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プロフィール
ばば ももか
心理カウンセラー
\ 扱いづらい私を好きになる!/
高共感体質の生きづらさ専門カウンセリング

HSP/HSS型HSP/エンパスの研究6年目。当事者の方から相談を受けるようになって4年目。

HSS型HSP気質で、高い共感力と両極端な二面性に振り回され、適応障害・摂食障害、愛着の問題を抱えていた。

共感と認知スタイル(ものの見方)が引き起こす生きづらさを解明し、克服した経験をもつ。

230人以上の相談実績があり、分類名の特徴と人格を区別し、本来の持ち味を活かすこだわりがある。

モットーは「肩の力を抜いてラフ(Laugh)に生きる♪」

システム手帳にハマり中。
ミニマルライフを目指したい。

WHOが作成した「黒い犬」の動画に学ぶ、悩みの深刻さと関係性

こんにちは、ももかです。@momohsphss

WHOが作成した「黒い犬」という動画、見たことありますか?

こちらは日本語訳してくれた方の動画↓

文字起こした記事↓

WHOの原文動画

私はナラティヴのワークショップで教えてもらいました。何度も繰り返し見ていると、この動画から理解できることがたくさんあるなぁって。

で、次の一文の意味が急に動画と紐づいて、「おぉ!なるほど!」となったので、記事で解説することにしました。

私たちが悩むのは、問題の大きさや頻度ではないということです。悩みの深刻さは、問題との関係性において理解されるべきだということです。

引用:ナラティヴ・セラピー・ワークショップBOOK1

まえに読んだ別の本でも、「どう扱えばいいか、わからないから悩む」と書いてあったのを思い出して、けっこう真理なんだなと感じています。

扱い方がわからないから悩む

なぜ悩むのかというと、そのできごとの扱い方がわからないから悩むんですよね。気持ちの落としどころ、置きどころがわからない。

同じことを経験していても、悩む人もいれば悩まない人もいます。

これは、ものの見方や感じ方の違いもあるけど、「処理のしかたを身に着けているか」っていう違いもあるんですね。

目を見て話せないAさんとBさんの例

たとえば、相手の目を見て話せない悩みを抱えている、AさんとBさんがいたとします。

Aさん

ほとんど家にいて人と話すのは1か月に数回。1回あたりの会話時間は10分くらい。

Bさん

月に20日職場で同僚と会話する。1回あたりの会話時間は30分以上になることが多い。

では、BさんがAさんのように、会話の頻度や時間を減らしたら、相手の目を見て話せないという悩みは消えるでしょうか?

可能性としては、Bさんが目を直接見るのではなく、おでこをボヤっと眺めれば相手に指摘されることなく、会話を続けられると気づくかもしれません。

そこから「今の環境でも、まぁなんとかやっていけるかな」という結論を出すかもしれません。

できごとの頻度と悩む時間

これはBさんがテクニックを身に着けたという行動面の話ではなく、「目を見て話せない状況は変わらないけど、その悩みに対する落としどころを見つけた」ということなんですね。

じゃあ、Aさんは会話の回数が少ないから、Bさんよりも悩む時間が少ないかというと、そうとは限りません。

むしろ、月に1回10分という会話が、毎日毎日、何か月も頭から離れず、もしかしたらBさんよりも考えている時間は長いかもしれません。

悩みの深刻さは、大きさや頻度よりも関係性

冒頭に紹介した動画では、最終的に男性は黒い犬の飼いならし方を身に着けたっていうオチなんですよ。

黒い犬に感謝しているとは言えないけど、いい教師だったと思う。

たぶん、この先も黒い犬は私の人生の片隅にいると思う。

でも、かつての様な猛獣じゃない。互いに分かり合った。

黒い犬を追放したとか、箱に入れて捨てたとか、別々の道を歩むことになったとか、そういう結論ではないんです。

黒い犬を飼っていた自分を消し去って、まったく新しい人物として再スタートしました!みたいな話でもない。

黒い犬にしてやられ、人生のハンドルを奪われた時期もあったけど。互いに分かり合ったら、かつての様な猛獣からいい教師に関係性が変化した。

ってことですね。

言い換えると、たった1回のできごとであっても、関係性によっては深刻な問題に発展するんです。

イメージと象徴

悩みとの関係性を見るときに、イメージと象徴の違いを知ると区別しやすくなります。

イメージは内界と外界の区別がなく、象徴は区別がある状態です。

イメージ

悩みとの関係性がイメージの状態にあるとき、内界と外界の区別がつかないんですね。

まさに、できごとをその場で体験しているような感覚になります。むしろイメージが外界を覆いつくして一体化してしまうこともあります。

画像の男性のように、自分自身が黒い犬になっている状態です。

たとえば気分の落ち込みがあったとき、1年前に上司から怒られた経験を思い出して、まさにその瞬間に体験しているような感覚になる。

象徴

悩みとの関係性が象徴の状態になると、内界と外界を区別して表現できるようになります。区別されると同時に結合もされるので、切断と接続を繰り返すような感じになります。

感覚的には、自分のなかにあるものをテーブルのうえに置くように眺めながら「私のことだけど別物」として話す感じ。

画像の男性のように、黒い犬と自分を別物として表現する状態です。(実際に話しているのは自分のこと)

1年前に上司に怒られた経験と、いま感じている落ち込みは別物だけど、両方とも自分のなかにあるものだ。みたいに、感じられるのが象徴。

関係性の変化に着目する

苦しい時期が続くと、悩んでいる自分を削除して、まったく新しい自分に生まれ変わりたいと思うんですよね。

だけど、いくら消そうと努力しても悩みは生まれ続けるので、渦中にいる人にとっては、もう絶望しかないわけです。

そんなときに、関係性の変化に着目すると、新たな可能性が見えてきます。下の記事も一緒に読んでもらうと、より具体的に理解できると思います。

で、今回の話で大事なのは、たった1回でも関係性によっては深刻な悩みになるってこと。

だから「こんな小さなことで悩んだらダメだよね」とか、「たまに考えるくらいだから、大したことないけど」みたいに思わないで。

それがたった1回でも、どんなに些細だとしても。苦しめてくる関係性だとしたら、丁寧に扱っていくべきです。

あなたと黒い犬は、どんな関係にありますか?

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