こんにちは、ももかですmomohsphss
働き方には自分の扱い方が反映される
自分の扱い方には親との関係が影響している
そんな標語が浸透してきて、わたしの周りでは、さいきん
「仕事を通して人から言われたかった言葉は、じつは親に言って欲しかった言葉でした」
こうした角度から、自分の本音に気づく人が増えてきました。
先日、インスタにも投稿したんですが、ブログにも解説を残しておきますね!
親への感情を整理すると働きやすくなる人の特徴
つぎのような傾向がある人は、親への感情を整理すると働きやすくなります。
- なにをしても幸福感が薄い
- 仕事で成果を出しても生活がボロボロ
- 評価得るほど孤独感が強まる
- 居場所がなくなる恐怖がつきまとう
- 見捨てられ不安が強い
- 人が信頼できない
- 親のことは考えないようにしている

こうした傾向のある人は、起業する理由として
- 自立したい
- 自分で稼げることを証明したい
- 養われるのが後ろめたい
- 少ない収入じゃ恥ずかしい
こんな気持ちを教えてくれることも特徴です。
幸せな働き方を遠ざける「すり替え」
とくにフリーランスで起業して稼ぐとき、つぎのような「すり替え」があると、幸せな働き方を遠ざけちゃうんですよね(泣)
家族問題のすり替え
- 実家暮らしが後ろめたくて経済的に自立したい
- 進路に関して親にうるさく干渉されたことがある
- 旦那の稼ぎが不安定だから私が働かなきゃいけない
- 私が仕事にのめり込むと旦那の機嫌が悪くなる
劣等感のすり替え
- 養ってもらうのは申し訳ないから働きたい
- 失敗して怒られたくない
- 同僚やお客様に迷惑かけるのが怖い
- 同年代の平均と比べて焦る
欠乏感のすり替え
- チャンスを逃したくない
- 社会から認められたい
終わらせたはずなのに考えちゃう
諦めて感情にフタをしている人は、こんな風に教えてくれることが多いです↓
「親のことは、もう終わらせた。なにを言っても理解されないし、伝わらないんだってわかったから。親も親なりに、事情があって、がんばってた。しょうがないよね。」
文章で伝えるの難しいんだけど、話を聞いてて、言葉の奥から感じるのは、
拒絶、諦め、失望、無関心、寂しさ、戸惑い
こうした感情です。
で、こうした感情を感じ切ることができず、鈍感になっていると、表面上は「怒り」が出てきます。
- 親のこと思いだすと、なんかイライラする
- 親子の話題に触れると、反射的に体がこわばる
- どうしても物申したくなる
って感じで、戦闘態勢になるんですよね。
だけど、深層心理では感情にフタをしているので、本人も、なぜイライラするのかわからない。
考えないようにしてるのに!なぜか考えるように仕向けられる!
親との問題は終わったの!わたしには関係ないこと!
こうやって「終わったはずなのに!その話題に触れるとイライラしちゃう!」という現象を、ももか用語でダイエット中のケーキ理論と言います。
ストレスに耐えながら、大好きなケーキをガマンしているのに、目の前で平然と食べ始める人がいる


ふん!わたしには必要ないもん!
ケーキって体に悪いの知らないの?
あーぁ、そんなに食べちゃって
イライラモヤモヤ
わたしには、もう必要ないのに!(意識を向けると頭が真っ白)
怒りのエネルギーは燃え尽きやすい
怒りのエネルギーが原動力になっている場合、
- 親のことは考えないようにしている
- 親の話題が出ると反射的に心が反発する
- 「言っても理解してもらえない」と諦めのニュアンスがある
こんな感じで、どうにか気持ちが揺さぶられないように防衛が働くんですね。
感情を掘り下げてみますと、健気な承認欲求が出てくることがあります。
- 認めてほしい、褒めてほしい
- 「がんばったね」「すごいね」って言ってほしい
- 親とは違う生き方ができることを知ってほしい
で、本人も無自覚に「親への当てつけ」で社会から認められようとしているんですね。
怒りのエネルギーが原動力の場合、ある程度の成果が出ても、同時に消耗感も強く残って、燃え尽きやすくなります。

家族が大好きで愛情深い自分を認める
心理学的には、
- 父親
-
リーダーシップ、上司、組織といった自分より大きな力
- 母親
-
サポート、部下、注目、といった自分に向けられる評価や賞賛
そんな象徴があります。
で、同じように親と確執があっても、高収入を得る人もいます。
そんななかで、親への感情がネックになって、社会生活に大きく影響を及ぼしている人は、愛情深くて、本当は家族が大好きなピュアな人なんですよね。
本当は、大好きだったお父さん、お母さん
いつも笑っていてほしかった
家族が仲良く過ごす時間が楽しかった
期待に応えられなくて、ごめんなさい
言われたことできなくて、ごめんなさい
ひとりでできなくて、ごめんなさい
ちゃんとできる姿を見せて、喜んで欲しかったのに
「こんな世界もあるんだよ!」って教えてあげたかったのに
「わたしは、こんな風に考えてるんだよ!」って伝えたかったのに
やっぱり、分かり合えないんだ
もう、いいや しょうがないよね

こころにポッカリ空いた穴は、お金や社会的な評価では埋めることができません。
必要なのは、愛情に気づくこと。
自分がちゃんと人を愛せるのだと、その力があるんだと自覚すること。そして、人から愛される存在だと体感すること。
血の通った生身の人間相手に育んていくと、どんどん心地よく満たされながら、マイペースに働くことができますよ!