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プロフィール
馬場 桃香
ばば ももか
~HSS型HSPの『働き方』に特化したカウンセリング~

延べ250人以上の相談実績をもち、「体調不良で諦めた仕事に再挑戦できた」「休日にカフェに行く余裕ができた」「好きなことで人との繋がりをもてた」というお声をいただいている。

自己主張が苦手な人も話しやすい雰囲気作りが得意で、「安心する」とよく言われる。

自身は、HSS型HSP気質をこじらせ、16歳で適応障害と診断され、4年間投薬治療を受けた経験がある。
社会人になり、最年少で昇進、全国トップレベルの営業成績を記録するが、摂食障害、借金200万円、ストレスで潰れて仕事が3年以上続かない、という悩みを抱えていた。

2017年に自分の気質が腑に落ち、「そのままの私で生きる!」と決意。同じように悩んでいる人の力になりたいという想いから、心理カウンセラーの道へ。

現在は、埼玉県の田舎からオンラインをメインに活動中。

自分のこと話せなかった私が4年間ブログに悩みを書き続けた理由

この記事は2022年1月15日に公開したものを再アップしました

こんにちは、ももかです。@momohsphss

自分の内面についてブログを書き始めて4年経ちます。

お会いした人から「悩みを書くの勇気いりませんか?」と、よく言われるので。自分のことをネットに公開する理由や、批判について思うことを語ってみます。

目次

悩みに向き合うため

もともと文章書くのは嫌いじゃないので、ブログは大学生のころから使っていたけど、1か月もたつと飽きて放置でした。

内容も当たり障りなく普通で、学生の日記みたいな感じ。

そんな私が悩みの投稿を始めたのは、自分を受け入れる決心をしたからです。

日記公開チャレンジ

2017年に日記の内容をブログに公開するチャレンジをしました。

ずっと「人前で弱音や愚痴を吐いてはいけない」と言い聞かせてきたので、そのルールを破ってみることにしたんです。

  • 自分に自信がないこと
  • 見た目のコンプレックス
  • 食べる悩み

こういう日記に書いてたことを、思い切ってインターネットという大海に放出してみたのです。

すると1か月後。

自分がHSS型HSP気質だと腑に落ち、「私が悩んできたのは、この気質を発信するためだった!」と使命感が湧き、いまに至ります。

海に手紙を流すように

私にとってブログは、手紙をビンに入れて海に流すような感覚なんですよね。

だれにも見つからないかもしれない、どこかで、だれかが拾って返事を書いてくれるかもしれない。

そんな気持ちで言葉にしたら、顔も名前も知らない人が「ありがとう」「救われた」と言ってくれて、実際に会えちゃったりする。

そういった出会いとか、世界が広がる体験が好きで、こころの支えなので続けています。

自分のことを話すのが苦手だから

ブログを読むと、意志が強くて自分を持っているような印象を持つかもしれないけど。

それは長時間考えて絞り出して、読みやすいようにまとめているからです!

もともと自分のことを話すのが苦手で、一時期「私は」と主語を意識して書く練習もしていました。

プレゼンは得意

普通に会話できるし、プレゼンは得意なんだけど。自分の好き・嫌いに対する意識が薄くて、周りが望むことを優先しがちなので。

  • このチームに必要なことは
  • この組織の利益になることは

っていう話なら、ペラペラ喋れるけど、「あなたはどう?」って聞かれると、答えるまでにめちゃくちゃ時間がかかるんですね。

だから記事のネタ探しは、自分探しにもつながっているんです。

  • なにを感じたのか
  • どうしたいのか
  • 心の奥底でなにを思っているのか

こういう自分の気持ちや価値観を明確にするために、ブログが役立ってます。

マイペースにまとめられる

ブログは読みたい人しか読まないし、私も書きたいときに書きたいことを書く。この一方通行のスタイルが合ってるのかも。

途中で相手の反応が入ってこないから、言いたいことを自分のペースでまとめられる。

人と会話すると、すぐに思ってることが出てこないし、相手のリアクションで考えこんじゃって、言いたいことがわからなくなるんですよね。

で、時間が経って考えがまとまるのでブログに書きますww

ひとりで集中して頭を整理できるから、最強の自己探求ツールだと思います。

変な話に共感してくれる読者さん

ブログに書くようなネタを身近な人にしてもイマイチ盛り上がらないので、日常生活ではほぼ話しません。

でもインターネットという大海に流すと、同じように変な話に共感してくれる人と会えるんですね。

ももか

誉め言葉です!

「こんなこと気になるっておかしいかな?」と思うことも、ブログに書くと感謝される。

HSS型HSP気質について書き始めたとき、すぐに反響があって涙が出るほど感動したのを覚えています。

ここまで続けてこれたのは、私の悩みや素直な感覚に共感してくれた読者さんのおかげです。

批判は怖くないのか?

悩みの公開をはじめた当初は、吐きそうな気持ちで更新ボタンを押してました。

もう

どうにでもなれ~~!!!ポチ

みたいな、清水の舞台から飛び降りる勢いで。

読者さんは繊細さん

私の場合はありがたいことに、好意的な反応をくれる人が多かったので、続けるうちに

ももか

広いネットの世界だから
ひとりくらい同じ気持ちの人がいるはず

と思うようになりました。

いまになって気づいたんですが、私が扱っているテーマが【繊細で傷つきやすく共感力の高いHSP】なので、そもそも心無い言葉を吐く人は読者にならないのです。

そうは言ってもビビりなので、ワードプレスに移行したときコメント機能はオフにしました。

それでも、Twitterのリプで感想くれたり、お問い合わせフォームから、わざわざ感謝のメッセージを送ってくれる人がいたりして、とても励みになっています。

議論できない

SNSはTwitterをメインでやっているけど、荒れたことはありません。

これも優しくてシャイなHSPのフォロワーさんが多いから、直接絡むよりコッソリ自分のペースで観察してくれているのだろう…と思ってます。(ありがとう)

たまにプチバズりしたとき、「反論を待ってるのか?」と感じるリプが来たこともあったけど。

反射的に言葉を出すラリーができないし、ネガティブなやり取りを見たほかのフォロワーさんが無自覚に共感するのを防ぐためにスルーします。

そういうのやりたい人は、できそうな人のところに行くんだろうなぁと、長年の経験で感じています。

ブログは自分や人とつながるチケット

私はブログのおかげで、たくさんの人、そして自分の気持ちとつながることができました。

うっかりすると忘れがちな自分の望みや価値観も、じっくり時間をかけて形にできます。

だれにも見せずに日記に隠しておくのもいいけれど。

だれかに伝える目的を持つと、脳内の違う部分のスイッチが入る感じで頭の体操になりますよ。

これからブログをやってみたい人の参考になれば嬉しいです。

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