こんにちは、ももか(momohsphss)です。
ブログで自分語りするのって、さいしょは勇気がいりますよね。
「わたしの経験なんて、だれも興味ないんじゃない?」
「特殊すぎて共感されないのでは?」
「アンチコメント来たらどうしよ…」
なんて、色々考えて1歩踏み出せない。
華々しい実績とか成功事例ならともかく(といいつつ、成功体験も書くの遠慮しちゃったり笑)
失敗談、黒歴史、挫折の経験など、恥ずかしい部分は隠しておきたいし。
「あれは血迷っただけ!本当のわたしじゃない!」と思いたいし、いまの成長した姿だけ見せたい。
でも、本当に届けたいメッセージは、どん底だったあの頃の自分への言葉だったりする。
わたしのお客さまも、過去に身も心も深く傷ついた経験があって「同じように悩んでいる人にメッセージを届けたい」と考えて、ブログSNSで発信している人が多いです。
フリーランスで起業してる人もいるし、副業でやってる人もいるし、無職から再起しようとがんばってる人もいます。
それでね、「同じように悩んでいる人にメッセージを届けたい」と思ってブログやSNSの発信をしているのに、手ごたえを感じない人は、ほぼ全員
自分がいちばん心を動かされたエピソードを隠して
結果だけ見せようとしている
です!!
心当たりのある人は、まずは方針を決めましょう。
- 実際の自分とは正反対のキャラをネット用に作って割り切る
- 等身大の自分をそのまま出して「それが好き」と言ってくれる人を集める
今回の話は、②の人向けです!
「正直に自己開示して、等身大の自分に興味をもってくれる人に見てほしい」という人は、この先読み進めてくださいませ!
失敗を隠そうとする心理が働いている
「同じように悩んでいる人」とか「過去の自分のように」と想定しているのに、一番大事な【何に悩んでいたか?】の話を避けがちなんですよね~
わたしの場合、イメージコンサルタントになろうとした第一次フリーランスチャレンジのときが、まさに……でした(汗)
当時は、まだまだ人に心を開くのが怖くて、リアルでも失敗を隠そうとして。上手く行った部分だけ、かっこよく見せたかったんですよね。
欠点(だと自分が感じていること)をネタにするのも抵抗があって。プライドが邪魔して書けませんでした。
でもね、読者さんの心にクリーンヒットするのって、
- 自分が本当に悩んでしんどかったとき、なにを考えたか
- どうがんばっても上手く行かなかった時期のこと
- いま思うと「視野が狭かったな」と感じる当時の考え
- その状態から抜け出す転機になったできごと
- この経験からの学び、気づき
- いま同じように悩んでいる人に届けたい言葉
こういう流れなのです。
これをビジネスの言葉に置き換えると、
V字回復ストーリー
キラーストーリー
ヒーローズジャーニー
なんて言われます。
ようするに、圧倒的ビフォーアフターですね。
あなたの人生物語「圧倒的ビフォーアフター」を語る!
たとえば、こんな感じ
(悩んでいたこと、しんどかったこと)
いまでは「すごい楽しそうに人と話すよね。」と言われますが、じつは小学校から不登校でした。
理由もわからず、容姿や名前のことでいじめられて、人と話すのが怖くなり、生きている意味も見失った時期があります。
(どうがんばっても上手く行かなかった時期のこと)
自分の存在は人に迷惑かけるんだと思い込んでいたので、本気で命を絶つ決意をして試みたこともありました。
それでも死にきれなくて、部屋のベッドで途方に暮れ、生きるのも死ぬのもできない自分に呆れて、ある日思ったんです。
「しょうがない、何かできること探してみようか」
(転機になったできごと)
まずは図書館に行って、気になった本を読むことから始めました。
いろんなジャンルを読むなかで、とくに興味をもったのが心理学です。
人の性質、心の動きについて理論ベースで理解することができて、それまでの苦しみの原因が次々に解明されたんです!
(この経験からの学び)
「なんだ、自分が悪いわけじゃないんだ!」
「ただ考え方や感じ方が違うだけなんだ!」
そう思えて、ものすごい温かい安心感に包まれました。
そこから心理学講座に通い、カウンセリングやコーチングも学んで、人と関わる恐怖心も克服していきました。
あのとき図書館で出会った1冊の本が、わたしを変えてくれました。
いまでは、スクールカウンセラーとして、あの頃のわたしのように学校に行けずに悩んでいる子供と、ご家族のサポートをしています。
(いま同じように悩んでいる人に届けたい言葉)
このブログでは、心理学の知識や、カウンセリングのノウハウをお伝えすることで
「あなたが悪いんじゃないよ」
「いろんな考え方の人がいていいんだよ」
そんなメッセージが届けばいいなと思っています。
ビフォーアフターがしっかり盛り込まれているので、説得力がありますよね。
不登校のお子さんをもつお母さんは「この人に相談したい!」と思うでしょう。
これがね、ビフォーの部分を隠してアフターだけ見せると、こんな感じになります。
スクールカウンセラーとして、学校に行けずに悩んでいる子供と、ご家族のサポートをしています。
このブログでは、心理学の知識や、カウンセリングのノウハウをお伝えすることで
「あなたが悪いんじゃないよ」
「いろんな考え方の人がいていいんだよ」
そんなメッセージが届けばいいなと思っています。
どうでしょう?
感情移入できず、心は動かされないですよね。
ストーリーが人の心を動かします。あなたの人生物語にある圧倒的ビフォーアフターです!
ストーリーは、でっちあげることもできるけど。
等身大の自分を出して「それが好き」と言ってくれる人を集める場合は、正直に自己開示することが必要になってきます。
仲良くなりたい人にそっと告白するつもりで
自分語りをするときのポイントは、
- 自分の考えを主張しよう!
- 勇気だして告白しよう!
です。
画面の向こうの読者さん、フォロワーさん、お客さまと仲良くなりたい。「こんなことあるよね。でも大丈夫だよ」って言ってあげたい。
そのためには、自分から歩み寄って声をかけるのです。
リアルでもネットでも、悩んでいる人は、自分から「悩んでます」とは言いにくいものです。
だから先に、こちらから「ねぇねぇ、こんな悩み抱えてない?わたしね、じつは悩んでたんだよ」って自己開示する。
仲良くなりたいのに、威勢よく自己主張する必要はないのです。そっと優しく告白すれば、同じように優しいリアクションが返ってきます。
ネットであっても、所詮は人と人。関係性を作るのに必要なものはリアルと同じです。
あなたが先に心の深い部分を告白すると、同じように深い部分でつながる読者さん(お客さま)とつながることができますよ。
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