値観や言葉を代弁しているときに「あれ?わたし、だれと話してるんだ?」ってなる!

と、違和感の正体を突き止めることに成功しました!

ここに辿り着いたのは、カラーセラピーで、Mさんがお父さんに抱く感情を語ったときでした。

「父はこんなタイプで……」という説明を聞いていると、目の前で話すMさんではなく、ご両親と話しているような感覚になるんです。(Mさんの両親の顔は知りません)

で、思い切って聞いてみたんです。

ももか

それ、お父さんがMさんに対して抱いてる感情じゃないですか?

お父さんがMさんに対していつも思っていることを

実際に言葉で伝えなくても、態度や表情から感じ取って、【鏡】のようにお父さんに気持ちを返している。

この解釈に対して、Mさんも「あるかもしれん……!!」となり。

あれ?本当の自分って、想像と違った?

わたしって、本当は、こんなこと考えるタイプだった?

小さいころって、こんな風に過ごすのが当たり前だったよね?

って、証拠のエピソードがポロポロ出てくるようになったんです。

サイコパス上司と戦って人事も動き始めた!

ロボットから人間らしさを取り戻し。透明人間から輪郭を掴み始めたMさん(たとえは、すべてご本人の表現)

境界線ができて、本当の自分を思い出しはじめると、どんどん本音に気づけるようになって、ストレスに潰れることもなくなりました。

曲芸のように仕事を回して、1日100件以上のメールが押し寄せ、人員不足を訴えても改善しない職場で、体調不良になりながら働き続けていたところから。

一旦、休職してしっかり休んだあと、サイコパス上司に異動希望の話をすることに!

あの手この手で、罪悪感を植え付けてくる上司の言葉に流されることなく、きちんと要望を伝えることができました。

その後、部長と面談したり、人事部にも状況を訴えて、業務量の少ない日本支社に異動が決定。

Mさんは自身の経験を活かして、人事部で海外人材の育成業務に携わることになりました。

「どんなときも自分が自分の味方でいる」

「わたしは絶対、わたしを見捨てない」

何度も自分に声をかけたことで、穏やかに過ごせる時間が増えたそうです☆

「毎日ワクワクです!」というMさんのメッセージを読んで

挫折や後悔のまま終わらせず、ちゃんと次につなげられて良かったと思いました♪

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