こんにちは、ももか(momohsphss)です。
仕事を続けられなかった
借金した
病気になった
「なんで、わたしばっかりこんな目に…」と思うような人生の試練を経験したこともあるでしょう。
生きることも死ぬこともできなくて、前にも後ろにも進めなくて。
キラキラした日常を送っている人にイライラして、「もう人生やめたい」と気力が底をついたこともあるでしょう。
橋から身を乗り出したり、ベランダの手すりに腰かけてみたり、線路をボーっと眺めてみたり。ギリギリの状態で理性を保つ日々。
困っている人の役に立ちたい
恩返しがしたい
チームの一員になりたい
そんな気持ちでがむしゃらに突き進んでみたものの、力及ばない自分にガッカリして。自信をなくして。同じところでグルグルグルグル……停滞している気持ちになる。
やっと這い上がって、シャバに復帰して。
「今度こそ!」
「わたしは変わるんだ!」
と、過去を封印して生まれ変わったつもりで再スタート。
シャバに溶け込むために、黒歴史は記憶から抹消して。
「あのときは血迷っただけ。黒歴史の自分は自分じゃない。本当のわたしは、もっと他にあるはず!」って、言い聞かせる。
っていうか、思い出したくもない過去だし。こんな暗くてメンヘラ女の話、だれも聞きたくないでしょ。
だけど。
だけど、なんで?
いつもいつも熱くなるのは、黒歴史の話。
胸がギューって締め付けられて、声が震えて、自然と涙が溢れてきて。思い出すたびに、感情が揺さぶられる。
あれは違う!
わたしじゃない!
もう終わったことだから!
消したい消したい、逃げたい逃げたいって何度も思ったのに。けっきょく、わたしの人生でいちばん濃密な時間は黒歴史にあった。
苦しくて、しんどくて、恥ずかしくて。そんな過去、見せずに過ごせたら。なかったことにすれば、普通の人になれるかな?って思ったけど。
わたしを成長させてくれたのは華々しく成功したときではなく、どん底の黒歴史だったのだ。
あのときの自分を抱きしめるように、いまの自分からメッセージを送る。何度も何度もメッセージを送ったら、遠く取り残された、あの日の自分から「ありがとう」って返事が来た。
「だれかのために」なんて、かっこいいこと言えない。だれのためでもなく、わたしは自分を救いたい。
それだけ。
新着メールが届きました
あれ?メールが来てる。
検索していたら、たまたま辿り着きました。どの記事も共感ばかりで、涙が止まりません。
わたしも同じ状況で悩んでいたけど、だれにも言えずにいました。
ブログ書いてくれて、ありがとうございます。
すごい救われました。
うわーーーーーーー
自分のためにやっていたことで、だれかが喜んでくれることもあるんだ。
わたしの黒歴史が、だれかの役に立つこともあるんだ。
あんなに努力して、欲しくて欲しくてたまらなかった「ありがとう」の言葉。「やってて良かった」の充実感。こんな風に手にすることができるんだ。
ひとりじゃなかった
同じように悩んでいる人がいた
わたしに何ができるだろう?どうやって形にすればいいんだろう?
先のことなんて見えないけど、いまできること、いまやりたいことなら。見えてる範囲でやれそうなこと。考えてみよう。
どうしたら、もっと喜んでもらえるかな
どうしたら、わたしも楽しめるかな
あれ?
わたし今日も生きてる。なんか毎日楽しい!
「お話したくて申し込みました」
「お願いして本当に良かったです」
「人生楽しくなりました」
まさか、まさか!わたしがこんな言葉をもらえるなんて!
高校生のわたし聞いてる?
あのとき人生を諦めず生き延びてくれてありがとう。
こんなに……こんなにあったかくて、優しい毎日が来たよ。